Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(145)

2015-09-18 14:07:43 | コラム
現在、日記は書いていない。
まぁ毎日のブログやフェイスブックの投稿が、(自己主張満点なので)日記代わりになるのだろうね。

日記を書いてきた期間・・・ではなく「種類」は、3つに分けられる。

(1)小学4~6年時に書いた「恋文的な」もの。
(2)中学2年からスタートして、35歳までつづいた「映画感想日記」。
(3)高校1年の夏休み限定で記した「減量日記」。

期間を種類と訂正したのは、(3)は(2)の継続期間中に記されたものだから。
そう、並行していたんだ。

最も切実なのは(3)で、自分としては井上靖が記した「行軍日記」くらい迫真性があると思っているのだが、



戦争とからめるといろいろ問題がありそうなのでやめておく。

きょうの主役は、(1)である。


<9月1日 始業式>

久し振りに陽子ちゃんと会えた。
あいかわらずかわいかった。

<9月2日>

席替えをした。
陽子ちゃんと離れてしまった。

悲しい・・・。

<9月20日>

陽子ちゃんと本の会話が出来た。
うれしかった。


・・・気持ち悪いぞ、そーとー気持ち悪いぞこれは。

そうなんだ、当時モノスゴ好きだった石川陽子ちゃんに直接好きだといえないものだから・・・って、ちゃんと告白もしているのだけれども、
ともかく、ノート丸々1冊が、陽子ちゃんに対する愛のことばで溢れかえっているのであった。


<10月5日>

体育の時間に、陽子ちゃんのブルマ姿を見れた。


・・・このころからの、だから筋金入りのブルマ好きだったんだね。


<7月15日>

島野くんと、水着に着替える女子を覗いた。
陽子ちゃんのも、見た。


・・・我ながら阿呆だが、まぁトシゴロの男子なんてこんなものだろう。


<7月21日>

通知表と健康記録が配られた。
何気なく陽子ちゃんの健康記録を覗かせてもらったら、陽子ちゃんに本気で叱られ「スケベ!」といわれた。

なんで?


・・・そりゃ胸囲の項があるからでしょう。
小5でピンとこなかったところをみると、自分は割と性的には未熟だったのだろう。
そのクセして、着替えは覗いたわけだが。


<12月20日>

陽子ちゃんに、早めのクリスマスプレゼント。
陽子ちゃんのために買ったのに、そういえない。
「同じの2冊買っちゃったから、あげる」といって渡す。


・・・女子のほうが早熟のはずだし、いいや、そういうの関係なしに、鈍感ではない限り、その想いは伝わっていたのだと思うけれどね。


このあたりは、まだいい。
いつ読み返してもヤバいと寒気がするのは、自分と陽子ちゃんを主人公とした創作小説を載せている日である。


<3月5日>

雲の上で下界を見下ろしながら、陽子ちゃんと暮らしている。
嫌いなSくんとKくんを発見、彼ら目がけて小便をしてやった。

いい気味だ。

陽子ちゃんも、笑っている。

お昼ごはんを食べて、キスをした。


・・・小5だよ。
小3ならまだしも、、、って、その線引きは微妙だが、まぁこういうことを書きつづければ、現在の自分のようなヤツが出来上がると。


よく「なぜ捨てないのか」と聞かれる。

べつにいいよ、こういうことに関する羞恥心みたいなものは、どこかに置き忘れてきたから。


大事なのは、自虐の精神。
匿名で他者を罵るくらいなら、自分を馬鹿にして笑っていたほうが健全だと思う。


おわり。


※そういえば『セブン』の犯人ジョン・ドゥも、日記をつけていたっけ。

このオープニングでも、書くシーンが少しだけ出てくる。




…………………………………………

明日のコラムは・・・

『ハァハァ』
コメント (1)
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