きのうから21日まで、東京文化会館で『名作シネマとオーケストラ』という企画が開催されている。
『カサブランカ』(42)、『雨に唄えば』(52)、『サイコ』(60)という三大傑作を上映し、映画で流れるサウンドトラックをオーケストラの生演奏で聴かせる―という、とっても素敵な試みである。
公式サイト
自分は『サイコ』を体感する予定。
上記サイトに記されているように・・・
デジタル技術を駆使して台詞や効果音を残し、映画音楽部分だけを取り除く。
不完全な状態となった映像のまま上映し、完璧なタイミングでオーケストラの演奏が入る、、、と。
おそらく予算は莫大、そして、これはすでに映画と呼べるような表現ではない。
ないかもしれないが、たまにはこういう贅沢な鑑賞スタイルも悪くない。
最も安い席で4000円ちょっとだものね、月に1度は多過ぎる、半年に1度くらいがベストかな。
で、自分はどの映画をオーケストラで体感してみたいか―を考えてみたのだが、出るわ出るわ、10本に収まらない。
以下の10本は、そこから厳選したものである。
『ファンタジア』(40…トップ画像)
「クラシックと映像の融合」を目指した作品なのだもの、ウォルト・ディズニーも喜ぶんじゃないだろうか。
『赤ひげ』(65)
胸躍る活劇もいいが、黒澤ヒューマニズムとオーケストラは相性がよさそう。
『2001年宇宙の旅』(68)
ベタだが、想像しただけで興奮する。
尤もキューブリックが生きていたとしたら、企画そのものを否定し許可しないだろうが。
『インディ・ジョーンズ』シリーズ(81~)
スピルバーグ映画の成功の2割くらいは、作曲家ジョン・ウィリアムズの功績なんじゃないか。
『めまい』(58)
ヒッチコックから一本。
この状態で体感出来るのであれば、オープニングだけで5000円くらいの価値がある・・・と、思う。
『ケープ・フィアー』(91)
そんなヒッチコック・スタイルを敢えて模倣したとされる、スコセッシのスリラー。
『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)
映像と物語のインパクトは強烈だが、音楽も耳に残る。
このサントラが様々な映像作品に使われるのも納得。
『アラビアのロレンス』(62)
これほどテレビ画面に相応しくない映画はない。
ないが、
大スクリーン、さらにオーケストラまで用意されていたら、失禁してしまうかもしれない。
『砂の器』(74)
演奏シーンで生演奏、どうなるのか試してみたい。
ただひとつ、問題点があるとすれば・・・
クライマックスの効果を期待してか、前半~中盤の音楽効果はあまりなく、つまり、演奏者たちは「しばらく座っているだけ」になってしまう、、、ということ。
『となりのトトロ』(88)
『風のとおり道』を、贅沢だが、久石さん自らの演奏で聴きたい。
こんな感じで。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『押井さんは、「ジャパニメーション」が嫌いらしい』
『カサブランカ』(42)、『雨に唄えば』(52)、『サイコ』(60)という三大傑作を上映し、映画で流れるサウンドトラックをオーケストラの生演奏で聴かせる―という、とっても素敵な試みである。
公式サイト
自分は『サイコ』を体感する予定。
上記サイトに記されているように・・・
デジタル技術を駆使して台詞や効果音を残し、映画音楽部分だけを取り除く。
不完全な状態となった映像のまま上映し、完璧なタイミングでオーケストラの演奏が入る、、、と。
おそらく予算は莫大、そして、これはすでに映画と呼べるような表現ではない。
ないかもしれないが、たまにはこういう贅沢な鑑賞スタイルも悪くない。
最も安い席で4000円ちょっとだものね、月に1度は多過ぎる、半年に1度くらいがベストかな。
で、自分はどの映画をオーケストラで体感してみたいか―を考えてみたのだが、出るわ出るわ、10本に収まらない。
以下の10本は、そこから厳選したものである。
『ファンタジア』(40…トップ画像)
「クラシックと映像の融合」を目指した作品なのだもの、ウォルト・ディズニーも喜ぶんじゃないだろうか。
『赤ひげ』(65)
胸躍る活劇もいいが、黒澤ヒューマニズムとオーケストラは相性がよさそう。
『2001年宇宙の旅』(68)
ベタだが、想像しただけで興奮する。
尤もキューブリックが生きていたとしたら、企画そのものを否定し許可しないだろうが。
『インディ・ジョーンズ』シリーズ(81~)
スピルバーグ映画の成功の2割くらいは、作曲家ジョン・ウィリアムズの功績なんじゃないか。
『めまい』(58)
ヒッチコックから一本。
この状態で体感出来るのであれば、オープニングだけで5000円くらいの価値がある・・・と、思う。
『ケープ・フィアー』(91)
そんなヒッチコック・スタイルを敢えて模倣したとされる、スコセッシのスリラー。
『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)
映像と物語のインパクトは強烈だが、音楽も耳に残る。
このサントラが様々な映像作品に使われるのも納得。
『アラビアのロレンス』(62)
これほどテレビ画面に相応しくない映画はない。
ないが、
大スクリーン、さらにオーケストラまで用意されていたら、失禁してしまうかもしれない。
『砂の器』(74)
演奏シーンで生演奏、どうなるのか試してみたい。
ただひとつ、問題点があるとすれば・・・
クライマックスの効果を期待してか、前半~中盤の音楽効果はあまりなく、つまり、演奏者たちは「しばらく座っているだけ」になってしまう、、、ということ。
『となりのトトロ』(88)
『風のとおり道』を、贅沢だが、久石さん自らの演奏で聴きたい。
こんな感じで。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『押井さんは、「ジャパニメーション」が嫌いらしい』