きのうは「童子」の句会をハシゴしました。午後から火曜句会。この句会は1994年に「童子」に入会したとき、初めて参加した句会です。当時とはメンバーがかなりかわっていますが、私にとっては原点。
夜は、中野での三尺句会。句会に出るには、句を持っていかなくてはいけないのですが、きのうは朝から火曜会の句、5句がやっと。それでは夜は? というと、三尺句会は、黒板に季語や季語ではない言葉をそれぞれが書き出し、それを見てイメージをふくらませてその場で作るという形をとっているのです。この即吟では、家でいろいろ考えるときとちがって、思いがけない句ができるという一面があります。
本日出た季語は、蛇、蚊、蛾、五月雨、鯰、水貝、祭、麦秋、傘雨の忌、穀象、蛍、瀧、冷奴、他
そのほかの言葉では、ぬったり、ぐったり、パソコン、ゆるゆる、白、走る、椀、学長、他
句会に出て、嬉しいのは言葉を覚えること。私にとっては、水貝(新鮮な生アワビをさいの目に切って、深鉢に入れ、薄い塩水に浸し氷片を浮かした料理)~これ、食べたい。傘雨の忌(久保田万太郎の忌日。これは知らなかったことをあきれられましたが……)
さすがに疲れ、二次会(三次会?)はパスして帰りました。
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