・『こちらあみ子』今村夏子 書肆侃侃房
・『あひる』今村夏子
今村夏子さんの『星の子』が、未読です。芥川賞候補になり、野間文芸新人賞を受賞。まだこの3冊しか出していないのに、恐るべしです。とくに『こちらあみ子』は、児童文学ではない子どもが主人公のものということで、いろいろ考えさせられました。
・『南風吹く』森谷明子 光文社 俳句甲子園ものです。
・『蜂蜜と遠雷』恩田陸 これは、直木賞受賞だったんでしたっけ? さすがでした。先日テレビで、このシチュエーションに似た若手ピアニストのコンクールをやっていて、この本と重ねて観ていました。
・『Xー01』あさのあつこ 講談社 壱、弐 が出ていますが、まだ序章。あさのあつこの攻めの姿勢に脱帽。
他に、『活版印刷三日月堂ー風たちの栞』ほしおさなえ ポプラ社、絵本では『森のおくから むかしあったほんとうのはなし』レベッカボンド作 ゴブリン社もよかったです。
今年中に、またおもしろい本を読めるかもしれませんが、それはまた来年に繰り越します。これから半月、あっという間に来年ですね。
今年、話題になった本としては、芥川賞受賞作も読みましたが、私は、どうしてこれが? でした。
カズオ・イシグロさんの『忘れられた巨人』も、読みました。壮大なファンタジー。設定は素晴らしく、期待大だったのですが、なかなか読み進められず・・・。『わたしを忘れないで』は、ドラマを見たからいいか。というところで、『忘れられた巨人』も、映画化されれば、楽しめるかも。やっぱり翻訳の壁かなあ。