Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

かわいいだけじゃダメかしら

2015-09-09 05:39:45 | コラム
元AKBの大島優子がヒロインを演じている映画、『ロマンス』を観てきた。

現在公開中、、、といっても、べつに優子ちゃん目当てではない。
監督が、注目株のタナダユキだからである。

女子として見たら、個人的には前田あっちゃんのほうが「断然」好きだし。

しかし女優として見た場合、『紙の月』(2014)といい『ロマンス』といい、優子ちゃんのほうが結果を出しているように思う。
あっちゃんは、映画監督には恵まれている―廣木隆一、黒沢清、山下敦弘―にも関わらず、演技がいまひとつパッとしない。


まぁ、でも。
豪州から米国に渡ったころ、誰がニコール・キッドマンの現在を想像出来たか。

感情のないバービー人形っていわれていたんだぜ?

ジェニファー・コネリーだってそうだった、かわいいだけじゃダメになったときこそ、アイドルが女優へと変貌するきっかけになるのかもしれない。

というわけで。
デビュー当時はアイドル・歌手などなど―つまり、非俳優―だったひとが、演技者となった瞬間の10傑を展開してみよう。

ちなみに。
テレビドラマでイチローが俳優にチャレンジしたとき、なんともいえない空気が日本を覆った。(大袈裟かな)

イチローは尊敬しているし、同年だし・・・と前置きをしていうが、
下手ではないものの、けっして上手ではない演技。
しかし、なかなかの演技でしょう、、、みたいな表情をしていて、それが見ていてキツかった。

それに気づいてかどうかは分からないが、世間的にも「演技、上手。」という評価のされかたをしていた。

同じ世界でいえば、一茂のほうが何倍も上手だと思えたのだけれどもね個人的には。。。


(1)斉藤由貴…『恋する女たち』(86)



(2)高橋和也…『KAMIKAZE TAXI』(95)

元「男闘呼組」ね。

(3)宮沢りえ…『父と暮せば』(2004)

「もっと以前から!」という声も聞こえてきそうだが、自分はこのころに「あ、女優になったかも」と思えた。

(4)エミネム…『8Mile』(2002)

じつは器用なひとなのだ。

(5)小野恵令奈…『さんかく』(2010)

この子も、元AKBです。



(6)マーティン・スコセッシ…『タクシードライバー』(76)

おそろしいキチガイ演技。





(7)ジャスティン・ティンバーレイク…『ソーシャル・ネットワーク』(2010)

米国の人気歌手。

ある意味で、主人公より目立っていた。

(8)崔洋一…『御法度』(99)

映画監督が、近藤勇を演じる。



オオシマの頼みだからと、崔さんもOKを出したのだろうね。

(9)ドリュー・バリモア…『スクリーム』(99)

グレてからの再起が、子役出身のモデルケースとなりそう。

(10)リリー・フランキー…『ぐるりのこと。』(2008)

演技もソツなくこなす才人。
イメージに反し、ふつうのひとを演じるときにこそ輝く。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん男優列伝(294)藤田進』
コメント (2)
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