fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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案山子

2016年09月03日 | 日記
       

 この数年、田んぼが減り、案山子が増えています。
 たぶん、田んぼが減ったから稲雀が一つの田んぼに集中する。それで案山子を置く。
 うちは、やっていないのですが、大丈夫かな。一カ所は、隣が工事をしているので、(家が建つ)それが鳥よけになっていると思うのですが、他は? 今度行ってみて、ダメだったら案山子を買って置きましょうか。(作ってじゃあないってところが、現代)

『かかしのじいさん』という深山さくらさんの絵本がありますね。私も案山子を主人公に書いたものがあるのだけど・・・。案山子というものに新鮮さがないという意見が、ひっかかっています。というのは、俳句を作るにも、案山子って、それがすでに擬人化されたものなので、新鮮な句がなかなかできないのですよ。それに似ているかなあ。
 やはり、後から行くものは、新鮮さ、これまでに書かれていないものを見つけるということもしなくてはならない。でも、それだけじゃあダメ。普遍的なメッセージなどがその中にあるとかね。
 芭蕉の言うところの「不易流行」だなあ。