fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

「季節風」150号で、2冊書評を書いていただきました。

2022年04月25日 | あいさつ
        

 所属している「季節風」が150号なのですね。何年になるのでしょうか、年に4回ですから、40年には足りないか。37年以上ではありますね。すごいなあ。
 その記念すべき、150号では、『家守神②呪いの蝶がねむる蔵』と『オンチの葉っぱららららら♪』の書評を書いていただきました。
 オンチの葉っぱ を書いてくださったのは、井嶋敦子さん。
 家守神② は、酒井和子さんです。
 
 

  

 そう! そこなの。へえー、そう読んでくださったんだ! と、嬉しく拝読しました。
 井嶋さん、酒井さん、ありがとうございました!! 
 
 

 

 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!! 

 

家守神シリーズ オンチの葉っぱららららら♪ 展開していただいてます

2022年04月17日 | あいさつ


  秋田市のひらのや書店さんの展開です。
  出身小学校の学区の書店さん。。ありがとうございます😊

  社長さん、小学校のPTA会長さんとのこと。いろいろお話しさせていただきました。

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』ブックトレーラーコンクール受賞作品

2022年04月09日 | あいさつ
 フレーベル館さんのサイトで、受賞作品を発表しています。 こちらから。 赤文字をクリックしてください。。

 正確には、【ICT教育×読書推進】「2022年フレーベル館ブックトレーラーコンクール」受賞作品決定! 〜本を読んだ感想を動画で伝えるICT教育の実証実験〜 
 実証実験という位置づけで開催された今回は、「近畿大学附属小学校」(奈良県)、「郡山ザベリオ学園小学校」(福島県)、「森村学園初等部」(神奈川県)の3校ご協力のもと、4年生~6年生の児童に参加いただき、応募総数379作の中から各賞を選定いたしました。
 大賞を始め、審査員賞4作品、ともだち賞など10作品ですが、どれも、見応えがあります。
 
 私がおおぎやなぎちか賞に選んだ森村学園初等部 志賀春心(しが・はると)さんは、この動画を作るため、何度も『家守神』を読んでくださったとのこと! すでにオンラインで授賞式が行われたのですが、感激しました。ホントにありがとうという気持ちです。
 感想文と違って、動画なので、絵コンテを作ったり、構成や効果を考えたりと、伝える意識で作らないといけないのだと思います。教科を越えた取り組みだったのではないでしょうか。先生達のご指導にも感謝。
 
 今回、フレーベル館が主催なので、書影と主要キャラのイラストを使用可というのが前提でした。それ以外の画像や音楽は、著作権フリーのものか、オリジナルを使うようにと先生のご指導があったのではと思います。今、動画を気楽にネットにあげられる時代ですが、この著作権というのが案外ハードルですよね。大事にしていただきたいものでもあるし。
 感想文のコンクール、感想画コンクールのほか、このブックトレーラーコンクールが根付けば、楽しいものになるだろうなと思います。

             
 
 
 

かわのむつみさんがブログでご紹介くださいました。

2022年03月27日 | あいさつ
 かわせみ句会のメンバーでもある児童文学作家かわのむつみさんが、ブログ「折々の記」で、拙著3冊を一挙にご紹介くださっています。赤をクリックしてください。

 以前はいっしょの読書会にも所属し、泊まりがけの合評会に出かけたこともありましたが、今は私はその会をやめたため、俳句でのつながりになります。長く書いてらっしゃって、「フロム」という児童文学同人誌で頑張ってらっしゃいます。絵がとてもお上手なんです~。うらやましい。
 『こぶたのタミー』という幼年童話がかわいくて、元気になれる。また読んでみましょう。かわのさん、ありがとうございました!

 

大久保りん句集『薔薇一輪』(2)

2022年03月14日 | あいさつ
           

落葉踏む彼の日と同じ音たてて
 嬰(こ)に見せる絵本の中も雪がふる
 その中の後家の雛も納めけり
 九月かなちやらんぽらんと雲流れ
 老人にあきあきしたる枯蟷螂
 人の世もとどのつまりは牡丹散る
 賜りし余生に飽きて水中花
 春待つや何年経つても老人で
 春立つやなにくそと押す車椅子
 寝疲れといふ疲れありスィートピー
 一年もいや一日も夢や冬
 薄氷に閉ざされし泡ゆき場なし
 一片の塵もまじえず桜散る
 これからが本番といふ暑さかな       大久保りん


 この方のこれらの俳句が、教科書に載ったり、有名な句として後世に伝わるかと言えば、そんなことはないかもしれません。俳句をやるのはなんのため? この疑問は、句会のたびに、「楽しいから」「でも選んでもらえたら、やはり嬉しい」という思いとともに、抱いています。
 私の句など、死んだとき、誰が読んでくれるものか・・?
 それでも、まだまだ止めずに作っていきましょう。。

 指導者として、他の方の句を選んだり、直したりするときも、実はこんなに厳しくせず、もっとただ楽しんでもらえるようにしようかなとも思うのです。でも・・・。自分の句が選ばれるかどうか? 褒められるかどうか? のところにいては、ダメです。この方のこの句と出会えてよかった! そうなっていただきたいと思うのです。
 りんさんの句と出会えてよかった。りんさん、ありがとうございました。
 

久し振りのかわせみ句会

2022年03月09日 | あいさつ
ZOOMでのかわせみ句会、久し振りにお会いできた方も多くて、よかった! 児童文学をやってる方達なので、二次会での即吟にもばっちり対応できて、さすがでした。ただ1年以上やってなかったため、基本的なことが忘れられていたりもあり、このあとは3ヶ月に1度はやりましょうということになりました! 夏雲システムさまさまです。

  麦畑です。

 麦青む が今頃。ここ、少し前には、「麦踏み」もしてらして、貴重な光景です! 

昨日は、やはりZOOMで、みちのく童話賞実行委員会のスタッフミーティング。月に一度のこのミーティングでいろいろ話し合ったり、情報を交換したり。昨夜は「今さら聞けなかったあれこれ」をお互いききあって。おもしろかった! 秋田市の小児科医でもある井嶋敦子さんには、毎回コロナ情報を専門家の視点でうかがうこともできています。昨夜も、「えー、そうなの?}ということが・・・・。

 明日はオンラインでの授賞式(私が受賞するわけではないです)。来週は、ベリースローペースで進んでいる某作品の打ち合わせが、編集者さんとZOOMで。この作品、何年前からやりとりしてるんだっけ。出版は、来年3月、あれ? 再来年か? (年度で言われるからわからなくなる・・)っていう感じです。でもちゃんと画家さんとやりとりしてくださって、こちらが忘れているころにご連絡がくる。これ、忘れている分、ちょっとしたプレゼント気分になって、感謝。
 
 

『君色パレット』シリーズ~SNSで繋がるあの人 が発売になりました。

2022年02月27日 | あいさつ
           

 『君色パレット』、すてきなタイトルでしょ。多様性をテーマにした3冊シリーズの一冊です。

  

 どの色も黄色、ピンク、ブルーという単純さじゃないのがいいです。私が参加した「SNSで繋がるあの人」は、ひまわりのような色。
 私の他は、如月かずささん、朝比奈あすかさん、佐藤まどかさんです。

 そもそも「SNSで繋がるあの人」というテーマでのご依頼だったので、どうして私に? と思いました。ツイッターやインスタはやってますが・・。そして設定が小学生ということだったので、ここでも悩みました。小学生はSNSのアカウントをとるときは、保護者の監督の下でという限定なんですよね。でもそれじゃあ、物語としてはつまらない。他の皆さんは中学生だったりなので、そこが自由で、なるほど~という展開でした。はらはらするような。ネットの怖さがかいま見られるような。
 私の作品「BONSAIラブ」は、そういう怖さは出していません。盆栽園で、盆栽師の祖父と二人暮らしの女の子の物語です。SNSで繋がったのは、誰でしょうか。案外身近な人なのかもしれません。

 他の2冊にも、「季節風」で一緒のいとうみくさん、高田由紀子さん、みちのく童話賞スタッフの吉田桃子さん他、魚住直子さん、小手鞠るいさんなど、人気作家がたくさん! ここに入れていただけて、光栄です。
 少しずつ読みましたが、なるほど、皆さんほんとに今の子、現代をきちんととらえて、多様性を見つめるストーリーになっています。

 イラストは3冊とも、佳奈さんです。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 

「家守神」シリーズ第2巻『呪いの蝶がねむる蔵』見本を送っていただきました。

2022年02月07日 | あいさつ
   

 発売は12日になります。

 イラストはもちろん、1巻と同じ、トミイマサコさんです。

 

 1巻と並べると、豪華絢爛です。

 2巻では、新たなキャラが登場。このキャラは、中のイラストで会うことができます。
 佐伯家の庭にある古い蔵。拓はずっと気になっていました。そして、その日、開いていた扉から中に入り・・・。
 私の作品としては、かなりドラマチックな展開になっております! ドキドキハラハラ。どうぞお楽しみください。



「家守神」シリーズ第1巻『妖しいやつらがひそむ家』 動画ももう一度どうぞ! 2巻の動画も近々あります! 

明けましておめでとうございます~2022

2022年01月01日 | あいさつ
 2022年。明けましておめでとうございます!!
 昨日、東京は雪がちらつきました。

お節料理は、栗きんとんや紅白なますを作るくらいと昨日書きました。
 きのう・・もう去年。こんな感じを「初昔」という季語で表します。

 さて、うちで欠かすことができないお節に「田づくり」があります。
 農家なので。舅が生きていたとき、「うちは農家だから」と必ず田づくりを買っていました。昔は作っていたのだと思います。
 その一匹一匹をそれぞれ、注連飾りやしめ縄にに挿して、玄関、神棚、トラクター、小屋、勝手口に飾っていました。
 なので、私も必ず1パック買います。
 作っている栗きんとんと紅白なますだけは、買うより自分が作ったほうがおいしいと思うので、作るのです。

 紅白なますのにんじんや大根は、全部包丁で切るときと、スライサーを使うときがあります。今年はスライサーで。ちょっと細くなりすぎる? 

 松前漬けに、お正月だけ数の子を入れます。
 数年前まで北海道の兄からお歳暮でいただいてたのですが、私のほうから、お歳暮、お中元のやりとりはやめようと申し出ました。なので、買うのですが、数の子も安いのだと歯ごたえがなくて、おいしくない。なので、数の子だけ近くの魚やスーパーで買います。このチェーン店の魚やさん、大渋滞です。私は、数の子以外はそんなに・・と思うのですが。

2022年、こんな調子で始まりました。
よい一年でありますよう、祈るばかりです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 昨年「童子」大会で、俳句本の出版祝いにいただいたアマリリスです。今は、もう少し伸びています。
 

2021年・大晦日 

2021年12月31日 | あいさつ
 今年も、一年が終わります。
 コロナでいろいろ変わった一年でしたが、個人的にはよい過ごしかたができたように思っています。

 コロナが落ちついても、以前のように居酒屋でぎゅうぎゅうになって飲んで、談笑するということは、もうしないかなと思います。
 年齢的にも、時期なのかなと(若い方といっしょに騒ぐ年齢じゃなくなってるというか)。
 きょうは、紅白なますと栗きんとんと、柚子入り大根漬けと、松前漬け(数の子入り)とお雑煮の用意。朝から2時間ほどで、作りました。あとはのんびりします。大掃除は、なし(この数年は、少しずつガスレンジ回りやお風呂など、11月くらいからやるようにしています)。

 来年はどんな年になるのでしょうか。
 年末にいろいろご連絡いただいた仕事の続きを、ひとつひとつ丁寧にやっていこうと思います。

 一年間、お世話になりました。
 皆様どうぞよいお年をお迎えください。


久しぶりにお会いした方たちと話したこと

2021年12月13日 | あいさつ
 先日の童子全国大会では、数年ぶりにお会いした方がたくさんいました。
 「あのときの石垣島吟行は楽しかったわねえ」
 「何年前? 10年以上前だわね」
 そのときすでに80を超えていらしたTさんは、もう95才とのこと。でもお元気でらっしゃいます。
 いっしょにスキューバーダイビングをしたのです。そして、沖縄料理を食べ、のみながら、句会を。おいしかった。楽しかった。ご一緒したYさん、Kさんはすでにもうこの世におらず、Mさんは、施設に入っていて、痴呆状態とのこと。
 でもあのときの楽しさは生き生きと自分の中に今もあります。
 ふつうのとは旅行と違い、俳句がセットになって残っています。
 
 波酔ひのまだつづきをる円座かな  あぶみ
 
 スキューバーのときの水中メガネ、近視なので度付きのものを借りたら、度が強くて、中で気持ち悪くなってしまったのです。
 波酔いもあり、舟から降りても、しばらく揺れているようでした。
 Tさんは今の私くらいの年齢からスキューバーをはじめたとのこと。
 
 石垣吟行は、私が企画して、声をかけて実行しました。今その元気がないなあ。安い旅行会社を探したのですが、とてもよかった。
 行けるときに、行きたいところに行っておこう。いま、つくづく思います。

 辻桃子主宰の挨拶でも、「明日はどうなるかわからない。でも今生きていることを楽しみましょう」とありました。ホントにそうです。

他にも、あの方もこの方も、お会いできて嬉しかった! そう思えたことが、幸せでした。

     

 富士が見える季節です。

   

 

2021年を振り返る③~オンライン

2021年12月09日 | あいさつ
 新型コロナウイルスで出かけるのを控えていたのに対して、ZOOMなどでのオンラインでの打ち合わせ、会議などで乗り切りました。
 また、オンラインを使った講座の受講。
 童話塾in東北の開催。
 アミーニ俳句講座では、講師を勤めさせていただきました。

 家にいて、いろんな地域の方と話ができるこのオンライン、なんと便利なことでしょう。これからも、利用させていただきたいです。
 ただ、そんな中、お会いしての打ち合わせをすると、最後の雑談から別のことが、思わぬ展開となったりということがあります。これ、大事なんですよね。
 知り合いの作家さんで、何人もデビューされたのに、お祝い会ができていません。来年、できるといいなあと思います。
 そういうことを差し引いても、オンラインでの打ち合わせができるようになったのは、収穫でした。

     
 来年は光回線の工事を考えています。

2021年を振り返る②~みちのく童話賞

2021年12月07日 | あいさつ
 第1回みちのく童話賞、大成功でした。
 優秀なスタッフと、東北という土地柄の結束感の賜ではと思います。
 第2回開催も決まり、募集要項が発表されています。質、量ともに、第1回以上の応募を期待しています。
 私は委員長という立場として、精一杯やらせていただきました。そのため、他の所属している団体のお仕事をお断りしている面もあります。その点は大変申し訳なく思いますが、新たな書き手とすばらしい作品と出会える喜びには代え難く、もう少しがんばりたいと思います。
 おかげさまで、児童文学の出版社である国土社さん、昨年に引き続き、角館ロータリークラブさん、そして、昨年に引き続き、作品受けつけを引き受けてくださった、秋田地域資源ネットワークさんのご協賛をいただきました。他にも、たくさんの企業、団体、個人の方のご協賛をいただいています。ありがとうございます!! お名前は、こちら。 赤をクリックすると飛びます。
 他にも、東北各県の新聞社さん、ラジオ放送さん、花巻市さんのご後援をいただきました。

 第1回受賞作品は、雑誌「児童文芸」2021/1月・2022/2月号に一挙掲載されています。また、このあと、国土社さんから電子書籍として発売になる予定です。こちらはまだ詳細は決まっていませんが、決まり次第、お知らせいたします。

     

 

 

2021年を振り返る①~単行本6冊刊行しました。

2021年12月06日 | あいさつ
 12月なので、一年を振り返ろうかなあと思います。
 なにはともあれ、出版物を。

     『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』 2月発売

  『ぼくらは森で生まれかわった』6月発売

    『わくわく子ども俳句スクール』3冊 7月発売

  『家守神①妖しいやつらがひそむ家』11月発売

 皆様、ありがとうございました。この6冊、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 『アテルイ』が出たときは、まだまだコロナ真っ最中でした。それでも、いろいろな書店さんで、大きく展開していただき、ありがたかったです。
『ぼくらは森で生まれかわった』。先日ブックメータというサイトで、嬉しいレビューを発見しました。短い中に端的にこの物語のよさを描いてくださっています。赤のところクリックすると、飛びます。
 このサイトやアマゾンのレビューをよく読んでいるのですが、どの方のものも、すごく端的でよく書いてくださって、ありがたいと思っています。
 この本はだいたい夏なのですが、ラストシーンは、今の時期です。このシーンを今の時期に読んでいただけたら、また違う味わいがあるかなと思います。

『わくわく子ども俳句スクール』シリーズは、大型本なため、ぜひ図書館にリクエストをしていただけたらと願っております。
『家守神』は、まだまだ出たばかりで湯気が立ってる感じ。。2巻のカバーや帯など、着々と作っていただいている真っ最中です。