fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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裏日本という言葉、好きです。そして、「だだみ」も。

2021年12月28日 | 日記
 東京は、毎日とてもいいお天気です。


 ところが、天気予報やSNSを見ていると、日本海側が、毎日雪、雪雪。秋田もすごそうです。
 雪かきが大変だと思います。
 札幌の兄夫婦、二人とも70を過ぎていますが、夜に二人で家の前、雪かきしたりしているようです。うーん。兄には子供がいないので、老後は東京のホームを真剣に考えてほしい。何かのとき、少し前までなら、私が飛行機でかけつけたりできるかと思っていましたが、私もだんだん年をとります。東京なら、私以外にも、姪達(私の娘、次兄の娘)がいますから。本人達も自分である程度動けるときに、移動したほうがいいと思うのですけどね・・。こればっかりは、住み慣れた土地を離れるのは大変なこと。(まだ、兄は仕事もしていますし)ネコもいるし。

 さて、東京の青空を見ながら、「表日本」「裏日本」という言葉を思い出していました。このごろ、とんと使われません。差別的な意味合いがあるからなのでしょう。でも、私、裏日本という言葉、冬になると、やっぱりしっくりくるなあと思うのです。新潟から北陸もそうですよね。どんより鉛色の空が一冬おおってしまうのです。
 でも、ぱーっと明るい世界だけではない、そんな世界で生まれ育ったから、私がいるんです。(と、今東京で暮らしていて、説得力ないか・・)
 言葉狩りのような風潮、ちょっとどうかなと思います。でも、たしかにその言葉はひどいよなというのもありますからね。難しいです。
 使い方次第だけれど、使わないほうが無難というところでしょうか。物語を書いていても、そこにぶちあたることが、よくあります。

 *ところで、先日、大きなチェーン店の魚やさんに寄ったら、新鮮な「だだみ」があったので、買ってきました。だだみとは、鱈の白子のこと。これを「だだみ」というのは、秋田、山形、福井など日本海側だけのようです。不思議な言葉です。
 子供のころは、あの見た目がだめで箸が伸びませんでしたが、日本酒とセットだとおいしいです。きのうは、味噌汁に入れて、いただきました。天ぷらがおいしいという噂も。
 
 とはいえやはり、雪の地域は大変です。皆様、どうぞお気をつけて。
 


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