fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『おはなし ごほん』大川久乃作・本田亮絵(あかね書房)

2022年08月27日 | 本の紹介
           

 かぜで学校を休んだとしくんは、部屋のすみから「ごほん ごほん」とせきが聞こえて驚きました。
 絵本が咳をしていたのです! 
 としくんに読まれなくなって、かぜをひいたというその本とのやりとりが始まります。

 この設定、いいなあ。
 本が、「ごほん」と咳をするというのも! 

 「にじいろスープ」という本なのですが、劇中劇ならぬ、本の中の本というのは、難しいです。
 有名なところでは『果てしない物語』がそうですよね。
 私も絵本テキストで挑戦したことがあるんですが、うまくいかず、お蔵入りになってます・・。

 絵童話という毎ページに絵があるスタイルの本。絵本を読んでもらうスタイルから、自分で読んでもらうようになった子にぴったりです