Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

たたかうおじいちゃん・おばあちゃん

2015-09-22 05:47:52 | コラム
ゴールデンの対になる感じのシルバーウィークだけど、今年ほどの大型連休になるのは11年後なんだってね。

「たまたま」連休になっただけであって、毎年こうなるわけじゃないのか。
もうトシヨリだから去年のことは思い出せないが、こんなに長くなかったものねぇ。

また、敬老の日が絡んでいるため「だからシルバーなんでしょ」といいたくなるが、それとは無関係なのだよね。
あくまでも、ゴールデンの対という意味合いでつけられたものなのだった。

さて敬老の日はきのうだったが、きょうは1日遅れで自分の愛する「老人映画の10傑」を展開してみたい。

名作から異色作まで。
共通していることは、そこらのアンチャンネーチャンよりパワフルってことである。

では、いってみよう。


(1)『生きものの記録』(55)



原発に怯える老人を三船が怪演、黒澤映画のなかでいちばんの異色作かと。

(2)『ストレイト・ストーリー』(99…トップ画像)

時速8kmのトラクターに乗って旅をする、映画史上で最もゆったりとしたロードムービー。

ふだんのデヴィッド・リンチの映画は嫌いでも、これだけは好きというひとも多い。

(3)『東京物語』(53)

笠智衆と東山千栄子の老夫婦。

東山さんの「ありがと」のアクセントがたまらない。

(4)『ドライビング Miss デイジー』(89)

気高いジェシカ・タンディの佇まいが素晴らしい。

※オスカー受賞シーンを




(5)『家族の肖像』(74)

貴族出身のビスコンティの映画は性にあわないが、これだけは「とっても」好き。

(6)『グラン・トリノ』(2008)

すべてが圧倒的な、イーストウッドおじいちゃん。

(7)『ヴィーナス』(2007)

老教授ピーター・オトゥールが、若い女子に出会って・・・。



(8)『八月の鯨』(87)

大女優リリアン・ギッシュとベティ・デイビスの共演。

アンケートを取れば、これが1位になるかな。

(9)『フライド・グリーン・トマト』(91)

ジェシカ・タンディの主演作がふたつランクイン。

ストーリーテリングも完璧で、学ぶべきところが多い作品。

そして自分は、惚れた女子に必ずDVDを贈ります。

(10)『ヒューゴ』(2011)

実在した映画人、ジョルジュ・メリエス。



映画を愛する・信じるひとにはぜひ観てほしい名作。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん男優列伝(296)藤原竜也』
コメント (1)
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