もうすぐ2巻が発売ですが、冒頭の一節は、同じものを置いています。
付喪神とは~みたいな。そして文末に『面妖な日々』三枝面妖 と書いています。
気づいてくださる方も案外多くて、嬉しいのです。
こちらのレビューも。(赤文字をクリックしてみてください)
三枝面妖は、デビュー作『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)に出てくる登場人物、妖怪作家です。『面妖な日々』も、ですから実際にある書物ではありません。
最初、ふつうに付喪神とは~ と書いていたこの部分に、『面妖な日々』を持ってきてはと提案くださったのは、編集者さんです。え、いいんですか? となり、いいんならぜひ! という流れになりました。そりゃ、私が著作権者ですからね。
三枝面妖は、幼い頃から妖怪の類を感じることができた人間。その姿を見ることはできないけれど、想像して小説を書いていました。でも・・・。
そして、今3巻も進行中なのですが、三枝面妖とつながる部分が出てきて、わあーとなっています。ちなみに2巻ではそうでもありません。
この2作、テイストは全然違うんですけどね。作者が同じなので、根底でつながってた! という感じです。その辺もお楽しみいただけたら、嬉しいです。