伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

文科省 航空機モニタリング測定結果 千葉、埼玉、群馬編

2011-09-30 08:17:52 | 放射能問題

     坂本さんより
        ムラサキヤマドリタケ
        派手な色ですが優秀な食用キノコで、身近な公園などにもあります。

9月8日にいただいた写真。
たとえ見つけても食べる自信がないくらいまっかな派手なタマゴタケとともに
進化の歴史、自然の作りだす力を感じます。

さて、
文科省が継続して発表している福島原発事故による放射性物質の航空機モニタリングの測定結果に
昨日千葉県のものが埼玉県と共に追加された。

 9月27日に群馬県のものが発表され、同県及び長野県境の汚染の深刻さが報道されましたが、
今回いわゆる東葛地域のホットスポットも確認されます。
また袖ヶ浦、君津近辺が相対的に線量が高いことに気づきます。

 群馬県:http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092714.pdf
 埼玉県・千葉県:http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092917_1.pdf

これはセシウムだけで、他の核種はどうなっているのだろうか?
福島第一原発からの放出は止まっていない。

議会質問 放射能問題75分勝負!

2011-09-27 01:28:18 | 放射能問題
9月26日議会質問が終わった。
当日、除染費用、食品放射能測定器購入・設置費用が代表質問の始まる前に、追加補正で出された。
明日から関係する常任委員会にかけられる。
私も文教福祉常任委員なので、学校、保育園、幼稚園の除染費用、給食関係の議案が出される。

それにしても食品測定の機械はかなり精度の高いもののようで、
当日測定で検出限界値を30ベクレル/kgと目標にするようだ。
エライ!!佐倉市、頑張りました。

まだ質問の答弁をまとめていないので、質問原稿を載せます。
他に 県外からの被災者対策を聞きました。
持ち時間30分、時計を見ながら最後まで行き着けるか、一問一答のハラハラドキドキの75分でした。(答弁が45分)

 3月11日の福島第一原発の事故より半年がたちましたが、収束には程遠く、炉心のメルトスルーが現実のものとなり、セシウムだけでなく、プルトニウム、ストロンチウムなどが大量に流出し、大気汚染だけでなく海洋汚染も続いています。東海、南海沖地震の起こる確率がさらに高まったと言われ、再度の原発事故は何としても防がなければなりません。
浜岡原発をとめた菅首相から野田首相に交代し、一年ごとの首相交代は政治不在と言っても過言ではありません。
野田首相は国連演説で原発推進を明らかにしました。
しかし、終息のめどの立たない福島第一原発の現状を認識すれば、脱原発と省エネルギーそして自然エネルギー開発の重要性を訴えるべきではなかったでしょうか。
国内向けには原発依存度の低下を約束しながら、国外では原発ビジネスを続けるという姿勢には、とても信頼をする事は出来ません。
 今年の夏、首都圏や東北地方で実施された節電は、当初目標を大きく上回り、電力使用量は前年比21%削減となりました。
原発54基中11基の稼働でも電力は不足せず、東京電力を筆頭とする電力会社の問題点が、浮き彫りとなりました。
原発の危険性と隣り合わせに暮らすより、子どもたちの健康を保障して欲しい、安全な生活が欲しいという市民の願いを受け止め、原発は即時停止するべきです。
 また佐倉市は国へ安心して暮らせる社会を構築するためにも、原発に頼らない社会を求める声を上げていって欲しいと願います。

1項目目、深刻化する原発事故後の放射能問題についてです。
市民ネットワークでは5月と7月に市内の学校や公園を中心に、放射線測定を行いました。市の測定結果とも同じく、佐倉地区より臼井、志津地区の放射線値が高いことがわかりました。
また、群馬大学早川由紀夫教授の放射能汚染マップでも佐倉市は東葛地区に準じる汚染地区に入っています。
8月26日菅政権の置き土産、「平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」が、また原子力災害対策室本部より「除染に関する緊急実施基本方針」「除染に関するガイドライン」が出されました。
佐倉市は国の方針を受け年間1ミリシーベルトを目標に対策を行っていくと、今議会で答弁がありました。
では、2点伺います。
 5月より市内の測定を行ってきましたが、その結果をどのように分析していますか?

 また、9月9日印旛郡市広域圏9市町の市長、町長から東京電力へ原発に伴う除染事業への協力を求める要望書が出されました。
東電からは月末までの回答とのことですが、具体的にはどのようなことを想定していますか?

 本来原発事故が起こらなければ必要のない除染対策など市のかかった費用等全て東電に賠償請求するべきと考えますが、いかがお考えでしょうか?

 市内のお茶屋さんはお茶の汚染問題が新茶の時期と重なり、売り上げに大きく影響したと窮状を訴えていました。
農業者へは賠償請求できるとHPにもありましたが、他にも原発事故の影響を受けた業種があるかと思います。
市内業者の被害状況調査をしていますか?
また、東電への賠償請求のサポート、情報の提供など、生産者、小売店へのきめ細かな対応が必要と考えますが、今後の対応を伺います?

 1点目、放射線測定とホットスポット対策、除染対策についてです。
私たちの測定でも、毎時1マイクロシーベルトや3マイクロシーベルトを超える地点が判明し驚きました。
測ってみて初めてわかる放射能汚染です。
市内のホットスポットへの認識と、対策について伺います?

 土ぼこりで舞い上がった放射性セシウムのほうが大気中からの直接吸い込むより内部被ばく量が10倍も多いという調査結果が、先日の日本原子力学会で発表されました。
特に上座公園や宮ノ杜公園又9/14の調査では青菅大塚公園が高い放射線量が確認されています。
今回の除染対策地点には入っていませんが、今後どのように対応していきますか?
子どもの命が大切なことからも速やかな対応を求めます。

 2点目、廃棄物、汚泥、樹木チップなどの放射性汚染問題についてです。
○ 現在清掃工場の焼却残さ、焼却飛灰からも高い放射性物質が測定されています。
直近の測定値は下がってきていますが、現時点での焼却残さ、飛灰の状況と処分方法、処分後の放射線測定値について伺います?

 また、測定値が下がってきている要因を、どのように分析していますか?

○ 衛生組合汚泥から作られている肥料から放射性セシウムが検出されています。
原料汚泥は1㎏あたりの基準値200ベクレルのところ56.8ベクレル、肥料は基準値400ベクレルのところ334ベクレルでした。
3.11以前の放射性物質を測っていましたか?
また以前の基準値はありましたか?

基準値より下回っているとはいえ、わざわざ放射性物質を環境中に戻してしまうことは、大変問題です。
数値が下がるまで、配布を中止するべきと考えますが、ご見解を伺います?

○ 側溝はホットスポットの除染の重要ポイントです。
側溝や道路清掃で集めた土は、産廃扱いになりますが、現在どのように処理していますか?

 9月に実施した側溝調査22カ所中6カ所が0.223マイクロシーベルト以上でした。
今後、放射線測定をどのようにしていきますか?

○ 剪定枝チップ化事業についてです。
現在、放射性セシウム134、137が草チップから合計2460ベクレル、枝葉チップから2140ベクレル検出され、配布は中止しています。
3.11以降枝葉に降り積もった放射性物質が、剪定枝や草に付着して集められた結果です。
高い放射能の値は予想されたことでした。
この剪定枝チップの使用状況をお聞きします?
 
 すでに使用されたものに関しての、後追い検査をするかどうか伺います?

 「除染に関する緊急実施基本方針」に沿って今後の対応を伺います?

 3点目、給食食材の安全性の確保についてです。
食品放射能検査費が約千二百三十万円計上されました。
今後どのように検査体制を整えていきますか?

 人員配置、毎日何品目検査をするのか?
検出限界値、または定量下限値について伺います?

 米など主食に関しては前もって検査できるので、検出限界値を低くして測定すべきと考えますが?

 給食食材の産地分布について伺います?

 お弁当持参や牛乳を飲むか飲まないかを保護者選択に任せることが必要です。
現在学校での対応はどのようになっていますか?
また、どれくらい周知されていますか?

 4点目、食品中の放射能測定についてです。
食品の放射能測定体制を整えていくことは、これからの重要な課題です。
農水省、消費者庁の補助金について、応募しなかった理由と、今後の予定について伺います?
 
 特にJAと連携しながら放射能測定器を配備し、迅速に対応する事は生産者保護、消費者保護につながります。
常時測定できる測定体制の確立について伺います?

 小金井市、藤沢市、柏市ではチェルノブイリ原発事故後、放射能測定室を設置し市民とともに放射能測定をしてきました。
特に小さな子どもさんをもった親にこそ必要な取り組みです。
消費者庁の補助金は10/10使えると聞きましたが、是非、市民放射能測定室を立ち上げ、市民協働での取り組みを提案します。ご見解を伺います?

 5点目、学校、幼稚園、保育園の放射能測定値に対応するマニュアル作りについてです。
 私たち市民ネットワークは原発事故後、すぐに学校対応マニュアルが必要と、署名活動をおこない2279筆の方々の声を集めました。
8月26日国の基本方針を受け、佐倉市が年間被ばく量1㍉シーベルトに抑えるため基準値を0.223マイクロシーベルトに定めたことは、今後の放射能対策をとる上で大きな一歩となりました。
私たちの当初の目的が達成され、子どもたちの命を守る上でも、大変評価されます。
今後除染作業を迅速に取り組んで行って欲しいと願います。
 また、原発事故が再度起こった時、どのように対応するか、室内に止め置く、屋外での運動は止める、など緊急時のマニュアルが必要と考えます。ご見解を伺います?

 除染対策について、私立保育園、私立幼稚園への対応はどのようにしますか?
 
 砂場の安全性の確保について、伺います?

 砂の中に混ぜ込まれた放射性物質は空中線量から分かるものなのか疑問に思います。
やはり土壌検査が必要と考えますが、ご見解を伺います?

 今回、小さい子どもを持ったお母さんたちが佐倉市へ「子どもの安全な遊び場を求める要望書」を出しました。
子どもの内部被ばくを回避するため、市内全ての公園、園庭の測定と対策、また市内に何カ所かある子ども達の遊び場への支援などを求めています。
除染などの放射能対策は子どもの健やかな成長を願う親の切実な願いです。
どのように受け止めますか。対応を伺います?

NHK「クローズアップ現代」やっぱり〆はお決まりのフレーズ

2011-09-27 00:45:58 | 放射能問題
9/26のクローズアップ現代
放射能から子どもを守りたい
 ~母親たちのネットワーク~


放射能から子どもを守る全国ネットの活動が紹介された。

「東京電力福島第一原発の事故から半年あまり。
食品、土壌などから次々に放射性物質が検出される中、「子供を放射能から守りたい」と、30~40代のごく普通の母親達がネットワークでつながり活動している。
今や200余の団体、賛同者は1600人以上に発展。行政が測らない食品を独自に測定。
秋の運動会シーズンを前に、近隣市町村の母親達が連携して行政に働きかけ、校庭の除染を実現させる。
更に、国が被ばくの上限として、内部・外部合わせて「生涯100ミリシーベルト」という基準を設けようとする中、母親達は、「子供だけは特別の配慮を」と公聴会に駆けつけ、国内だけでなく海外の専門家にも直接意見を聞き、政府の意見募集に積極的に投稿、今月末には厚労相にも直接訴える。
立ち上がった母親達に密着。どうしたら子供を放射能から守れるか考える。」

その中で茨城県守谷市の取り組みは目からうろこだった。
除染を訴えるお母さんたちに、「市は除染後の土の置き場が決まらない」の一辺倒。
そこで出たアイディアは、上から土をかぶせる「覆土」
0.4マイクロシーベルトが0.14マイクロシーベルトに空中線量は下がっている。

また、「子どもの食品基準値は別に設けるべき」という至極当たり前なこと。
限りなくゼロが望ましい。
特に空中線量の高い所は、なおの事である。

最後の〆が
「家族の支えが大事。
チェルノブイリ原発事故後、現地では甲状腺がんも増えたが精神面で多くの人がストレスを抱えた。
お母さん方が不安になると、子どもは親の鏡。子どもたちがストレスを抱える」
って、あれっ、どこかで聞いたいつものフレーズ。そうそうNHKでした。

国谷さん「可視化する事が大事ですね」ではなく、
「きちんと子どもたちを守る政策を早急にすることが大事ですね」と〆てほしかった。


子どもたちを放射能から守る千葉ネットワーク 学習会のお知らせ

2011-09-26 00:46:36 | 放射能問題
9/24の子どもたちを放射能から守る全国ネットのアースダイアログで
吉度日央里さんに会って、千葉の会が出来たことを知った。

下記は明日の勉強会のお知らせですが、もう予約がいっぱいだそうです。

ustreamで中継するそうですので、是非見てください。

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放射能から子どもを守る全国ネットのお知らせ盛りだくさんです!
 
ピンときたら、動こう!!

吉度日央里

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明日9月26日(月)10~12時  千葉市のhifumi organic cafe &foodsにて

子ども千葉ネット勉強会

岡部賢二 氏 『腸を丈夫にして、放射能被害を乗り越える!』 
★ユーストで中継します!
http://ustre.am/Dkvi

会の詳細
http://blog.goo.ne.jp/chibanet/e/2a40f664600a870b260dca9cc8bb2b18(後半トークは吉度日央里とともに)

*放射能の影響を受けやすい内臓別4回シリーズ 今後の予定
10月24日 腎臓
11月28日 心臓
12月19日 肝臓

詳細は子ども千葉ネットのホームページにアップされます。

http://kodomochiba.jimdo.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
明日9月26日(月)19時半~

NHK「クローズアップ現代」

「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」の活動が紹介されます。
関東でのお母さんたちの動きも取材してくれています。

http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/index.cgiぜひ、ご覧ください!



被ばく予防リーフレット第二弾『低線量内部被ばくから子どもを守るために』

2011-09-25 08:17:46 | 放射能問題
NPO法人セイピースプロジェクトから
5月に公開した被ばく予防リーフレット『放射線被ばくから子どもを守るために』に引き続き、
第二弾の『低線量内部被ばくから子どもを守るために』が公開されています。
監修は崎山比早子先生

内部被ばく予防リーフレット『低線量内部被ばくから子どもを守るために』※pdf直リンク

小冊子用印刷方法(冊子のように印刷できます)
Adobe Readerの「ファイル」→「印刷」→「ページの拡大/縮小」→「小冊子の印刷」を選択して印刷

 このリーフレットは、25年後のチェルノブイリ地域での疫学調査から、セシウムの人体蓄積、健康障害のメカニズムなどをわかりやすく説明しています。
歴史をさかのぼると、水俣病などの公害問題でも、政府は企業を擁護して公害認定を怠り、また行政と学会による恣意的な疫学調査がさらなる被害を拡大させました。
こうした、将来の健康障害に対する補償を「最小化する」動きに対して、「市民」「弱者」の視点で的確な健康調査を実施し、できるだけ被ばくのリスクを少なくするなど、子どもたちを「低線量内部被ばく」から守るための取り組みが今必要となっています。
目次より
 はじめに
 放射線によるDNA損傷
 放射性セシウム137による人体汚染
 健康影響について
 セシウムの排泄、汚染された食品の調理法
 市民放射能測定所の紹介
 健康相談先、除染・放射能対策マニュアルの紹介

また、第一弾の被ばく予防リーフレット『放射線被ばくから子どもを守るために』Vol.3は7月発行。
監修は松井英介先生
よりバージョンアップしていました。
内容は放射線被ばくに関する基本的な知識、考え方について
目次より
 放射能ってtどんなもの?
 人体にどのような影響があるの?
 胎児や赤ちゃんへの影響は?
 なぜ「内部被ばく」が怖いの?
 汚染地域について
 水道水と母乳について
 食べ物について
 防護マニュアルについて
 おわりに

FoEドイツ フーベルト・ヴァイガー氏講演録「チェルノブイリ後のドイツ・欧州」

2011-09-24 08:37:14 | 放射能問題
9月22日衆院議員会館でドイツのミュンヘン大学教授で環境団体FoEドイツの代表のフーベルト・ヴァイガー氏の講演があった。
残念ながら台風のため、参加できなかったが、
ustream
http://www.ustream.tv/recorded/17407792
を見つけた。

パワーポイントの資料は
チェルノブイリ事故の影響とドイツの市民運動

要録しました。

 FoEドイツは、50万人の会員を持つドイツ最大の環境団体。
1975年に発足した。
86年のチェルノブイリ原発事故以前から、原子力問題を活動の重要なテーマに掲げてきた。
 
 25年前のチェルノブイリ原発事故により100種類もの核種が大気中に拡散された。
原子炉の中の放射能の3~4%がヨーロッパに拡散された。
事故はソビエト下で起こったため、直後隠されており、36時間たって近隣諸国に知らされた。
30km圏内、150万ベクレルを基準として避難措置が取られた。
今も人は立ち入ることが出来ない地域となっているが、一部の高齢者が住んでいる。
 
 事故後1カ月後 ヨウ素剤が配られたが、遅すぎることだった。
チェルノブイリでは除染が行われたが、除染というのは衣服や靴を洗って放射性物質を直接取り除くことで可能であり、
広範囲の汚染に対しては除染は不可能である。
土を50cm取り除かなけれ効果がない。山林、森林を除染する事は木を切り土を取り除かなければならないが、岩肌だけの山になってしまう。
不可能なことだ。
高濃度の汚染地域からは妊婦や子どもは避難することしかできない。
 
 80万人のソビエトの若者が作業をしたが、30万人が被ばくをし、公式発表では2万5千人が死亡した。
直接の放射線で死んだのではなく、様々な病気、たとえばガンなどで死亡した。
最も悲劇的なことは、直接的な放射線による死だけでなく、低線量被ばくによる様々な病気での死亡である事である。
事故による放射能汚染は広くヨーロッパを汚染した。

 チェルノブイリとベラルーシ、2か所高い汚染地域をつくった。
ベラルーシは300km~500km離れているが、特にベラルーシの国境沿い地域は原発があったところより高濃度で汚染されていた。
 
 ドイツは2000km離れているにもかかわらず深刻な影響を受けた。
WHO、IAEAの公式報告によると40名の死者が報告され、2005年までには4000名の死者が報告されている。
 それとは別にベラルーシでは、独立研究者によるとすでに10万人~20万人の死亡者が、さらにこれからの10年で50万人のがん死亡者が出るであろうと言われている。
 また、がれき撤去の作業者が健常者に比べて2倍の速度で老化していると報告されている。
ベラルーシの死産と乳幼児の死亡率が明らかに高くなっており、先天性奇形も放射線の影響のないところと比べて明らかに高い。
ゴメリはチェルノブイリと同程度に汚染された場所だが、0歳~18歳の甲状腺がんの発生率が13年前から比べて58倍に増加した。
ベラルーシのガン罹患率は39.8%増加した。
1987年ミュンヘン大学の教授が甲状腺がん研究所を寄付により設立して、10万人の子どもたちを診察した。
 
 政府による公式発表は、過度に恐れる人間の心理状況により健康被害が起こる、微量の放射線が健康促進作用があるとさえ言われた。
こうした無責任なことが一部の放射線研究者のあいだで言われていたが、全く事実ではなく、追加的な放射線は少しでも危険な物である。
 ソビエトは個人の財産がなかったので、補償の支払い、移住の計画は最低限の範囲で、救済プログラムが実施された。
 
 ドイツへの影響は、南ドイツが汚染され、ひどい所では8万~12万ベクレル/km2。
これは事故から2週間後雨が降ったため。
1988年2年後に発表されるまで、これほどの汚染が起こっていることは発表されず、過小評価されていた。
あまりにも無責任な対応で、事故後2週間は放射性ヨウ素が残存しており、子ども達は外に出たり雨にあったってはいけなかった。
 一方オーストリアも汚染が高かったが、ドイツより早く対策がとられた。
 1986年当時、オーストリアは原発反対だったが、ドイツは推進していた。
 
 政府が何も動かないためFoEドイツは独自に活動を始めた。
放射線測定器を購入して市民の測定拠点をつくり、情報公開し人々に伝えていく広報活動を行い、毎年4月26日をチェルノブイリデイとして忘れないよう大きなデモを行ってきた。
 ミュンヘン大学放射線医学研究者のリンクフェルダー教授を支援して、ドイツチェルノブイリ救援連盟を設立し、寄付を募って1992年ゴメリに甲状腺がん研究所設立に協力した。
 チェルノブイリの子どもたちを放射線の影響の少なくなったドイツに呼んで、保養プログラムを行った。
 
 チェルノブイリと福島で起こっていることは同じ状況にある。
政府が沈黙している事、
被害を過小評価しようとしている事、
様々な基準値が引き上げられている事、
避難区域を補償しなければならないという経済的理由によって小さくされている事。
これは、子どもを守る理由からではない。


 チェルノブイリと福島は状況は多少異なるが、あまりにも大きな事故であり、その影響にあって人々が何もなすすべがないことでは同じである。
大きな原子力事故の前でなにもできなくなっている。
放射能は目に見えず、匂いもないため、気づくことが出来ない。
必要なのは政府による客観的な情報公開であり、子どもを真っ先に守るべきであり、原子力産業を守ることをしてはいけない。 
 
 私たちが出来ることはお互いに支え合う事、
政治的な圧力をかけ続ける事、
できる限り健康的な生活をすること、
汚染されていない食べ物を食べる事、
除染をできるだけすること。

 
 このような問題が起こってしまったあとでは、解決する事は不可能である。
これと付き合って生きていかなければならない。
今すべきことは、原子力発電をすぐに止めることである。

以上

質疑応答から

 ドイツでは追加放射線量の基準は1㍉シーベルト/年間。EUでは1㍉から5㍉シーベルト/年間。
 食品の基準値はチェルノブイリ事故後引き上げられた。引き上げないとドイツの農作物が売れなくなるから。
引き上げられたことに市民はおかしいと気付いた。批判的な声が脱原発の声ににつながていった。
 
 ドイツで立ち上がったのは農家の人々だった。農家が大きな被害を受けたため、自分たちの声を政治に届けていかなければならいと立ち上がった。
 福島でも放射能が農産物を捨てなければならなくなったが、十分な補償がなされていない。

 福島の事故が起こって脱原発の動きが起こった訳ではない。
2022年脱原発を2035年に延ばし、それをまた2022年に戻すためにメルケルさんは自分の党に説明する必要があった。本年5月に8基の古い危険な原発は止められたが、その他の9基の原発をいつ止めるのかが問題になったが、右派も脱原発という同じポジションに立った。2010年に原発の延長という問題が起こった時、10万人のデモ、ほとんどが若い人達のデモが起こった。
 
 政府の懐柔策について、ドイツでも同じように「放射線は大丈夫だ」ということを言った。
医者や研究者の独立研究者のグループを作り、政府の発表がまちがっていると訴えていった。
産業界や国の影響していない学者が積極的に事実を公表していった事が決定的なことだった

 ミュンヘン近くの放射線汚染について、全く発表がなされなかったので、独自の放射線調査をして発表していった。
放射線地図が2年後公表されたことで、自分たちの調査が正しいと検証された。
 
 ドイツと違うのはフランスが核兵器を持っていること。
パリでも大きなデモが起こっているが、それが日本と同じで政治に届いていない。
 ドイツ市民とフランス市民が協力して、2つの原発、ヘッセンとカデノ原発反対運動をしていた。
ストラスブルグ議会で脱原発と決定した。
 
 ドイツ政府はソビエト政府に賠償を求めなかった。
しないうちにソビエト政府の崩壊が起こり、できなくなってしまった。

 原子力産業に税金がつぎ込まれたことはドイツでも同じ。600億~700億ユーロが注がれた。
原子力産業が政府に保証されない。もし事故があればあまりにも計り知れない被害になる。
日本で賠償機構があるが、国民すべてが原子炉一つのために税金を払う事になる。
 フランス、ドイツでも日本と似た状況で、原子力産業が政府と密接な関係にある。
ドイツには4つの原子力業界があるが、原子力災害を目の当たりにしてあきらめようと結論を下した一方、50万人が原子力に頼らない、自然エネルギーを選んでいる。
これが原子力を止める大きな力になった。。

 
 ヨウ素131は消えるが、まだ南の地域には1万~2万ベクレル/m2いう汚染が残っており、セシウム137の汚染でキノコや野生のイノシシから基準を上回る値が検出されている。
 
 個人個人でしなければならないことは、子どもたちのためにできるだけ自然に育てられた健康的な汚染されていない食物を食べることである。

感想 
 原発村はどこの国でも大きな利権の構造である。
しかしドイツでは送発電が分離されているため、国民の電源選択が出来るた。
また、地道な独立研究者が情報を発信し続けていることも、大きな力となっている。
私たちは正確な情報を得て、自分達で正しい選択を行っていかなければならない。
そうすると自ずと、原発は早急に止めなければならなという結論に達するだろう。
ドイツのように。
今、若者が声を出し、行動を始めている。
これは政府にとってはとても嫌なことだろう。弾圧も起こっている。
しかし、自分たちの国の方向性を自分たちで選択する権利は誰にも止められない。

 私たちはきちんと現実を見て、海外からの事例から得た情報を使って、
政府に対してきちんとした情報公開をすること、政策を行う事を求めて、
声を大にして活動をしていくべきと改めて思った。


9/24 アースダイアログ「子どもたちを放射能から守るために、今必要なこと」

2011-09-23 21:10:22 | 放射能問題
明日 9月24日(土)のお知らせです。
 
子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク
     「子どもたちを放射能から守るために、今必要なこと」
と題し、アースダイアログが開催される。

 アースダイアログとは?(造語?)
 アースデイで使われた言葉。「地球との対話」
 参加者みんなで考え対話する中から、行動へ。
 という意味と理解しました


内部被曝の問題や、食の暫定基準値について、
子どもへのリスク軽減その他など、
しっかりと語り合いましょう。
と案内文にある。

詳細は下記の通り

参加できない人のためには当日会場から、Ustreamの配信もあります。
http://www.ustream.tv/channel/earth-dialog1-0924

アースダイアログ
~子どもと未来について語ろう~
第一回 「子どもたちを放射能から守るために、今必要なこと」


9月24日(土) 17:30~21:00 (開場 17:00)

3.11後、子どもたちを放射能から守りたいと全国から次々と集まった人々が
つくりあげた「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」。

今年7月のキックオフ・ミーティング以来、子どもたちのための様々なプロジェクトが
立ち上がり活動の輪を広げています。

その全国ネットと、震災直後に「アースデイ東京タワー」というボランティア団体を
立ち上げ、被災地の支援を行なってきたアースデイ東京実行委員会が、
「アースダイアログ ~子どもと未来について語ろう~」(全七回)を開催します。


第一回目として、9月24日(土)に、
「子どもたちを放射能から守るために、今必要なこと」
を開催いたします。

当日の内容は、トークショー、ダイアローグ(対話)を重ねる
中身の濃いものです。

今知りたいこと、話したいことをみんなでシェアして、
次のアクションへとつなげていきましょう。
ご参加をお待ちしております。

第一部 お話(17:30~18:00)
「放射能・内部被曝のリスクに向き合う」
上田昌文(NPO法人市民科学研究室)


第二部 トークショー(18:10~19:00)
上田昌文(NPO法人市民科学研究室)
佐藤昌紀(NPO法人ポラン広場東京)
いとうえみこ(絵本作家・子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク)
こうちあきお(アースデイ東京)


第三部 アースダイアログ(19:15~21:00)

地球についての対話、それがアースダイアログです。
第一部・第二部で感じたことを、ぜひ言葉にしてください。
そして行動につなげましょう!


参加費:1500円
※ワンドリンク付きです。また会場では、
Cafe Slowの通常のお食事他のメニューもご用意していますので、
カフェ気分で対話をお楽しみください。
※お子さん連れの方のための別室(畳スペース)もあります。

定 員: 60名
会 場: 国分寺カフェスロー
http://www.cafeslow.com/map/access.html

共催:子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク/アースデイ東京実行委員会
協力:自然育児友の会・カフェ・スロー
地球環境基金助成事業


※このトークイベントは、
来年の地球サミット2012(リオ+20)に向け、
3.11後の日本からの声を届けることを目的に
以下の予定で、来年3月まで月一回のペースで開催されます。
ここでの対話のエッセンスは、Japan Voice として
リオ+20送られる予定です。

・Rio+20 earth2012 地球サミット2012Japan
http://earthsummit2012.jp/home.html
・Earth Daialog
http://earthdialog.org/

「アースダイアログ ~子どもと未来について語ろう~」(全7回)


第一回 「子どもたちを放射能から守るために、今必要なこと」
9月24日(17:30~21:00)

第二回 映画 「セバンの地球の直し方」
10月29日(11:30~15:30)

第三回 「3.11後の子どもの食を守る」
こどもみらい測定所キックオフ!
11月26日(11:30~15:30)

第四回 チャリティ・パーティ(予定)
12月17日(17:30~21:00)

第五回 「新しい自然エネルギーの話」
1月14日(11:30~15:30)

第六回 「未来の教育へ」
2月11日(11:30~15:30)

第七回 「子どもたちの声を届けよう」
3月10日(11:30~15:30)


お申し込みはフォームからどうぞ(ページ下部にございます)
http://kodomozenkokunet.sblo.jp/article/48001239.html
                                以上


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク
      (子ども全国ネット)
       事務局 石井麻紀子
  Email info@kodomozenkoku.com
  HP http://kodomozenkoku.com/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

土ボこりからの内部被ばくは10倍!

2011-09-21 09:02:13 | 放射能問題


坂本さんより     
       先日の投稿写真は種名に誤りがありました。
ヒガンバナではなくキツネノカミソリでした。
17日に開花前の蕾の状態を見た時、おりしもヒガンバナのシーズンなので、
簡単に結論づけてしまいましたが
20日行って見たら咲いていたのはキツネカミソリでした。
キツネに化かされて面目ありません。
言い訳をすると、キツネノカミソリとしては一カ月以上の開花遅れで、
ヒガンバの時期にずれ込んでいます。
分厚いチップ層を突き破って地上に顔を出すのに余分な時間を取られていたのだと思います。
苦労して咲いたのに、仲間は既に咲き終わっているので花粉を届ける先は無いし
他花からの受粉も絶望的です.

       
坂本さんのコメントがないと、こんなところで「けなげに咲いている」と見るだけだが、次の世代に引き継ぐための命の営みが伝わってくる。
このチップの下に埋もれているたくさんの命が見えてくる。


明日(22日)日本原子力学会で発表予定の「舞い上がりによる内部被曝」に関する発表の概要。
時事通信提供。

舞い上がりは内部被ばく10倍=放射性セシウム、直接吸入と比較ー原子力機構解析
 東京電力福島第1原発事故で、一度地面に降下し風で舞い上がるなどした放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被ばく量は、大気から直接吸入するのに比べて約10倍多いとの解析結果を、日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)がまとめた。
北九州市で開催中の日本原子力学会で22日、発表される。
 同機構安全研究センターの木村仁宣研究員(放射線防護学)は「地面からの再浮遊を防ぐための除染が重要となる」と指摘している。
 東電や文部科学省などの調査データを基に、福島県南相馬市の測定地点で、ヨウ素131、セシウム134、137が空気から直接体内に入った場合(3月20日~5月19日)と、地面に降下した分が再び浮遊して取り込まれた場合(4月3日~6月4日)の内部被ばく量を算出した。
 その結果、セシウム134、137は直接吸入で0.0076~0.0099ミリシーベルトだったのに対し、再浮遊では0.077~0.09ミリシーベルトと約10倍に上った。一方、半減期の短いヨウ素131は直接吸入0.071ミリシーベルト、再浮遊0.045ミリシーベルトと大きな差はなかった。
 セシウム134の半減期は約2年、137は約30年で、再浮遊の影響が長く続くとみられる。
木村研究員は「放射性物質の種類によって、被ばく経路に大きな違いがある」としている。(2011/09/20-11:05)

5月、運動会の練習風景を見て、グラウンドでの野球やサッカーの練習風景を見て、危惧していたが、こんな結果が出た。

これから佐倉市では放射線の空中線量の高い場所の除染を始める。
開会中の8月議会の補正予算に出てくる。
これで少しでも線量が低くなることを祈るばかりだが、しかし原発事故前の状況に戻れるわけではない。
佐倉市は測定結果を見ると西高東低。
また悩ましい放射能の実態が判った。


議会改革っていうけれど

2011-09-18 08:55:45 | 議会

     坂本さんより投稿
       ど根性ヒガンバナ
       下志津台地で生き埋めになりかけたのですが、
       花茎が分厚いチップ層を突き抜けてやっと顔を出したヒガンバナ
       花後に新しい葉を地表に出さなければ、今度こそ死んでしまいます。
       花が救難信号に見えます。

シノ竹や雑草を防ぐため、草チップを分厚く敷いた(仮)西部自然公園内の一角
草を刈り、シノ竹を刈れば、また違った植生が生まれる。
でも、分厚くチップが敷き詰められれば、貴重な植生も埋もれて芽も出せない。
広い公園地内を、管理するための方法を市は模索している。
だが、都市型の公園管理の方法をどうしても採ってしまうが、
里山谷津田を保全するのは、また違った発想が必要だろう。
しかし、高い放射性物質が検出された草チップはもう撒けませんね。


 佐倉市議会は昨年度、「議会基本条例」なるものを作った。
全国からの視察があると言う事だ。

 しかし、「議会基本条例」を作った議会改革特別委員会のメンバ―である各会派の代表7人のみ、足並みが最後そろったように見えたが、他の議員は関心も関わりもそれぞれ温度差があった。
改選後、会派構成が変わり、会派代表で立ち上げた議会改革推進委員会の構成は、
議会基本条例をつくっていた時に、一度も傍聴にも来なかった議員が入っていたりという状況である。

 他に広報広聴委員会も作り、議会報告会など具体的な動きに対応できるようにした。
しかし、このメンバー構成もほとんどが新人議員。
議会改革なるものの意味がわかって進めているわけではないので、進んで戻ってとなかなか前進できない。
委員長の苦労が良くわかる。

 議会が変わることを望んでいる議員がどれだけいるか。
陳情や請願を出す市民が増え、それをどのように扱うか、その態度を市民はよく観ている。


日本でも「子宮頸がんワクチン接種後死亡していた」

2011-09-16 08:32:24 | 日記
やっぱり恐れていたことが起こった。
<子宮頸がんワクチン>接種2日後、女子中学生が死亡
毎日新聞 9月12日(月)

7月に子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種を受けた女子中学生(14)が2日後に死亡していたことが12日、厚生労働省の審議会に報告された。
国の同ワクチン接種事業で死亡例が報告されたのは初めて。
女子中学生には不整脈の持病があり、死因は致死性不整脈と推定されるという。
 審議会は「接種と死亡との明確な因果関係は認められない」として、接種事業継続を了承した。
しかし、委員からは「他の予防接種に比べて失神などの副作用報告が目立つ」との指摘もあり、今後も注意して副作用症例を分析することを確認した。
 ワクチンは、09年に国内販売が開始された英グラクソ・スミスクライン社製の「サーバリックス」で、推定接種者は238万人。
海外では100カ国以上で承認され、07~11年に4件の死亡例が報告されたが、いずれも明確な因果関係は認められないという。
 委員からは「基礎疾患がある子供は、急いで接種する必要がない」などの意見が出された。【佐々木洋】

読売新聞
 報告によると、中学生は今年7月28日に接種を受け、30日朝に心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。


今年2月議会にこの予算が出て、佐倉市でも、国と市の税金で無料接種が4月からできるようになった。
1人当たり5万円程。中学1年から高校1年が対象。任意接種となっている。
何かあっても自己責任というわけだが、マスコミを使って夢のようなワクチンが出来たとキャンペーンをしていた。

 市民ネットワークでは、子宮頸がんワクチンは死亡例もある危険なワクチンである。
ワクチン接種しても100%防げるわけではなく、それより定期健診と性教育の方が重要と事あるごとに発信してきた。

何の罪もない14歳の女子中学生が死亡してしまい、本当に残念だ。

しかし、ワクチンによる事故の保険は、因果関係がはっきりしないので、このままでは適用されないだろう。

裁判を起こさない限り、死に損。
もし後遺症が起こっても、同じ。

私たち市民ネットでは、安全性の問題点と同時に、ワクチン行政が国民の健康のためどころか、企業の営利目的のために進められている問題点からも、子宮頸がんワクチンとヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの公費負担に反対した。
残念ながら、
ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの同時接種で幼児、赤ちゃん8人が死亡しても、まだ何事もなかったように摂取が行われている。
「またしてもヒブ・小児用肺炎球菌ワクチン同時接種で死亡事故」

この国は自分で自分の命を守らなければ、誰も守ってくれない。
厚労省は国民の健康ではなく、企業利益を見据えていることは明白。

人の命の何と軽い国か。

それにしても、失神する例が多いから、昏倒を防ぐため接種後30分は安静にしていなければならないワクチン注射で、どんな痛み?
子どもはそれを複数回接種しなければならないって、拷問?