どるふらんぐ「れん」→「れん」たるびでお(レンタルビデオ)
愛用の財布(トップ画像)に「現在」入っているもの。
そこそこの? 紙幣と小銭、銀行のカード、名刺、タスポ、ミスド/パステル/ヨドバシカメラのポイントカード、、、くらいだったりする。
8枚も有していた消費者金融のカードは弁護士によって破棄され、
学生のころ、あれだけ利用していたレンタルビデオ店のカードは1枚もない。
消費者金融には負けるが、一時期はレンタルビデオ店のカードを7枚くらい持っていた。
A店で目当てのソフトが見つからない、あるいはレンタル中だった場合、じゃあB店へ、そこもダメだったらC・D店へ・・・という具合に、「きょうはこれを借りるぞ!!」と決めたら諦められない性分だったのである。
それなのに、なぜ現在は1枚も持たない?
(1)劇場で浴びるほど映画を観ている
(2)スカパー! に加入している
(3)ソフトが安価になったため、繰り返し観たい作品は購入してしまう
などの理由による。
生まれ故郷の群馬県館林市にレンタルビデオ店が出来たのは、自分が中学1年だったころ。
ただ、実家にはビデオデッキがなかった。
そこで自分は毎週日曜日、町の電気屋さんを回ってカタログを集め、それを居間の目立つところに置き、とーちゃんにアプローチをかけた。かけ続けた。
「昔の映画を沢山観たいんだ。チャップリンとか時代劇とかを。父さんも一緒に観ようよ」なんていいながら。
狙っていたのは、ジョージ・ルーカスがCMをやっていた最新式(=パナソニック)のもの。
予算的にそれは無理だったが、東芝のビデオデッキが設置された晩はうれしくて眠れなかった。
「録画の練習」とかいっちゃって、CMなんかを録画してみたり。
その翌日、レンタルビデオ店の会員になった。
『TSUTAYA』であったが、まだ『蔦屋』と表記していたころの話である。
一泊650円、二泊三日で750円だったろうか、
現在の2倍以上もしたわけで、、、というか現在が安過ぎるような気もするが、ともかくこの価格では一度に借りられるのも3本が限度だろう、1週間レンタルというのも生まれていなかったし、
で、なにを借りたのかというと、観ていないものではなく、観たことのある映画ばかりを3本選んだのだった。
その内訳。
『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(85)
『ビバリーヒルズ・コップ』(84)
『ロッキー2』(79)
まだ偏愛的な映画小僧を自称する前だから、ベタ中のベタ、いかにも「おとこのこ」らしいセレクトだなぁ。
で、ものの見事にレンタル映画鑑賞にはまった。
小遣いのすべてをレンタル代に注ぎ込み、
小遣いだけでは足りず、アルバイトを始めた。
アルバイトは多いときで月に12万くらい稼いだが、そのほとんどを自らいうところの「映画の勉強」(=映画雑誌の購入、新作映画の劇場鑑賞、レンタル代)に充てた。
いちばん金を要したのは、やっぱり新作映画の劇場鑑賞?
否。
東京のように、街に映画館がぼこぼこ建っているわけではないからね、
大袈裟ではなくほんとうに、8~10万前後をレンタルに充てていたのである。
観まくって、観まくって、観まくって、そうして映画小僧が出来上がる。
上京後―。
ほとんどの新作映画に触れられる環境に感激し、暇さえあれば劇場に向かった。
だからしばらくはレンタルビデオ店に入ることをしなかったが、学校で映画史を学べば学ぶほど、過去の作品ともきちんと対峙しなければな・・・と思うようになる。
そうして、会員になった。
中~高校生のころから数年しか経っていないはずなのに、料金は半額くらいになっていた。1週間レンタルも生まれた。
だから外国映画5本、日本映画3本、AV2本という無茶な借りかたをして、ひぃひぃいいながらそれらを鑑賞し続ける毎日を送った。
19~23歳ころの話である。
いい時代だなぁ、と思う。
かつて過去の映画は、リバイバルかテレビ放映を待つほかなかったわけで。
選択肢が増えたいへんだよ!! という声も聞くけれど、だからそれは、贅沢な悩みというものだろう。
※では、そんな? 『ロッキー2』よりジョギングのシーンを。
最後のダッシュ、はぇぇ!!
あすのしりとりは・・・
れんたるびで「お」→「お」ーるないとじょうえい。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(48)』
愛用の財布(トップ画像)に「現在」入っているもの。
そこそこの? 紙幣と小銭、銀行のカード、名刺、タスポ、ミスド/パステル/ヨドバシカメラのポイントカード、、、くらいだったりする。
8枚も有していた消費者金融のカードは弁護士によって破棄され、
学生のころ、あれだけ利用していたレンタルビデオ店のカードは1枚もない。
消費者金融には負けるが、一時期はレンタルビデオ店のカードを7枚くらい持っていた。
A店で目当てのソフトが見つからない、あるいはレンタル中だった場合、じゃあB店へ、そこもダメだったらC・D店へ・・・という具合に、「きょうはこれを借りるぞ!!」と決めたら諦められない性分だったのである。
それなのに、なぜ現在は1枚も持たない?
(1)劇場で浴びるほど映画を観ている
(2)スカパー! に加入している
(3)ソフトが安価になったため、繰り返し観たい作品は購入してしまう
などの理由による。
生まれ故郷の群馬県館林市にレンタルビデオ店が出来たのは、自分が中学1年だったころ。
ただ、実家にはビデオデッキがなかった。
そこで自分は毎週日曜日、町の電気屋さんを回ってカタログを集め、それを居間の目立つところに置き、とーちゃんにアプローチをかけた。かけ続けた。
「昔の映画を沢山観たいんだ。チャップリンとか時代劇とかを。父さんも一緒に観ようよ」なんていいながら。
狙っていたのは、ジョージ・ルーカスがCMをやっていた最新式(=パナソニック)のもの。
予算的にそれは無理だったが、東芝のビデオデッキが設置された晩はうれしくて眠れなかった。
「録画の練習」とかいっちゃって、CMなんかを録画してみたり。
その翌日、レンタルビデオ店の会員になった。
『TSUTAYA』であったが、まだ『蔦屋』と表記していたころの話である。
一泊650円、二泊三日で750円だったろうか、
現在の2倍以上もしたわけで、、、というか現在が安過ぎるような気もするが、ともかくこの価格では一度に借りられるのも3本が限度だろう、1週間レンタルというのも生まれていなかったし、
で、なにを借りたのかというと、観ていないものではなく、観たことのある映画ばかりを3本選んだのだった。
その内訳。
『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(85)
『ビバリーヒルズ・コップ』(84)
『ロッキー2』(79)
まだ偏愛的な映画小僧を自称する前だから、ベタ中のベタ、いかにも「おとこのこ」らしいセレクトだなぁ。
で、ものの見事にレンタル映画鑑賞にはまった。
小遣いのすべてをレンタル代に注ぎ込み、
小遣いだけでは足りず、アルバイトを始めた。
アルバイトは多いときで月に12万くらい稼いだが、そのほとんどを自らいうところの「映画の勉強」(=映画雑誌の購入、新作映画の劇場鑑賞、レンタル代)に充てた。
いちばん金を要したのは、やっぱり新作映画の劇場鑑賞?
否。
東京のように、街に映画館がぼこぼこ建っているわけではないからね、
大袈裟ではなくほんとうに、8~10万前後をレンタルに充てていたのである。
観まくって、観まくって、観まくって、そうして映画小僧が出来上がる。
上京後―。
ほとんどの新作映画に触れられる環境に感激し、暇さえあれば劇場に向かった。
だからしばらくはレンタルビデオ店に入ることをしなかったが、学校で映画史を学べば学ぶほど、過去の作品ともきちんと対峙しなければな・・・と思うようになる。
そうして、会員になった。
中~高校生のころから数年しか経っていないはずなのに、料金は半額くらいになっていた。1週間レンタルも生まれた。
だから外国映画5本、日本映画3本、AV2本という無茶な借りかたをして、ひぃひぃいいながらそれらを鑑賞し続ける毎日を送った。
19~23歳ころの話である。
いい時代だなぁ、と思う。
かつて過去の映画は、リバイバルかテレビ放映を待つほかなかったわけで。
選択肢が増えたいへんだよ!! という声も聞くけれど、だからそれは、贅沢な悩みというものだろう。
※では、そんな? 『ロッキー2』よりジョギングのシーンを。
最後のダッシュ、はぇぇ!!
あすのしりとりは・・・
れんたるびで「お」→「お」ーるないとじょうえい。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(48)』