fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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螢袋~俳句講座②

2022年06月01日 | 俳句
          
 
 6文字の季語は案外作るのが難しい。
 
 六月や  のように、上5に置くことができず、かといって下5にも持ってこられない。
 
 明るさは螢袋の中にこそ 辻桃子
 逢ひたくて螢袋に灯をともす  岩淵喜代子(『角川大俳句歳時記』より)

 とっちも、中7に入れて助詞をつけている。

 螢袋その日を無為にすごしては  あぶみ (今作りました)のように字余りにして、上5に持ってくるか。

 この花の中に螢を入れて遊んだのが名の由来というけれど、そういう遊びしたことある人いるかな。
 蚊帳の中で放したことはあるけど、今は昔・・って感じですね。
 ネギの中に入れるというのも、聞いたことがあります。
 


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