子どもの本は大人にも読んでいただきたい 2021年08月09日 | 自作紹介 『わくわく子ども俳句スクール』を監修してくださった辻桃子先生が、自宅に来た方にこの本を見せたところ「これ、大人も読めるわね」とおっしゃっていたとのこと。ここ、私はとても大事なところだと思っています。 この本に限らず、子どもの本は子どもだけが読むものではありません。 大人が読んでつまらない本を、子どもがどうして楽しめましょうか。 同じ人間です。 アーノルドローベル の『がまくんとかえるくん』、レオレオー二の絵本、大人が読んで、ぐぐっと来るものがある。 これをもう大人だからと読まないのは、もったいないです。 『わくわく子ども俳句スクール』も、メインの対象は教科書に俳句が出てくる3年生以上と設定しましたが、マンガやイラストをたくさん使い、もっと小さい子でも、ところどころ拾い読みができる。そして、知識欲の出てきた6年生でも満足できる、そして、大人が読んでも「へえ。俳句って、気楽に作れそう。そして、深い」と思ってもらえる内容を意識しました。 四コママンガは、どの年代でも楽しんでいただけるのではないでしょうか。