昔ほどではないが、アイドルのアレヤコレヤについて書いてくれという原稿依頼がくる。
元々がアイドル好きだったからね、経済や新商品について書いてくれといわれるより、仕事としてはラクである。
だからいつも、ちゃちゃちゃっと仕上げられる。
自慢じゃあないが、映画の原稿で落とされることはあっても、AVとアイドルの原稿で落とされたことはない。
いまは、第一線に躍り出た「ももクロ」への情熱は「だいぶ」冷め(というか、楽曲がどんどん「ふつう」になってきて、面白さがなくなった。なんでヒャダインが創らないのだろう?)、BABYMETALとでんぱ組.incに胸をきゅんきゅんさせている。
・・・と、アイドル礼讃の文章を書いて出版社に送りたいのだが、依頼の内容はそういう前向きなものではなく。
大抵は、後ろ向きな内容なのである。
つまり、醜聞。
ためしに、ここ数週間で依頼された原稿を挙げてみる。
(1)AKBの総選挙で2位になった柏木由紀と、某ジャニーズの抱擁写真を追え
(2)1本限定でAV出演を決めた、元AKBグループの三上悠亜の過去を探れ

(3)「本当に最低なことをした」ということばを残し、LinQから脱退した水野真里菜の「最低なこと」とはなにかを調べろ
(4)AV出演の噂が絶えない小野恵令奈の噂はほんとうなのか
・・・我ながら、下衆い。
下衆いが、喰うためである。
文章における自分の自尊心は「禁止用語を使う」というところにあって、内容に関してアアダコウダというのはないからね。
そして最も新しい依頼が、きのう報じられた白石さくらの一件である。

事務所から解雇された白石は、アイドルグループ「エンタの時間」の元メンバー。
13日の公演中、会場内で突然リストカットをおこない、関係者や来場客に多大な迷惑をかけた、、、とされている。
いろいろと危うい子ではあった。
しょっちゅうリストカットするし。
その傷を、SNSで画像投稿するし。
ファンと付き合い、自暴自棄になるし。
その危うさが売りのひとつ? になっているようなところがあり、好きではなかったが、まぁこんな子も居ていいんじゃない? などと思っていたのだけれどもね。
自分のスタンスは松尾スズキと同様、そういうアレヤコレヤを楽しみたい・面白がりたい、というもので。
表現の世界で発表する作品と私生活が矛盾しているようなところがあってもいいじゃない、そのほうがヒトっぽいし。
なんていう風に思っているのだが、会場内はまずいかも。
・・・というようなことを依頼原稿に書いていたら、約束の1000字では収まらなくなり、3000字くらいになってしまった。
いかんいかん、どんどん削っていかないと!!
飽和状態ではあるものの、未だアイドルのブームはつづく。
かつてキョンキョンは ♪ アイドルは、やめられない ♪ と歌った。
作詞は、この世界の覇者・秋元康である。
中毒をもたらす強烈な快楽がある―ことをパロディっぽく歌った名曲だと思うが、べつの意味では「すぐにやめられる」世界になったのだな、これを進化と呼ぶか退化と呼ぶかは知らないけれど。
まぁ受け手からすれば、ミニスカ女子が生脚を晒して跳んだり跳ねたりをするのを眺めているのは、単純に気持ちいい。
彼女ら自身が酸いも甘いも経験しているかどうかは、はっきりいえば関係ない。
だから誰と寝ようがクスリやろうが、それで幻滅することはない。
そういうアレヤコレヤを面白がれるかぎり、自分はアイドルを応援しつづけるってことで。。。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(125)』
元々がアイドル好きだったからね、経済や新商品について書いてくれといわれるより、仕事としてはラクである。
だからいつも、ちゃちゃちゃっと仕上げられる。
自慢じゃあないが、映画の原稿で落とされることはあっても、AVとアイドルの原稿で落とされたことはない。
いまは、第一線に躍り出た「ももクロ」への情熱は「だいぶ」冷め(というか、楽曲がどんどん「ふつう」になってきて、面白さがなくなった。なんでヒャダインが創らないのだろう?)、BABYMETALとでんぱ組.incに胸をきゅんきゅんさせている。
・・・と、アイドル礼讃の文章を書いて出版社に送りたいのだが、依頼の内容はそういう前向きなものではなく。
大抵は、後ろ向きな内容なのである。
つまり、醜聞。
ためしに、ここ数週間で依頼された原稿を挙げてみる。
(1)AKBの総選挙で2位になった柏木由紀と、某ジャニーズの抱擁写真を追え
(2)1本限定でAV出演を決めた、元AKBグループの三上悠亜の過去を探れ

(3)「本当に最低なことをした」ということばを残し、LinQから脱退した水野真里菜の「最低なこと」とはなにかを調べろ
(4)AV出演の噂が絶えない小野恵令奈の噂はほんとうなのか
・・・我ながら、下衆い。
下衆いが、喰うためである。
文章における自分の自尊心は「禁止用語を使う」というところにあって、内容に関してアアダコウダというのはないからね。
そして最も新しい依頼が、きのう報じられた白石さくらの一件である。

事務所から解雇された白石は、アイドルグループ「エンタの時間」の元メンバー。
13日の公演中、会場内で突然リストカットをおこない、関係者や来場客に多大な迷惑をかけた、、、とされている。
いろいろと危うい子ではあった。
しょっちゅうリストカットするし。
その傷を、SNSで画像投稿するし。
ファンと付き合い、自暴自棄になるし。
その危うさが売りのひとつ? になっているようなところがあり、好きではなかったが、まぁこんな子も居ていいんじゃない? などと思っていたのだけれどもね。
自分のスタンスは松尾スズキと同様、そういうアレヤコレヤを楽しみたい・面白がりたい、というもので。
表現の世界で発表する作品と私生活が矛盾しているようなところがあってもいいじゃない、そのほうがヒトっぽいし。
なんていう風に思っているのだが、会場内はまずいかも。
・・・というようなことを依頼原稿に書いていたら、約束の1000字では収まらなくなり、3000字くらいになってしまった。
いかんいかん、どんどん削っていかないと!!
飽和状態ではあるものの、未だアイドルのブームはつづく。
かつてキョンキョンは ♪ アイドルは、やめられない ♪ と歌った。
作詞は、この世界の覇者・秋元康である。
中毒をもたらす強烈な快楽がある―ことをパロディっぽく歌った名曲だと思うが、べつの意味では「すぐにやめられる」世界になったのだな、これを進化と呼ぶか退化と呼ぶかは知らないけれど。
まぁ受け手からすれば、ミニスカ女子が生脚を晒して跳んだり跳ねたりをするのを眺めているのは、単純に気持ちいい。
彼女ら自身が酸いも甘いも経験しているかどうかは、はっきりいえば関係ない。
だから誰と寝ようがクスリやろうが、それで幻滅することはない。
そういうアレヤコレヤを面白がれるかぎり、自分はアイドルを応援しつづけるってことで。。。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(125)』