福島第一原発に関しては
5月29日、5号機で冷却機能を失っていて、一時原子炉の温度が上昇したが、その公表が半日も遅れていた。
30日 今回の大雨の影響で、原発の地下にたまった高濃度の放射能汚染水の水位が上昇。(朝日新聞)
と連日報道されている。
遅々として進まない放射能対策に、人間の非力さを痛感する。
一方、5月30日、ドイツでは17基の原発すべてを遅くとも2022年までに閉鎖する事を連立与党が合意した。(東京新聞)
次のようなメールが入ってきた。
未だまったく収束の見込みの立たない福島第一原発です。今回の大雨の影響が無いか心配です。
東電は昨日敷地内に設置したカメラが撮影した1~4号機の外観を24時間ネットで公開すると発表しました。
本日(31日)午前10時から、同社HPで公開するとのことです。
その際に《「都合の悪いものが写っているから止めるということはない。ありのままにリアルタイムに配信する」と説明。白煙が上がるなど普段と変わった状況が画面上確認できる場合には、HP上で状況説明を加えることも検討するとした》(時事通信)とあるのを読んで、納得しました。
ご存じの方のいらっしゃると思いますが、実は福島第一のリアルタイム映像はTBSによってすでに公開されています。その5月22、23、24日の分では、2号機、4号機から一貫して白煙が上がっているのがはっきりと確認でき、特に4号機は原子炉は空っぽのはずなのに中心部分から盛んに白煙が上がっているので一部のネット上では話題になっていました。YouTubeでも見られます。
いろいろ調べてみたら、東電は一切発表していませんが、地元住民の間ではずっと前から知られている現象だということです。東電の今回の対応はネット上にすでに出ていて話題になっていることへ配慮したものと思われます。
福島第一では本当は何が起こっているのかわかっていません。