磯巾着
海というのは、いろいろいます。海草類の名前がわからず残念でした。上の写真のイソギンチャクは、調べたら「ミドリイソギンチャク」のようです。あちこちで若布を干してもいます。磯巾着も若布も春の季語なんですよ。磯遊びも。男鹿半島は、ようやく春になったばかり、でもそこに夏もちらほらという感じでした。
この日の句会で、〈くだり吹く~〉という句が出て、「くだり? 何?」とひそひそ。「くだり」というのは、日本海に山から吹く(つまり下ってくる)南西の風のことでした。くだりや、あいの風(こちらは北西の風)は地域限定ですが、「筍流し」はいまごろ、「茅花流し」という風はもうちょっと先、梅雨に入ると「黒南風(くろはえ)」梅雨が明けると「白南風」。風の名前は、どれも好きです。
そういえば「童子」5月号には、「春風」と「東風」はどう違うのかというのが出ていました。
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きのうの「あまちゃん」。キョンキョンの歌はまだ流れませんが、BGMに賢治の作詞作曲の「星めぐりのうた」が流れていました。気づいた方いるかなあ。私、ジーンときました。