fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『どこどこ山はどこにある』にいただいたお手紙

2018年10月22日 | 自作紹介
          

 ネットに出してくださったレビューの他、お手紙やおはがきもいただいています。今回はそれをご紹介。私信なので、お名前はイニシャルで。

・『どこどこ山はどこにある』いい気分で読み了えました♪ 三年生の孫娘がいるものですから、まどかちゃんに重ねて読みました。私はひいちゃんになることが出来ました。
 とてもとても幸せです♪♪  (元編集者 Uさん)

・あたたかくて、リズムがあって読みやすく、ふしぎだけど、すんなりはいっていける。こんなファンタジーがあるのだと、読み終わり、本をだきしめていました。
 いい世界が表出されて深いです。
 ひいちゃんを追いかけてまどかがまぎれこんだ「どこどこ山」きっと読者の子供達も楽しんでくれるでしょう。
   (MSさん)

・難しい題材をよく描ききりましたね。ヒマワリの使い方は無論のこと、ミカちゃんの存在が作品世界の重しになっている感じがしました。子ども読者がこれをどう受けとめるか。P86で、まどかがちいちゃんがひいちゃんなんだと気づく場面をもう少し(前の場面にさかのぼって)強調してもいい気もしましたが、この作品の不思議はゆったりゆっくりと心にしみてくるところがいいのかもしれません。 (評論家F先生)

・ 作品の底に流れるいのちのつながりに感動しました。おおぎやなぎさんの作品はいつも魂の帰ってゆくところというものを強く感じています。 (元編集者 Tさん)

・ 私をかわいがってくれた祖母の認知症が進み、最近はさみしい気持ちになることもあるのですが、祖母が居眠りをしているとき、どこどこ山に行っているのかな、と思いました。 (WTさん)

・とてもせつなくて、でも心の奥のほうをほんのりあたためてくれると思いました。(中略)老いも死も、こんなにやわらかく包んで物語にすることができるんだと心を打たれました。 (MRさん)

・がんこ岩、すてきでした。「杖」の扱いもとてもわかる。(中略)あたたかさやさしさ。  (KMさん)

 この頃どんどん筆無精になっていますが、こうしてお手紙や葉書をいただくと、やっぱりいいなと思います。ありがとうございました!!