秋田③日本最後の空襲~土崎 2024年03月06日 | 日記 秋田市の北にある土崎という町には、石油コンビナートがあり、そこを狙われました。それが、8月14日午後10:30~翌日未明。最後の空襲だったのです。 B29爆撃機を中心に、約130機の爆撃機により12000発を超える爆弾が投下されました。 死者は、非戦闘員、兵士合わせて250人以上。 今年直木賞の候補になった加藤シゲアキさんの本『なれのはて』が、この土崎空襲を題材にしたものでした。よく調べて書かれたと思います。 資料館があることを知り行ってきました。所蔵されている資料はわずかでしたが。 小学生の服。 焼けた倉庫のコンクリートの柱。 土崎は北前舟の寄港地です。 ちょうど土崎の先人達の資料が展示されてましたが、加賀谷さん、近江谷さんという名字の方たち。ああ、加賀や近江から船で来て居着いた方たちなのだなと思いました。