fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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講演会「絵本の底ぢから」

2015年05月14日 | 日記
 先日、岩手の地震のニュースを見て、メールや電話をくださった方々、このブログに時差があり、私が今どこにいるのやら? 状態なため、ご心配をおかけしてしまいました。ありがとうございます。東京におりました。大震災の余震なのだそうで? びっくりですね。岩手の家の中は確かめられないのですが、たぶん大丈夫でしょう。

 さて。

        

 10日、絵本、児童書の出版社である福音館書店の編集者さんである、松本徹さんの講演会に出かけてきました。国分寺本多公民館。実は、以前この公民館の近くに長く住んでいたため、なつかしい場所なのです。
 

 長く編集者として本を作ってこられた方のお話です。
 
 本は、ものである。
 生の声で、パーソナルな関係で伝えないと、子ども達に届かない。直に自分に語られていると思うことが大事。それが、発語の力となる。
 読んであげる、聞いてもらうことで初めて絵本は絵本となる。

 本は不自由だ。だから、想像しなくてはならない。(行間を読まなくてはならない)
 
 などなど。やっぱり絵本はいいなと再確認。私にとっても、原点です。
 ホント、子どもは現実とファンタジーの世界を行ったり来たりができるのですから
 そして、本は不自由というくだり、ちょっと俳句と共通しているななんても思ったりして。松本さんのお話ぶりは、パワフルで楽しい。あっという間の2時間でした。

 栃木からいらした作家高橋秀雄さん、国分寺在住作家赤羽じゅんこさん、そして住んでいた当時お世話になった読み聞かせ会のHさんとも、何年ぶりでしょうか、お会いできてよかった! 
 

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