7月31日東京新聞 本音のコラムより
「政治不在の恐怖」鎌田慧さん****************
あまりにも姑息だ。
反省がない。
改善する意思がない。
利権政治を変えようとしない。
批判に耳をかさず、国民の生命と安全を考えず、未来に対しての構想力がない。
無責任で、批判されても、柳に風を装う。
人間をバカにしている。
野田政権のことだ。
関西電力・大飯原発の再稼働を認めたのは、経産省直結の安全・保安院だった。
両者の関係は「警官と泥棒」(佐藤栄佐久 前福島県知事)と酷評されている。
この癒着が福島原発の事故を招いた、と言って過言ではない。
結局、原発の監督機関として、「原子力規制委員会」を発足されることになった。
ところが委員長に起用されるのは,田中俊一 前原子力委員長代理、二人の委員は電力会社から報酬を得てきた。
このデタラメ人事が、政権の厚顔無恥を示す。
野田政権は、原発推進に突進しているだけだ。
原発の恐怖にたいして、運動が広がり、60年安保反対闘争に匹敵しつつある。
野田首相。
まだ自己決定と政治家の責任意識があるなら、集会やデモに集まってくる、女性や子供たちの真剣な表情を見てみたらどうか。
関電会長が高浜原発の2基も再稼働させたい、と言い始めた。
政府は完全に舐められている。
主権者の声を踏みにじり、財界の意思に従うだけだ。
「原発ゼロ」の声がさらに高まっている。
再稼働をしなければ達成できる。
おわり******************************
大勢のデモ参加者の顔触れは、確実に若い人たちが多い。
バギーを押した子ども連れが、赤ちゃんを抱っこした若い親たちが、やむにやまれず参加している。
静かな怒り、止まらない怒りを感じた。
60年代の激しい闘争とは違った、ものを考えないように教育された世代の目覚めだ。
子どもを持つ親たちは、次の世代に責任があるから。
年老いた政治家たちは、後のことはどうでもいいのか。
自分たちが死んだあとのことは関係ないのか。
政治家の責任をどう考えているのか。
特に国政の場にいる議員は。
さくら・市民ネットワークは地元選出の国会議員
民主党 奥野誠一郎衆議院議員
みんなの党 水野賢一参議院議員
民主党 小西博之参議院議員
へ下記のような要望書をFAXで送付しました。
*******************
衆議院議員○○○○様
原子力規制委員会の人事に反対するよう要望します。
政府は原子力規制委員会の初代委員長に、元日本原子力学会会長の田中俊一氏を内定しました。
田中氏はいわゆる「原子力ムラ」の住人と言われ、除染ビジネスにも手を染めている人物です。
また、氏が委員を務める政府の原子力損害賠償紛争審査会の議論では、
自主避難者に賠償を認める方針に異を唱え、一方、国が住民帰還の目安とする年20ミリシーベルトというとんでもない基準には強力に賛成してきました。
このように、脱原発を求める国民の意思とかけ離れた人物を、強大な権限を持つ委員長に据えるとは、民主党政権はますます「原子力推進」へと傾いているとしか思えません。
また、田中氏以外にも、今回の規制委員候補5人のうち、中村佳代子氏、更田豊志氏がやはり「原子力ムラ」の住人としてこれまでの言動が取りざたされています。
この人事案は最終的に国会で承認されるので、○○衆議院議員におかれましては、ぜひ反対していただきたく、要望書を提出する次第です。
少なくとも「原子力ムラ」からは委員を選任せず、中立公正な人物を選任することこそ、今、有権者が求めていることではないでしょうか。
以上、国会での採決の際には、本人事案に反対してくださるよう、強く求めます。
********************
ぜひ、地元の国会議員へ皆さんの声を届けてください。
「政治不在の恐怖」鎌田慧さん****************
あまりにも姑息だ。
反省がない。
改善する意思がない。
利権政治を変えようとしない。
批判に耳をかさず、国民の生命と安全を考えず、未来に対しての構想力がない。
無責任で、批判されても、柳に風を装う。
人間をバカにしている。
野田政権のことだ。
関西電力・大飯原発の再稼働を認めたのは、経産省直結の安全・保安院だった。
両者の関係は「警官と泥棒」(佐藤栄佐久 前福島県知事)と酷評されている。
この癒着が福島原発の事故を招いた、と言って過言ではない。
結局、原発の監督機関として、「原子力規制委員会」を発足されることになった。
ところが委員長に起用されるのは,田中俊一 前原子力委員長代理、二人の委員は電力会社から報酬を得てきた。
このデタラメ人事が、政権の厚顔無恥を示す。
野田政権は、原発推進に突進しているだけだ。
原発の恐怖にたいして、運動が広がり、60年安保反対闘争に匹敵しつつある。
野田首相。
まだ自己決定と政治家の責任意識があるなら、集会やデモに集まってくる、女性や子供たちの真剣な表情を見てみたらどうか。
関電会長が高浜原発の2基も再稼働させたい、と言い始めた。
政府は完全に舐められている。
主権者の声を踏みにじり、財界の意思に従うだけだ。
「原発ゼロ」の声がさらに高まっている。
再稼働をしなければ達成できる。
おわり******************************
大勢のデモ参加者の顔触れは、確実に若い人たちが多い。
バギーを押した子ども連れが、赤ちゃんを抱っこした若い親たちが、やむにやまれず参加している。
静かな怒り、止まらない怒りを感じた。
60年代の激しい闘争とは違った、ものを考えないように教育された世代の目覚めだ。
子どもを持つ親たちは、次の世代に責任があるから。
年老いた政治家たちは、後のことはどうでもいいのか。
自分たちが死んだあとのことは関係ないのか。
政治家の責任をどう考えているのか。
特に国政の場にいる議員は。
さくら・市民ネットワークは地元選出の国会議員
民主党 奥野誠一郎衆議院議員
みんなの党 水野賢一参議院議員
民主党 小西博之参議院議員
へ下記のような要望書をFAXで送付しました。
*******************
衆議院議員○○○○様
原子力規制委員会の人事に反対するよう要望します。
政府は原子力規制委員会の初代委員長に、元日本原子力学会会長の田中俊一氏を内定しました。
田中氏はいわゆる「原子力ムラ」の住人と言われ、除染ビジネスにも手を染めている人物です。
また、氏が委員を務める政府の原子力損害賠償紛争審査会の議論では、
自主避難者に賠償を認める方針に異を唱え、一方、国が住民帰還の目安とする年20ミリシーベルトというとんでもない基準には強力に賛成してきました。
このように、脱原発を求める国民の意思とかけ離れた人物を、強大な権限を持つ委員長に据えるとは、民主党政権はますます「原子力推進」へと傾いているとしか思えません。
また、田中氏以外にも、今回の規制委員候補5人のうち、中村佳代子氏、更田豊志氏がやはり「原子力ムラ」の住人としてこれまでの言動が取りざたされています。
この人事案は最終的に国会で承認されるので、○○衆議院議員におかれましては、ぜひ反対していただきたく、要望書を提出する次第です。
少なくとも「原子力ムラ」からは委員を選任せず、中立公正な人物を選任することこそ、今、有権者が求めていることではないでしょうか。
以上、国会での採決の際には、本人事案に反対してくださるよう、強く求めます。
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ぜひ、地元の国会議員へ皆さんの声を届けてください。