fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

「季節風」149号に『家守神①』の書評を載せていただきました。

2022年01月29日 | 自作紹介
           

 書評を書いてくださったのは、月島晴海さん。

 

 拓が前の学校でいじめられていたことから逃げたくて、母の再婚に賛成した。その結果もっとやっかいなことにまきこまれ、次から次いへと襲い来る難題に、主人公拓は元気を回復していく。という見方をしてくださいました。

 いじめ問題に限らず、大抵の悩みは視野が狭くなることによって、事態が深刻化します。解決してみると、なであんなに悩んでいたんだろう、と思うことがよくあります。本書は「つくも神」の出現によって、半ば強制的に視野を広げられ、強さを回復する拓の物語と読めます。

    

 「季節風」今月は、大会推薦作品も掲載されています。これら、編集者さんの目にとまって書籍化してほしいレベルのおもしろさでした!