夏の映画が出揃った。
個人的には既に晩夏~初秋に公開される野心作たち―『共喰い』『凶悪』『上京ものがたり』―に興味が移ってはいるが、夏本番はこれからだし、あまりにも先走りが過ぎるか。
というわけで、今夏の映画をオススメ順に挙げていくと・・・
『風立ちぬ』
『SHORT PEACE』
『李小龍 マイブラザー』
『爆心 長崎の空』
『終戦のエンペラー』
・・・という、けっして派手ではない作品が並ぶ。
上位2本は日本産のアニメーション、3本目と最後は外国映画だがアジアが絡み、4本目は戦争を静かに見つめた日本映画。
うれしいものの、夏だからハリウッド産のビッグバジェットも観たい―が、はっきりいえば面白いものはない。
それはともかく。
宮崎爺の『風立ちぬ』、その美しさには参った。
いろいろ書きたいが、公開されたばかりなので我慢しておこう。とりあえず観て損はない、あるわけない・・・とだけ書いておく。
実写映画に関しては自信を持って論ずることが出来る自分も、アニメーション映画に関してエラソーなことをいえるほど知識を有していない。
そんな自分がアニメーション映画10傑を選出すると、どうなるか。
きょうのテーマはそれだが、身近なところでアンケートを取ってみると、ある作品を推す声がひじょうに多く、とても驚いた。
ジブリが人気なのは分かる、ラピュタやカリオストロが票を集めるのは当然のような気もするが、
そのなかでは地味といえる『耳をすませば』(95)が、とても人気が高いのである。
自分だって嫌いじゃないが、「なんでかな」と、ちょっと思う。
某掲示板では「ああいう青春を送りたかった」という書き込みが目立ち、あぁなるほどな、、、なんて。
アニメーションならではの非現実性を求める声は多いが、この表現の魅力は、どうやらそれだけではなさそうである。
まだまだ勉強が必要だな、自分。
では、自分のなかの10傑を。
ん?
トップ画像?
街角で偶然? 見かけた、シャアとララァだよ。
『魔女の宅急便』(89)
上京前日に観たというのもあって、特別な作品。
すべての映画が対象の生涯ベストを展開しても、これは、かなり上位に入ってくる。
『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙編』(82)
子どもには長いはずの140分、それでも夢中になってスクリーンを見つめ続けた。
『AKIRA』(88)
アニメ狂の友人に「強制的に」観せられる。
そのスピード感に圧倒された。
『サマーウォーズ』(2009)
細田さんの演出はもちろん素晴らしいのだが、奥寺佐渡子の脚本が素晴らしい。そこをもっと評価してほしい。
『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(95)
前述の友人に「拉致られる」感じで、やはり「強制的に」観せられる。
月並みだが、たしかに早過ぎた傑作なのだろう。
ちなみに。
きょうのコラムタイトルは、日本のアニメーションを「ジャパニメーション」と表現する風潮が嫌い―と発した押井監督から取った。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)
変わってもOK、時代も変わっているのだから―という、庵野さんの考えに同意。
『映画 「けいおん!」』(2011)
何気なく観ていたら、いつの間にか夢中になっていた。
『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)
べつに外国映画を無視したわけではないが、日本産が強過ぎるので、やっとここに登場。
この映画は、イントロダクションに尽きる。
『パプリカ』(2006)
筒井康隆原作のものでは、実写作品を含めて最も成功しているかと。
『ファンタジア』(40)
二日連続で登場。
この実験精神は、いまも色褪せない。
※攻殻機動隊
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(47)』
個人的には既に晩夏~初秋に公開される野心作たち―『共喰い』『凶悪』『上京ものがたり』―に興味が移ってはいるが、夏本番はこれからだし、あまりにも先走りが過ぎるか。
というわけで、今夏の映画をオススメ順に挙げていくと・・・
『風立ちぬ』
『SHORT PEACE』
『李小龍 マイブラザー』
『爆心 長崎の空』
『終戦のエンペラー』
・・・という、けっして派手ではない作品が並ぶ。
上位2本は日本産のアニメーション、3本目と最後は外国映画だがアジアが絡み、4本目は戦争を静かに見つめた日本映画。
うれしいものの、夏だからハリウッド産のビッグバジェットも観たい―が、はっきりいえば面白いものはない。
それはともかく。
宮崎爺の『風立ちぬ』、その美しさには参った。
いろいろ書きたいが、公開されたばかりなので我慢しておこう。とりあえず観て損はない、あるわけない・・・とだけ書いておく。
実写映画に関しては自信を持って論ずることが出来る自分も、アニメーション映画に関してエラソーなことをいえるほど知識を有していない。
そんな自分がアニメーション映画10傑を選出すると、どうなるか。
きょうのテーマはそれだが、身近なところでアンケートを取ってみると、ある作品を推す声がひじょうに多く、とても驚いた。
ジブリが人気なのは分かる、ラピュタやカリオストロが票を集めるのは当然のような気もするが、
そのなかでは地味といえる『耳をすませば』(95)が、とても人気が高いのである。
自分だって嫌いじゃないが、「なんでかな」と、ちょっと思う。
某掲示板では「ああいう青春を送りたかった」という書き込みが目立ち、あぁなるほどな、、、なんて。
アニメーションならではの非現実性を求める声は多いが、この表現の魅力は、どうやらそれだけではなさそうである。
まだまだ勉強が必要だな、自分。
では、自分のなかの10傑を。
ん?
トップ画像?
街角で偶然? 見かけた、シャアとララァだよ。
『魔女の宅急便』(89)
上京前日に観たというのもあって、特別な作品。
すべての映画が対象の生涯ベストを展開しても、これは、かなり上位に入ってくる。
『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙編』(82)
子どもには長いはずの140分、それでも夢中になってスクリーンを見つめ続けた。
『AKIRA』(88)
アニメ狂の友人に「強制的に」観せられる。
そのスピード感に圧倒された。
『サマーウォーズ』(2009)
細田さんの演出はもちろん素晴らしいのだが、奥寺佐渡子の脚本が素晴らしい。そこをもっと評価してほしい。
『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(95)
前述の友人に「拉致られる」感じで、やはり「強制的に」観せられる。
月並みだが、たしかに早過ぎた傑作なのだろう。
ちなみに。
きょうのコラムタイトルは、日本のアニメーションを「ジャパニメーション」と表現する風潮が嫌い―と発した押井監督から取った。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)
変わってもOK、時代も変わっているのだから―という、庵野さんの考えに同意。
『映画 「けいおん!」』(2011)
何気なく観ていたら、いつの間にか夢中になっていた。
『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)
べつに外国映画を無視したわけではないが、日本産が強過ぎるので、やっとここに登場。
この映画は、イントロダクションに尽きる。
『パプリカ』(2006)
筒井康隆原作のものでは、実写作品を含めて最も成功しているかと。
『ファンタジア』(40)
二日連続で登場。
この実験精神は、いまも色褪せない。
※攻殻機動隊
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(47)』