季語に「数え日」というのがあります。今年ももう何日で終わり、と数えるようになる時期のこと。
まさに、あと3日で今年も終わります。
よい一年でした。
6月に、さ・え・ら書房さんから、共著『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸』が出ました。この本を書くために昨年からビブリオバトルを調べたり、参加したりしていたのですが、出版後も、イベントで4人が出てビブリオバトルをやったりと、この一年、ビブリオバトルづいていました。続編にも取りかかったということもあります。
9月には、くもん出版さんから『オオカミのお札』シリーズ「カヨが聞いた声 江戸時代」「正次が見た影 戦時中」「美咲が感じた光 現代」の3冊が同時発売。先日も、嬉しい感想のお手紙をいただきました。自分にとって、とても大事な本です。これは、来年もう少し多くの方の手に届いていただけたらいいなと願っております。
俳句甲子園のおっかけもしました。この取材をもとに、高校生の俳句ものを書き、小学生の俳句ものを書き、俳句絵本も書きました。(書いただけで、出版は決まっていません。絵本は見込みありというところにいますが) 25年俳句をやっていたわけで、これを放っておく手はないよなというところです。何より、自分自身が書いていて、楽しくって! これは、来年に引き続きます。
もうひとがんばり。編集者さんに読んでいただいている原稿が形になることを願っています。
ある作家さんが「自分は、零細出入り業者」とおっしゃっていましたが、(私なんか足元にもおよばない方)まさに。書くだけじゃあ、本になりません。営業もしなくては。
ってことで、高校生の俳句もの(俳句甲子園)、読みますよっていう出版社さんいらっしゃいましたら、お声かけてくださいませ。今、どこへ持っていこうか、逡巡しております。(年明けに動こうかと迷っているところ)
本が売れない時代。編集者さんが気に入ってくださっても、営業の方なども含めた企画会議を通るかどうか、ここがなかなか厳しいところです。それでもこの数日でも、『続なみきビブリオバトル・ストーリー』の3校のやりとりもあり、他でも改稿のやりとりをしていました。仕事があるありがたさを感じています。そして、まさにこの年末ぎりぎりに、嬉しいご連絡もいただきました。来年、さらに頑張らなくては。
創作以外では、体力の衰えを感じ、一回30分のジム通いを始めました。去年の人間ドックで脂肪肝だったのが、ショックだったのですが、一年かよって、さてと思ったら、改善とまではいっていません。少しお酒をひかえ、プロテインを飲んで筋肉をつけて。来年の目標は、脂肪肝の改善です。
本当に一年間ありがとうございました。ブログをたまにしか書かなくなりましたが、毎日ちゃんとアクセスがあり、これもありがたいと思っています。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
*写真は、多摩動物公園のワライカワセミです。この動物園は、一つの山になっていて、カワライワセミはそのてっぺんにいます。二重の網になっているので、写真はイマイチだし、笑い声も、しばらくその場に待っていないと聞くことができません。でも、私の一押し。このワライカワセミの童話もなんとかしたい。
では、twitterは何かつぶやくかもですが、ブログは、これまで。また、来年お会いしましょう。