fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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名残りのねぎ

2013年04月18日 | 日記

 

 簾は夏の季語、でも簾名残とすれば秋。というように名残をつけると季節が終わってまだのこっているものとして使うことができます。上の写真は冬の間ずっと雪の下にあった葱です。ちょびちょび残っていて、耕す前に抜いて食べてしまおうと思っています。名残の葱とか、葱名残なんて、歳時記には載ってないからダメかなあ。雪間葱というのは「童子」では認められています。

 うまさうな雪間葱とぞ申さうか  加藤良彦 (「童子」)(記憶だけで確かめていないので、どこか違っているかもしれません。ちがっていたらごめんなさい)そして、

  折れ折れの名残りの葱の甘さかな  あぶみ    

 と句を作ってはみたものの、5月の6日頃には立夏。それ以前にはもう句会もなく、ここに出しておきます。

  これは、玉葱の芽