伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

コンポストの優れもの「バクテリアdeキエーロ」

2015-02-02 09:22:08 | 環境
「バクテリアdeキエーロ」のベランダ用(ベランダdeキエーロ)を使い始めて約11か月。
330日の間、順調に生ゴミを処理して土に還している。

1日500gとして165kgにもなる。

夏には大きな丸ごとスイカも3つ食べることができたし、魚の腸もコーヒーのかすも全て土になった。
秋の落ち葉ももちろんごみに出さずに箱の中へ。



足元の袋にはまだ枯葉のストックが。
すでに2袋分が箱の中で腐葉土となっている。

生ごみに米ぬかをまぶして入れるので、この寒さでも順調に働いている。

出来た堆肥は、完熟させた後花壇に入れたところ、パンジーは今までになく生き生きと咲いている。

いつもは花がつかないハナミズキがたくさん花芽をつけたのも、この効果かな?

議会質問でぜひ積極的な取り組みを、と提案したが、今の所はいい答えが出ていない。

葉山町も逗子市も鎌倉市も国立市も、全国各地のごみ減量に取り組んでいる自治体では積極的に取り組んでいる。

使ってみたい人はたくさんいるのだが、なかなか現物が手にはいらない所がネックになっている。

千葉県内では支援学校市川大野学園の木工部の学生さんたちが制作している。
私のキエーロも大野学園製で中に断熱材も入っていて、スグレモノ。

注文したい人へ朗報です。

好評なので大野学園が販売会を下記の日程て行うそうです。

・2月20日(金)10:00~16:00

          ①コルトンプラザ

          ②ららぽーとTOKYO-BAY

          ③イオン船橋

          ④市川大野学園

・2月21日(土)10:00~16:00

          ①ららぽーとTOKYO-BAY

          ②イオン船橋

          ③市川大野学園


「バクテリアdeキエーロ」大活躍

2014-06-07 09:06:51 | 環境
生ごみ処理器「バクテリアdeキエーロ」を使ってはや3か月。

http://blog.goo.ne.jp/lynmiu_2011/d/20140314

市川大野高等学園製として紹介したが、つながりは市民ネットワーク・市川の植村さん。
キエーロの普及活動をしているのを聞いて、紹介していただいた。

私の「キエーロ」は順調に生ごみを食べている。
と言いたくなるくらいの働きぶり。
魚や鶏の骨以外は、生ごみをゴミ収集に出していない。

4月23日、台所ごみに米ぬかをまぶして、キエーロの中へ。
土の中に埋め込む。
我が家のごみは、ほとんど野菜くずとコーヒーの粉、時々卵の殻。

(原発事故前は野菜もできるだけ皮つきで調理していたのだが・・・・・。ま、それはさておき)



4月30日、跡形もなくなっている。



気温が高いため、3日程で大体無くなっていたが、甘夏などの柑橘系の分厚い皮が少々残っていた。
魚をおろした内臓なんか、あっという間になくなる。好きみたいだ。

箱の隅から覗いているのは種からでてきた何かの芽。

土がちゃんとかかっていれば、虫もわかず、コバエもたからない。
程よい水分を補給してあげるのがコツなので、水切りを厳重にしなくてもいいのが助かる。

表面を触ると、発酵熱で暖かくなっている。

植村さんは考案者の松本さんから、営利を目的としていないので材料費でOKと了解いただいている、という事だった。
目的は普及させること、なので、市川大野高等学園まで取りに行けるなら、学園生の実習も兼ねられるので、
一挙両得ならぬ一挙3得(?)。

5年は持つだろう、ということだが、頑丈に丁寧に作ってあるのでもっともちそうだ。
ベランダで雨がかからなければ、なおさら、大丈夫だろう。

四街道市民ネットワークの大谷さんは、段ボールコンポストの私の師匠だが、キエーロも試している。
自分たちのライフスタイルに合った方法が提案ができたら、幅も広がって行くはず。

お問い合わせは植村さんまで、どうぞ。











【拡散歓迎】6/7 講演会「東日本大震災被災地の海岸で起こっていること・考えたこと」原慶太郎さん

2014-06-03 16:25:28 | 環境
東京情報大学の原慶太郎さんの講演会です。

原先生には佐倉市の(仮)佐倉西部自然公園の基本理念のとりまとめにご尽力いただいた。
里山の生態系を残した公園造り、という佐倉市としては初めての試みだったが、原先生が座長になり市民参加でとてもいい基本理念ができあがった。
なんといっても、傍聴者にも発言の機会があったのは、佐倉市としては画期的で、いい思い出となっている。

講演会のご案内を下記の通りいただいた。
仙台の防潮堤事業が生態系にかなりのダメージを与えるということで、現在は仙台と佐倉を行ったり来たりして活動していらっしゃるらしい。

防潮堤事業から見える震災復興問題について、現地の調査結果からの講演です。

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東日本大震災の大津波が沿岸域に及ぼした影響や、その後の防潮堤や防潮林の復旧・復興事業が生態系に与える問題などに関して、下記のとおり講演会でお話します。

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講演会のお知らせ

東日本大震災被災地の海岸で起こっていること・考えたこと
-津波が海岸エコトーンに与えた影響とその再生そして復旧・復興事業-
                 東京情報大学 原慶太郎

日 時:2014年6月7日(土)14:30-16:00

会 場:千葉市中央保険福祉センター大会議室
    (きぼーる11階ボランティアセンター内)
    
    千葉市中央区中央4-5-1
    http://www.qiball.info/access/

参加費:無料(資料代300円)

主 催:里山シンポジウム実行委員会政策分科会
    NPO法人ちば環境情報センター

問合せ:ちば環境情報センター Tel:043-223-7807




    

伊勢原市 使用済み小型家電リサイクル視察記

2013-08-06 23:41:29 | 環境
8月6日 伊勢原市の使用済み小型家電リサイクル事業について、視察させていただいた。
訪問させていただいたのは「地域作業所ドリーム」さん。

佐倉市から2時間以上かけて行ってきたが、担当課の方から廃棄物行政へ福祉的観点を取り入れた神奈川モデルについて、わかりやすく説明していただいた。

今年4月から法律が施行された小型家電リサイクル法。
それ以前の1月から、伊勢原市では神奈川モデル第一号として使用済み小型家電のリサイクルが始まった。
神奈川モデルの特徴は、廃棄物行政に福祉作業所での解体作業を組み込んでいること。
ただ単に、小型家電リサイクルが始まったから回収して指定事業者に渡すだけではない。
福祉作業所での仕事づくりと100%リサイクルを目指している。

パッカー車でガラガラと回収したのでは、リサイクルできないゴミがたくさん出る問題がある。

手作業での解体は、「ストラップ以外はすべてリサイクルできます。」ということだった。

先日私たちも、木更津市の福祉作業所あゆみ会を視察したが、伊勢原市さんも事業立ち上げ前にあゆみ会を参考にされたということだった。



細かい作業を楽しくやっている。
家ではドライバーを持ったこともなかった女の子も興味をもって取り組んでいるとか。



小型家電の解体だけでなく、いろいろな作業台があり、それぞれ得意な作業を行っている。
「佐倉市からの視察です」と紹介してもらったが、全国からの視察があるということだった。

回収する品目は、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ゲーム機、デジタル携帯音楽プレイヤーなどで今月から電子辞書も始まった。

回収方法は各ステーションでは月2回、市役所や公民館は回収ボックスが常設されているということだった。
この回収ボックスは手作りでした。



伊勢原市役所の担当課の方々にはお世話になりました。
お忙しい中、ありがとうございました。

使用済み小型家電リサイクル 障がい者福祉事業所「あゆみ会作業所」の取り組み

2013-07-22 08:43:24 | 環境
7/16、木更津市にある障がい者福祉事業所「あゆみ会作業所」の視察訪問記です。

午前中は同じ木更津市内にある養護施設「野の花」を視察。
その足での訪問だったが、木更津市が広いことを実感。

「あゆみ会作業所」は2011年の千葉県ネット元気ファンドで助成した団体の一つだったが、その時は家電リサイクル品の分解を作業所で始めたばかりだった。

今年4月から施行された小型家電リサイクル法。
取扱い事業者の認可がまだのため、佐倉市ではまだ始まっていないが、認可が下りれば本格的に始まることになる。
都市鉱山といわれる使用済み小型家電から金、銀、レアメタルを取り出すための取り組み。
今は、よく無料回収車や回収所なるものが出没して回収しているが、果たして行先は?最終的にどうなっているのだろうと、いつも疑問に思っていた。
今回「あゆみ会作業所」で解体作業を目の当たりにして、とても丁寧な仕事をしていることに感心した。
ノウハウは試行錯誤の結果だということだった。
         ↓



100%利用できるので、廃棄するところはない、と胸を張る理事長の友田さん。

パソコンの中でも価値のある基盤。
友田さん曰く「価値のある物は美しい」
         ↓



2級品のパソコンは、基盤もそれなりということだった。

別棟ではペットボトルキャップの分別作業を、みんな楽しそうにやっている。
納期が決まっているので、それに合わせてきちんとこなす。
         ↓



ペットボトルキャップ以外のものや異物の選り分けと、
シールの着いたものの選り分け。
・・・・シールはがしはお年寄りの作業の材料になるとか。
やっぱり生きがいは仕事に勝るものはないようだ。

生き生きと作業しているので、誰がスタッフで誰が作業者か区別つかないくらい。

ひときわ目を引いたのが、きびきびと動き回る男性。
「あの方はスタッフですか?障がい者ですか?」
と思わず聞いてしまったが、すごい仕事っぷり。
誰もが一目置く作業者だった。

理事長の友田さんは、それぞれの障がいにあった効率のいい仕事を見つけてくるということだった。

小型家電リサイクル品の分解は納期がないので、時間を切られるのが苦手な人にぴったりの作業ということだった。
その代り、細かい根気のいる丁寧な作業が要求されるが、その分、売値が高くなる。

生き生きした働きぶりを見て、実感。

我家にあった子どものゲーム機や携帯電話を大きな段ボールいっぱい持参したが、
「昔のものは価値があるんですよ」
と喜んでいただいた。

長年捨てるに捨てられず困っていたのだが、すべてリサイクルできる、と聞いて出したほうもうれしい。

「あゆみ会作業所」でリサイクルの研修をして、千葉県内の同じ志の作業所と連携していきたい、ということだった。

ぜひ、リサイクルの行く先が分かっている事業者へ、出してもらいたいものだ。
それには、回収ルートをきちんと確立することが急務ということが分かった。



生ごみ減量 段ボールコンポスト

2013-07-19 16:06:23 | 環境
四街道市で段ボールコンポストの会の講習会に参加。
生ごみの減量を図るため、市の助成金を受けて活動を続けている市民グループ。
福岡市のNPO法人環境生活研究所の研修を受けたお二人は、少しでもごみの減量化に貢献するため毎年講習会を開催している。
スタートアップ講習会の1か月後に上手くいっているか、フォローアップ講習も行っている。



生ごみをヤシ殻と籾殻燻炭を使って発酵させて、ごみの減量をするといういたって簡単なもの。



私はEM菌もコンポストも米ぬかを使った発酵も、もちろん段ボールコンポストも自己流ながら試してきた。なかなか上手く続けられなかったので、久しぶりの挑戦となる。

コンパクトな段ボールキットなので、気軽に始められる。
さて、何もごみが入れていないコンポスト材。



これから4か月後、上手にできているでしょうか?
楽しみ。
ごみに出すのが嫌でスイカも買わなかったが、怖くないのでさっそく丸ごとスイカを買ってきました。

1/19講演会「新農薬ネオニコチノイドが日本を脅かす」養蜂家からの証言

2013-01-22 08:29:34 | 環境
講演会「新農薬ネオニコチノイドが日本を脅かす」水野玲子さん(「有害化学物質から子どもの健康を守る千葉県ネットワーク」主催)が行われた。

日本で現在大量に使われている農薬「ネオニコチノイド」は放射能と同じくらい子どもに影響があるのではないか、と言われている。
また、ミツバチの大量死、蜂群崩壊が農業にダメージを与えているが、その原因もネオニコチノイドではないかと言われている。
講演会では養蜂家 藤原誠太さん(日本在来種ミツバチ 藤原養蜂所)の報告が、とても臨場感があってよかった。


       ↑
  オス用の通常より粗い目の巣箱ネットを手に、藤原さん

現在、蜂の大量死の原因を解明しようと実証実験が行われている。
原因はダニと言われているが、昔から蜂のダニは問題だった。

現在、薬の耐性ダニが出てきているので、オスを活用する方法を研究している。

オス蜂にダニが集まりやすいことは分かっていた。
働き蜂より8倍から10倍嗜好性があるということで、巣箱の中のオスを切り取って、ダニが巣箱にはびこるのを防いできた。
オス蜂は、働き蜂が集めてきた蜜を食べるだけの無駄飯食いなので、排除してきたが、ダニ対策に積極的に使おうというもの。

水田がないのでネオニコチノイドの被害がない奄美大島での調査結果では、働き蜂にはダニがついていないが、オスには驚くほどついていた、ということだった。

蜂の幼虫にとって大きなダニが吸い付いている。とても痒がっているそうだ。
      ↓




日本では、カメムシ対策のため8月にネオニコチノイドを使用している。
ラジコンヘリが主流だが、タンクが小さいため、2000倍で希釈して使うべき農薬も8倍という高濃度で使ってもいいことになっている。

7年前の8月、藤原養蜂所が被害を受けた。
藤原養蜂所では日本ミツバチと西洋ミツバチを使っているが、西洋みつばちのみが死んだ。
当初、原因がわからなかったが、3km先の水田に散布されていた。
それまでも農薬にやられると、山に持っていくと復活するのが通常だったが、秋にも復活できず、冬越しできなかった。

その年の8月を起点に東北地方では、「ダントツ」(クロチアニチン 光分解しやすい農薬)が使用されていた。
農協と話し合って、 致死率50%の「スタークル」「ジノテフラン」にかえたので、翌年、パラパラ死ぬぐらいになった。
ところが「スタークル」「ジノテフラン」は光分解しないことが分かった。
ダントツは致死率は高いが残留性が低く、スタークル、ジノテフランは即効性よりもじわじわと毒を出し続け、被害が深刻化することが後になって判明。
蜂は花粉を巣箱に貯める習性があるので、農薬まみれの花粉を食べて春先まで被害が続いた。
果樹に使われる「モスピラン」も長持ちする。

ネオニコチノイドは水溶性のため根から吸い上げたものがずっと毒性を放つし、ネオニコチノイドの使用でダニが増えてきた。

ミツバチ群崩壊症候群は米国カリフォルニアでアーモンド畑から始まった。
現在、ネオニコチノイドを使わない方向にいる。

蜂蜜はデトックス効果が高いが、ミツバチにはデトックス機能がない。
他の昆虫は植物をかじるがミツバチは花に呼ばれて共存している存在のためで、肝臓機能がほとんど働かない。
そのため、農薬の被害を一番受けやすい。

もともと農薬、化学物質はドイツの毒ガス技術から生まれたもの。

現在、生態系が変わってきている。
ネオニコチノイドはダニ、クモには効きにくく、蜂に効くので、天敵のジガバチが少なくなり、一つの養蜂所に女郎蜘蛛が200~300匹ぐらいいる。

果物には中にしみ込んでいるので洗ってもだめ、残留している。

鳥が異常に減っている。
特にムクドリ系が減ってきている。
韓国と日本では東洋ミツバチ8割いなくなった。
病気のミツバチが今大問題になっている。
蜂のヘルペス、エイズも深刻だ。

煙草と同じような成分だが、胎児への影響が問題。
小学校では、発達障害児が一クラス3人ぐらいだったのが、増えてきているということだ。
体にたまる農薬ということを、実感している。

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自然を相手にしている養蜂家は農薬の深刻な被害を身をもって感じている。
蜂がいなくなれば農業へ大きなダメージがあることは分かっているはずだが、誰も声を大にしてネオニコチノイドが原因だと言わない。
巨大な化学会社を相手に、運動を起こそうとしても、声を封じる動きがあるのが現実だ。
原発問題も農薬問題も根は同じ。


【拡散歓迎】12/9「生態系と子どもを農薬から守るために ~EUの農薬規制から学ぶ~」

2012-12-05 08:22:56 | 環境
ミツバチの大量失踪で、環境への影響が問題視されているネオニコチノイド系農薬。
人間への影響も深刻だが、あまり知られていない。
ネオニコチノイドの影響は有機リン以上に深刻らしく、脳に影響して凶暴な行動に出る報告も聞いている。
稲や果樹などに大量に使われているが、水溶性なので洗ってもだめ。
水田の生態系への影響も深刻で、見える被害がミツバチの大量死となっている。

ネオニコチノイド系農薬の学習会のお知らせ****************

環境保全型農業推進のための国際市民セミナー

「生態系と子どもを農薬から守るために ~EUの農薬規制から学ぶ~」


子どもの脳への影響が指摘されている有機リン農薬。
そのほとんどがEUでは禁止されていることをご存知ですか?

その後に出てきたネオニコチノイド系農薬についてもEU加盟各国ではミツバチへの影響を重視し、部分的に使用禁止されているケースも出てきています。

一方、日本では有機リン系農薬もネオニコチノイド系農薬も使い放題。
禁止が検討される気配すらありません。
生態系や子どもたちへの影響が懸念される農薬に対するこの行政の対応の違いはどこに理由があるのでしょうか?

農薬規制先進地域のEUから専門家を招待して、日本で国際セミナーを開催することになりました。
EUの進んだ農薬規制を学び、日本でも農薬の厳しい規制を実現させるための参考にしましょう。
ぜひご参加ください。

講演予定

1)EUの新農薬規制 その効果と限界(仮題)
スーザン・ハフマンズさん 農薬アクションネットワークドイツ

2)有機リン・ネオニコチノイド系農薬規制の科学的根拠(仮題)
ノア・サイモンさん ベルギーの養蜂研究情報センター(CARI)獣医師

3)農業用途以外の農薬の規制について(仮題)
クリスチャン・シャイブルさん フランス環境NGO連合(FNE)元欧州環境局(EEB)

4)日本の農薬規制の問題点(仮題)
辻万千子さん 反農薬東京グループ

5)パネルディスカッション

日時:2012年12月9日(日) 10:00~17:00

会場:YMCAアジア青少年センター 9階国際ホール
東京都千代田区猿楽町 2 – 5 – 5
(周辺地図はhttp://ymcajapan.org/ayc/hotel/jp/access-access.html)
JR水道橋駅徒歩5分、東京メトロ神保町駅徒歩7分

資料代:1000円

参加人数把握のため、ご参加希望の方はファクス(03-5368-2736)かメール(kokumin-kaigi.syd.odn.ne.jp)でご連絡下さい。

主催:NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
ネオニコチノイド系農薬中止を求めるネットワーク

連絡先 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階 Tel.03-5368-2735 Fax.03-5368-2736
Homepage: www.kokumin-kaigi.org Email: kokumin-kaigi@syd.odn.ne.jp

(このセミナーは地球環境基金と一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストの助成を受けて開催されます。)

印旛沼のEボート大会に参加

2012-10-20 22:25:55 | 環境
10月14日 印旛沼流域環境・体験フェアの「Eボート千葉大会-いんば沼-」に参加。
例年なら印旛沼のゴミ拾いに「耕さない田んぼの会」として参加していたが、今年は大野ひろみさんの強ーい参加呼びかけがあり、Eボートに乗ることになった。
初めての経験で、ドキドキ。
パンフレットを見ると、迫力の写真で、ちょっとビビる。

お天気は快晴、風もなく絶好のEボート日和。

私たちが参加したチームは「ラッキー7」。
若手の中に私たち二人。平均年齢を上げている。

それはさておき、日ごろ鍛えた体力を発揮できるとひと踏ん張り。



スタート地点で。「ラッキー7」は左側。



元気いっぱい掛け声かけて



折り返してからが長かった。ちょっとへばる。



午前中まではファミリー部門3位だったので、決勝に備えてスタンバイ。
ちなみにアドベンチャー部は佐倉市職員の若手グループ。彼らも決勝に備えていました。

結果は予選落ち。待ち時間の中で暑い日差しに体力も消耗し、へとへと。
楽しい一日でした。

環境フェアには印旛沼流域の9市2町の各自治体や環境団体のブースが多数あり、面白かった。

その中で、



千葉大近藤研究室のブースでは、自分の住んでいる町が以前はどんな形状だったかわかる地図の比較の説明をしていただいた。



明治15年に作られた地図は大変正確なもので、植生まで詳細に書き込まれている。
現在と比較して盛土か切土か地盤の変遷もわかり、地震被害の予測にも役立てられる、ということだった。



「NPOせっけんの街」の山部さんと。



コスモス畑と風車。



 

「リユース食器 風車」

2012-09-29 00:38:57 | 環境
今年2月議会で廃棄物問題を取り上げた。
ゴミは単にリサイクルすればいいわけではなく、ごみゼロを目指すべき。
それにはまずごみの発生を抑制してごみ減量化を進めていくことが最重要課題です。
まずは発生抑制、次に再使用、最後がリサイクルで、焼却や埋め立てを極力止める社会にしていきましょう、という趣旨でした。

そこで取り上げた一つの提案が「リユース食器」

イベントがあるとき、使い捨ての食器じゃなく、リユースレンタルの食器を使ってほしいというものだった。
使い捨て食器をゴミとして焼却するコストを考えれば、リユース食器のほうに軍配が上がるはず。

佐倉にはリユース食器を扱っているNPOワーカーズコレクティブ風車がある。

宅配便で食器を送り、使ったらそのまま段ボールで送り返すというシステム。

詳細は↓
http://homepage3.nifty.com/fuusha-sakura/

不登校、ひきこもりの親の会が居場所と仕事づくりのために立ち上げたNPOで、平成20年10月に始まった。

平成22年度の千葉国体に合わせ、大口注文に対応できるように食器を増やしたり殺菌する機械を増設したりして規模を広げたいという事業計画があり、その前年度、市民ネットワーク千葉県の元気ファンドに応募してきた。
私が元気ファンドの運営委員だったので、話を聞き、書類審査にかかわった経緯がある。

元気ファンドから50万円の事業資金がおりて、規模拡大に市民ネットワークも一役買うことができた。

その後、全国各地から注文が入るようになり、浦安市は積極的に市民団体へも紹介してくれるという話だった。

地元の佐倉市でもぜひ積極的に利用してはどうでしょうか?
と今年2月議会で質問したが、ポツポツ使っているような答弁だった。

今日障がい者のユニバーサル就労の講演会に参加したが、「風車」の関係者から、印旛沼の清掃活動の後にふるまわれる豚汁用にリユース食器1千個注文が入ったといううれしいニュースを聞いた。

また、時給が上がったので働いている人たちがとても張り合いが出てきた、ということだった。

ユニバーサル就労もしかり、風車のように障がい者や引きこもりの人の居場所と仕事づくりをしているNPOを支援していくのも、行政の仕事の一つではないだろうか。

ぜひ「イベントではリユース食器を使おう」という合言葉が使われるくらいに、力を入れてほしいものだ。
ゴミ減量化のためにも。
障がい者の仕事づくりのためにも。