ゴジラ、と、でんすけ。

夏の最後の思い出だからと、高級なスイカを購入した。

４１年間生きてきて初の、でんすけスイカ。

１００００円也！！

・・・というのは嘘だ。
いや買ったのはほんとうだが、甲子園の賭けで負けたから買ったということ。

そんなことがなければ、こんな高いのに手を伸ばせないって。



うん、美味だった。
甘いし、瑞々（水々）しいし。

「１００００円」というのを念頭に置いて食すから、余計に美味い。


でもほんとうは、「ゴジラのたまご」というスイカを狙っていたんだ。




やっぱり１００００円する高級なものである。
決勝戦の終了後にすぐ楽天のサイトにアクセスしてみたのだが、すでに売り切れ。

くそー。
上流階級は、いつもこんなものを喰っているということか。

１６強が決まったくらいで、先に予約すべきなのだろうね。
というわけで、ゴジラの夢は来年に持ち越しである。


年中、そんなふざけた賭けや金の使いかたをしている。

１５年くらい前だったかな、バイト先のバカ連中と「ドミノピザのすべてのメニューを頼もう！」と企画し、３人なのに１２枚くらい注文したことがあった。

こういうとき、きまって顔をしかめるのは女性のほうなんだ。
参加しなかった男子たちは、一緒になって笑ってくれたもの。


「バカだよ、せっかく働いて稼いだ金を…」
「もったいない。ふざけたお金の使いかたをして、もったいない…」


そうなのだけれどもね。
でも、そんなバカの共有で人間関係が深まっていったりするものではないかな。

・・・という、説得力があるのかないのか、正論かどうかも分からない持論を主張して、ここまでやってきた。


そんなわけで。
自分にとっての、今年の夏の想い出は・・・

（１）サマーソニック２０１５
（２）でんすけスイカ
（３）映画『野火』の衝撃
（４）ハニーにスクール水着を着せる
（５）呑み会で、男３人とキスをする

・・・となった。


うん。
まあまあ、いい夏だったんじゃないかな。

たぶん笑笑





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明日のコラムは・・・

『「真」水のうまさ』