fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『家守神④声なくせまるあやつり人形』こぼれ話

2023年12月19日 | 日記
     

 何度かにわたり、ノートの公開をしました。
 先日は、児童文学作家の森川成美さんご自身のブログ「森川成美の創作日記」で、「家守神」といっしょにブログのこともご紹介くださいました。(赤をクリックすると、サイトに飛びます)ありがとうございます。
 皆様も下手な絵を見てくださって、ありがとうございます。
 あれは、トミイさんにお見せしてないのですが、他に、イラストを描いていただくために、イメージに近い写真などはよくお送りしています。枕屏風に描いていただきたい山とか。襖の雰囲気とか。ネットで探して。
 4巻にあたって、あるもののイメージをお伝えしたくても、ネットに適当なのが見当たらず、さりとて、自分で描こうにも、これはとても難しくて、とうとう模型を作ったものがあります。
 さて、なんでしょう。
 これは、4巻のネタバレになってしまうので、内緒です(ジオラマではありません)。
 でも、来年のどこかで、公開しようかなと思っています。

 私は、他社さんの本でも、このように、写真をお送りできる場合は、なるべくお送りしています。

      

 この亀吉さんのコートは、「宮沢賢治風マント」とメモだけだったのです。そしたら、このコートのような絵がきました。ラフの段階では、はっきり形までわからなくて、見過ごしてしまったのです。
       
 そっか、賢治と言えばこの写真だ(このコートは、古いけど形は普通ですよね)。私の伝え方が悪かった。と思い、文章との齟齬はないので、マント風というのをカットすればいいかな、よしとしようと思ってました。すると編集者さんが「おおぎやなぎさんがイメージしてたのは、これではないのでは?」とおっしゃってくださって! 「そうなんです。でも描き直しは申し訳ないし、いいかなと思ってました」と言ったところ、ちゃんと伝えてくださって、そして描き直していただきました。小さなカットですが、やっぱ、こっちのほうで、よかった!
 編集さんにも、トミイさんにも、お手数をおかけしたけれど、仕上がりを追求すべきですね。感謝です!
 このマントは、花巻市の羅須地人協会の中に展示してありました(今はどうかな?)。トンビというのかな。