アテルイを書くために、いろいろなところを訪れたり(多賀城、奥州市のあちこち、清水寺、京都の田村麻呂のお墓、枚方のアテルイの塚、淀川)しましたが、
乗馬体験も、その1つ。
アテルイ達は馬にのって駆け回るのに、馬の感触を知らなくてはと、体験しました。友人につきあってもらって。(写真は、友人です。秋田と山形の県境にある鳥海山がきれいでした)
ちゃんと、ある部分で、その体験がいきた描写があるんですよ。
意識できているのは、2場面。それぞれ1行ずつですが、そういう一行一行が物語を支えていると思っています。
珠下なぎさんが、ブログで『
アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』の感想を書いてくださいました。福岡で歴史ファンタジーを書いていらっしゃる方。アテルイには、当時のまつろわぬ者達という共通点があり、興味を持って読んでくださっています。ありがとうございます。
きょうは、みちのく童話賞メインスタッフのリモート会議。3月から募集開始です! 気づくと、朝日小学生新聞が毎年開催していた童話賞が打ち切られていました。まだ公にはなってませんが、他に2つの賞が終了するという情報も耳に入っています。なんで? 文学というすぐに結果はでない分野だけど、大事にしてほしいです。