「童子」2016/9月号 2016年09月26日 | 俳句 7月号の月評で、拙句「尿(しと)吸うておむつ重たしお中日 あぶみ」を、大先輩、たなか迪子さんが取り上げてくださいました。 (前略)読み手の年齢・経験に応じた記憶の抽斗が時を遡るように開かれてゆく 迪子さん、ありがとうございました。 今月号では、 麦星にけふも寝ぐづる赤子かな あぶみ 他、5句を発表しています。 赤子俳句は、「かわいい」を前面に出さないよう、「生きる力」が感じられるようにと頭にとめています。できてるかな? あっ、冒頭の句は、赤子とは限らない。介護俳句にも読めるのかも。読み手によって、違う読みが可。それもまた俳句ならでは。