fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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平安時代~光る君へ~アテルイ

2024年03月21日 | 日記
大河ドラマをおもしろく観ています。
平安時代の後半ですね。都で帝が最も頂点にいるという図式。
その座を狙って、様々な陰謀が繰り広げられ、女性はその道具ともなっています。身分の高い妻に婿入りすること。そして娘を入内させることが出世につながる。
 そのため、ドラマではすでに帝が3人目となりました。

 私は、奈良から平安時代にかけての歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』という本を書きました。最近読み返したのですが、おもしろかったです(すみません、自画自賛で)。ただ、子ども向けの本なので、いろいろ苦労もあり、その一つが元号を使わず、西暦にしたこと。天皇がよく変わるので、それをいちいち書いていては、本筋のアテルイとは関係ないことなので「帝」で統一したことです。なので、「帝」と書いてあっても実は同一人物ではありません。**聖武天皇と桓武天皇の名前だけは出してました。

          宮城の書店さんで展開していただいたとき。
 
 取材のため、アテルイの本拠地岩手県奥州市には何度も自分で車を運転していってますし、アテルイが処刑された大阪枚方市、田村麻呂ゆかりの京都、清水寺、お墓のある山科、平城京と歩きました。結局採用はしなかったけれど田村麻呂が生まれたという伝説のある福島県郡山市にも行きました。元気だったなあ。
 今年も、このあと別作品の取材で出かけることがありますが、だんだん少なくなる予感がします。

 今年は多賀城創建1300年。南大門が復元されています。
        『アテルイ』の版元であるくもん出版の宮城営業Kさんにお送りいただいた写真です。 多賀城創建1300年だし、再度『アテルイ』を盛り上げたいといってくだって、ありがたいです。
     
 7月には、仙台へ行くのでこちらもよってみたいと思います。
 
 『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』このあたりもドラマにしていただきたいなあ。
 まだな方、ぜひお読みください。