1月号は昨年の大晦日に届きました。元旦から新たな気持ちで俳句を作ってほしいという主宰を始め編集部の皆さまのご尽力に頭がさがります。
今号では
神将に奉納の柿てんこもり あぶみ
を含む5句を発表しています。また昨年応募していた千字評論賞の「虚子の一足」を秀作として全文掲載していただきました。評論を書ける方というのは頭の構造が違うな、私は感覚的人間と半ば開き直っていたのですが、去年あたりから少々考えを変えています。理論をきっちりと学ぶことは大事なこと。ということで、昨年は自分が学んだことをまとめて応募したものです。「雲海」「登高」という季語に関してのまとめです。この分野はまだまだまだまだ未熟ですが、初めから無理と決めつけず少しずつやっていきたいと思ってます。
「童子」の表紙は毎年変わります。この数年は主宰が子どもの頃に書かれた絵です。今年のは4歳のときの「私と物干竿」。子どもの頃の絵は宝物ですね。