萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

電力を鉄道に優先的に振り分ける・・・できるんじゃん!

2011-03-15 05:43:37 | Weblog
鉄道対象外に、東電と鉄道各社が合意 運休や区間短縮条件

国交省が資源エネルギー庁へ提言をしており、鉄道各社へ指導をしている。しかもエネルギー庁へはかなり合理的な指摘をしている。

【以下記事転載】

 これを受けて鉄道側が、主要路線のラッシュ時など優先的に電力を供給してほしいエリアや時間帯のデータを提出、さらに協議した結果、鉄道事業者が電力消費を抑えるようなダイヤを組む替わりに、計画停電の実施に左右されずに鉄道を運行できるようにすることで合意した。

 国交省鉄道局は「ラッシュ時の輸送量など依然厳しい状態が続くが、急に停電で電車が止まるという事態を招く可能性はなくなった」としており、引き続き東電側とは協議を続けていくという。

 13日に東電が計画停電の実施を発表し、鉄道ダイヤが大混乱したのを受けて、国交省は14日、資源エネルギー庁長官に対して(1)計画停電の対象から鉄道を外す(2)影響を与える停電エリアや時間帯の縮小(3)停電時間帯の固定-のいずれかの措置を東電が取るよう指導してほしいと要望していた。



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そういう話がついているのに以下が鉄道各社の対応

首都圏鉄道各社の輪番停電の対応状況(15日)

ここまで縮小する必要があるのか正直分からない。。。

東京メトロの平常の5割程度の運行くらいならば分からないでもない。
が大きな運休区間や運休路線を持つ西武線の対応がやはりショッキングだ。



今度は国交省側へ私からの要望

非常時であることに鑑み、終日ダイヤを組むように鉄道各社に要請してほしい。
運行状況を減らし、区間を区切ることを続ければ、通勤者の苦労は止まらない。
バスを輸送手段にするという条件もつけてほしい。


電力使用量の低い「夜間・早朝」は全区間を1時間に数本でも走らせ続けることを鉄道各社に要請して欲しい。車両の点検や清掃は、夜間運転に当てる車両を日ごとに順番に回す体制を敷き、可能になると考える。全車両毎日行うことはしなくてもよいのではないか・・・。昼間の運行区間、運行本数がここまで減らすならば。
コメント (6)

西武鉄道が見切ってしまった・・・・

2011-03-15 00:42:03 | Weblog
見切らざるを得ないというか。。。電力供給が安定しない以上、運行時間を確定することができず、臨機応変に対応してしまえば、帰りの輸送力を想定できるかの責任が持てないとのことから、、、

【以下は西武鉄道topページからの転載】

明日3月15日(火)以降の運行について

運行時間 終日
・池袋線:池袋~練馬高野台
・豊島線:練馬~豊島園 
・新宿線:西武新宿~鷺ノ宮

※上記区間以外につきましては終日運休いたします。

※上記運行区間につきましては、本数を大幅に減らしての運行となりますので、ご注意ください。
※計画停電の状況により、上記運行が変わることがあります。
※保守車両を運行することがありますので、運休区間につきましてもお客さまの安全を確保するため、
線路内への立入りは固くお断りします。


本日3月14日(月)の運行におきましては、東京電力計画停電に基づき、かつ通勤・通学のお客さま等への輸送支援を最大限行なうべく、計画停電の変更に応じて、都度当社で出来うる限りの運行を検討し実施しました。
その結果、お客さまから一定のご評価をいただいたものの、以下の問題点について検討せざるをえなくなりました。

・東京電力からの電力供給情報により、輸送サービスの変更を都度行なった場合、結果として、 安定的・一定的な輸送をお客さまに提供できない。
・帰宅時の対応が万全でない輸送は、結果として多くのお客さまが帰宅困難となる可能性が高まり ご迷惑をおかけしてしまう。
・運転打ち切り終端駅において、降車された数百人規模のお客さまの線路内歩行を発生させてしまった事実があり、 運行状況が頻繁に変更となる可能性がある状況下、より一層安全を確保していく必要がある。
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こういう状況下であれば、割り切ることになってしまったことは遺憾ではあるが、仕方がないことではある。※印の後に上記運行が変わることがありますとなっているが、それ以下の反省では変えることは好ましいことではなく、利用客を混乱させてしまうとの判断が
あるようだ。。。。


区間を延ばして間引き運転とすれば、全員が出勤を目指してしまう。それでは同量のエネルギーが結局必要になる。。。。だから区間を切り、運行と運休の区別をつけてしまう。
近郊に住む人だけで、企業活動が維持できるとも考え難く、通常の輸送手段の中心にあったはずの鉄道がこの状態では、計画停電で期待していた以上の電力が抑えられてしまって当然だとも思う。また、運休区間でのバスの手当てを十分に尽くして欲しい部分もあるのだが。。。
電力不足は物流による食卓だけでなく、産業の活力も奪いつくした感がある。
電力不足になどなっていないのである。不足しているのは産業界が稼働率を100%で維持することにあるというのであろう。この鉄道の取組で日本の産業界は沈没寸前だ。それを覚悟で停電に備えようと懸命に考えを廻らせている。地震で産業界は稼動を100%維持できるような体制を敷くことなど出来ていない。復興とともに、それこそ電力供給の復興とともに産業界も立ち上がっていくのである。過去の正常時のピークなど起きることは多分ないのであろう。しかも多くの人々が節電の意識を高めている時期でもある。
鉄道には自家発電の自前の電力で動いているのであれば、全て操業して欲しい。

もしそれでもやる必要があるのならば・・・
地域を細かく区切るとこのような事態になるので、少し広めの地域ごとにシエスタとして、満遍なくその地域をまるごと眠らせてしまえば、残りの稼働時間と生活時間から就業時間や通勤時間をシフトして電力をシェアできるような気がする。。。だが。。。生活には慣れが必要なので時間はあまりコロコロ変えないことも必要だろう。関東全域にある時間の2時間のタイムロスを一緒に平等に課すことで、前後の稼動を抑える動きや緊急な対応を控える動きで多くの電力は抑えられてしまうような気がする。

企業は停電を前提に動く。動かざるを得ない。前後に大きなロスを伴っても稼動をソフトランディングするように止めていく。その後に停電が起きなくてもそこは空白が生まれることを覚悟せざるを得ない。ここでおそらく想定以上の電力が使われない。就業や生産や物流の時間なども工夫していくであろう。時間を区切ることでより効率的なことにも着眼できるかもしれない。

夕飯に電力が必要?それは土日も同じではないのか?今日の第5グループの停電はテスト運用、しかも「結局やらないじゃないか!」という想定の範囲を超えたリアクションに応じた措置だったのではないだろうか・・・とは疑ってしまう。

本当の電力不足とは一体どの時間に起こるのか。。。蓄電が思った程には出来ない以上、消費電力のピークが不足が起き得る箇所であり、それは一体どこにどれだけあるというのだろう。その想定は正常時のピークではないのだろうか。。。。復旧しなければいけないことは電力会社と同じだけ他の企業にもあるはずだと思える。


実際に停電が起きなかったことを責めているつもりはないが、停電のブラフだけでこうも生活が変わり、産業も試行錯誤を始め、過剰な反応をしてしまう。


真実をもう少し分け合おうではありませんか?東京電力の皆様!

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