fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

巨大アスパラガス

2014年05月15日 | 日記

 昨日の記事に対して、励ましのメールや助言をいただきました。ありがとうございます! こんなんですが、ゆっくりやっていきます。さて。

            真ん中が……

 このアヤメの間にも、たしかアスパラがあったよなあと思い、ちょくちょくのぞいてはいたんです。そして細いのを見つけたので、それは、別の場所に移植していました。で、今日ふとこいつを見つけてしまったのです。

 食べられるかなあと思いつつ、皮を剥いてから茹でてみました。大丈夫! おいしかった。

  左が普通のアスパラと、細すぎるアスパラ

 畑の他のも、数日に一度の割合で、いい具合のが収穫できています。来年は、毎日食べられるようにというのが目標。(せっせと鶏糞をやりました)

 * うちの田んぼにもやっと水が入りました。きょうは代掻き、明日が田植えになるのかな。窓を開けると、蛙の声がすごいすごい。昨年の季節風大会でのIさんの作品を思い出す。あれ、評価したの私だけだった? 

 昨日は、今年初めて半袖で外に出ました。いい季節になりました♪ (記録はこの色にすることにしました)


心因性の咳だったのかも

2014年05月14日 | 日記

 恥ずかしいのですが、書きたいと思います。理由は、もしかしたら日本のどこかに同じような状態の人がいて、ネット検索にひっかかるかもしれないから。そういう方への情報になればいいという気持ちからです。それでタイトルにもバン! と。

 咳が出始めたのは、去年の2月くらいでした。岩手は一番寒い時期。風邪をひいたと思い内科に行き、薬をもらったのですが(舅の介護をしていたので、悪化するわけにいかなかった)治らず、でもいつもの風邪をひいたときのような他の症状はないので、そのまま放置していました。夏に東京の内科で受診。咳が出ている期間が長いのでレントゲンを撮ったところ、肺に影がありました。結核の疑いがあるということで検査、CTを撮り陰性。非結核性抗酸菌かもということで、大学病院に紹介されました。

 非結核性抗酸菌の検査、陰性。でも咳は出続けている(痰も)、肺の影はある、ということで、気管支拡張症であると診断(気管支拡張症は、治らない)。去痰剤を三ヶ月くらい飲む。が、症状は変わらず。他の症状は相変わらずなし。気管支拡張症の状態はそんなにひどくはなく、症状が出るほどではない、ということで、痰の検査をする。軽い喘息という結果がでる。

 実は痰の検査をする前に、医師から「でなければ、心因性・・」という言葉が出ていたのです。でも私は、「いいえ、今ストレスのようなものは何もありません」と即座に否定し、痰の検査をして、「喘息の咳だったのですね」ということに落ち着いてしまったのです。吸入薬をもらい、あとは近所の医院でということになりました。

 咳はそんなにひどくはなく、吸入をすると、少しはよくなった「気」がしました。でもやはり相変わらずコホコホ……。薬で悪化を防いでいるのだと思いつつ、これが今年の4月末まで続いていたわけです。

 で、このたび心因性という場合があると、友人に言われ、このときは実は思い当たることもあり、自分でちょっと調べて、確かにストレスなどで咳が出る場合があるということを確認しました。でも岩手にいるので、病院には行かず。以前更年期障害であきらかに「イライラ」していたときにもらった漢方薬を薬局で探しました。(この漢方薬を飲んだら、とても気分が晴れたのです)でもそれは売っていず、代わりに似たような症状に対応する漢方を購入。そのときは風邪をひいていて風邪薬も飲んでいたので、書いてある半分の量を飲みました。

 すると、咳が出なくなったのですよ。まだ0ではありません。東京にもどってから、かかりつけの医師に相談しようと思います。(神経内科もやっている、中国人の女医さん。更年期障害のときの漢方を処方していただいていた)でも、コホコホ言わなくなったのは、確か。

 ストレスがあるという自覚がなく、積み重なっていたものがあったのかなと、自己診断しています。で、昨年やったことを書き出してみました。ここには書きませんが、こんなに……と自分であきれてしまうほど。ひとつひとつはたいしたことではなく、自分にとっては楽しいことだったのです。イヤイヤやっていることではなかった。充実感もあった。でも元来社交的な人間ではないのに、こんなに「外」に出て、人に会って…、いくつもの会に所属して…。

 と、これはあくまで途中経過。でも、本当に人の体というのは、複雑という以上のものがあるのだと感じています。体の声、心の声に耳をすまして、ゆっくりやっていきたいと思っています。

  北上川

 冒頭に、「恥ずかしいけれど」と書いたのは、例えば鬱病というほど深刻でもない、「気のせい」程度? 的な気持ちがあり、その程度で大騒ぎしているようにも思ってしまうからです。こんな風にになるなんて、弱いなあとか、情けないとかも思いますね。一年以上「気のせい」で、咳をしていたっていうのがね。← でもそう思ってしまうことが、鬱病などでもあり、(そうじゃない)体が訴えているということは、「気のせい」程度ではないのだと、思いたいという狭間にいるわけです。これも、同じような症状を持つ人がもしいたら、「気のせい」で片付けなくていいんだよ、人は弱いものなんだよ、(反面強いけど)と言ってあげたい。(自分にもね)

 だって、ここまで読んでくださった方、「えー? なーんだ、心因性だったのかあ」と思いませんでしたか? 

* 蛙が鳴き始めています。


『頭がよくなる10の力を伸ばすお話』(PHP研究所出版)

2014年05月13日 | 自作紹介

                  

 増刷のお知らせをいただきました。5刷目になります。嬉しいです。

 先日『だだすこ』朗読会でも、ここに収められている「俳句を読もう」を4人の方に朗読していただきました。

 その三次会の席で、主宰から、「俳句は世界で一番短い詩ですというくだり」について言及がありました。他にも短い詩があるとのこと。(この詩について、ちょっとよくわかっていないので、ここには書かないでおきます)何事も勉強です。「俳句は世界で一番短い定型詩」です。というのがより正確かもしれません。ただ、小さい子ども向けの本なので、その辺は難しいです。欄外にあるメモは、編集者さんが書いてくださったものなのですが、最初そこに、「俳句は17文字」とあったのを、「17音」と訂正させていただきました。

 主宰がおっしゃったこととは別に、世界で最も短い詩と言えば……、 

 冬眠   草野心平

     ●

 草野心平、大好きです。

 子ども向けの俳句の本、もっと書ける機会があると嬉しいなと思っています。いつかそういう機会がくるかもわからないので、ちゃんと勉強しましょう。


映画「ツレがうつになりまして。」(原作・細川貂々)

2014年05月12日 | 日記

 GAOで観ました。よかったです。

 細川貂々さんは、よく児童書の挿絵も描かれてます。

 宮崎あおいも、境雅人もよかった。境雅人は、半沢直樹のような役より、こういう弱みを見せまくる役のほうが、似合っている。人の心って、不思議だねえ、と言うハルさんのお母さんの台詞にいたく共感しました。「病めるときも健やかなるときも」という夫婦のあり方にも、素直に感動。この映画のテーマなんだろうなあ。

 タチツボスミレ?

* つるえんどうの苗を植えて、葉ねぎと芽キャベツの種、スターチスと桔梗の種を蒔きました。苗は大丈夫だろうけど、種は発芽するかどうか。去年蒔いたものの発芽率は、2割くらいだったような・・・。(← 低すぎ! 畑をチョンチョン歩いているセキレイが食べてるんじゃないかと疑っています。今年は少し丁寧に土をかぶせた・・つもり)

 秋に畑と道路の間に植えていた球根から、花が咲いた率は3割くらい。土が硬いところなのにちゃんと耕さなかったからか? しかも、その花がなんという花だったか、よくわからない。アネモネか……? (近々アップしましょう)

☆ Kさんへ  メッセージ、ありがとうございました。メルアドがなかったので、ここでお礼を申し上げます。ようこそお越しくださいました。こちらこそざっくりで・・・。こんなブログですが、ぜひまたおいでください。ご健筆を!


気になるもの

2014年05月11日 | 日記

 この頃、ホームセンターへ行くと、こんなものや、

  農作業用帽子

こんなものが、

  田植え用長靴

 気になります。田植え用長靴は、普通のとどこが違うかというと、中にベルトがあり、田んぼの中で脱げないようになっているのだそうです。そして、普通より、長い。田植え用長靴、さすがに東京のホームセンターでは、売っていません。青いザルは、苗入れ。腰にくくりつけられます。

 今年秋田とのかねあいもあるのですが、岩手にいたら、すまっこ植え(田んぼの四隅)少しくらいはやんないと、と思っています。やることになったら、買おう。

* 朝晩ストーブつけてます。

* また、先日赤羽さんの受賞の事を書きましたが、藤田のぼるさんも同時に受賞されました。『みんなの家出』(福音館)です。藤田先生は児童文学者協会の事務局長ですが、私にとっては大学の先輩でもあります。(時期はずれてますが)青学や早稲田出身が多い文学者の中にいて、地方の国立大出身者はほんの一握り。藤田先生は、児童文学ファンタジー大賞の選考委員でもあり、そちらでもお世話になりました。その授賞式のとき、札幌から来てくれていた兄嫁と高校の同期だと判明したり、いろいろつながりがあります。だから嬉しいというのではなく、作品も、とてもよかった。こちらもぜひお読みください。どちらも福音館書店ですね♪


花りんご

2014年05月10日 | 日記

           

 蕾はピンク、でも開くと白。これは数日前、もう満開です。りんごの花、大好き。

 と、ここに記録しておけば、あとで、りんごの花って、いつ頃咲くのだったかなあと思ったとき、他のサイトで探すより、実感を持って、そうか5月の連休のときだ。そうそうあの頃は、ライラックも咲いて、スノードフレークも、ゆすらうめも、って、いろいろ芋づる式に思い出すこともできるということに気がついた昨今です。(ブログ内検索で見つけることができる)つまり作品を描くときに、よりリアリティが出るというわけ。役に立つことがあるかどうかは、未定。ブログは公開日記だけれど、記録として使える。

 あちこちの田んぼでは、水を張り始めています。(うちは、まだ)……これも、記録。 

 アスパラに肥料をやり、ツルムラサキの苗を植え、アスパラ菜とモロヘイヤの種を蒔きました。(記録、記録) 畑の耕しは叔父さんがやってくれていて、私は小さな畝を一本作っただけ。でもそれだけでヘトヘト。舅は紐張って、まっすぐで平行な畝を作っていたと今さらながら思います。というか、近所の畑の畝がみんなそう。私はそういうことをしないから、曲がる。

 秋田と岩手の県境の山間は、まだサクラがきれい。(つまり行って来たということ)


おめでとうございます。

2014年05月09日 | 本の紹介

 赤羽じゅんこさん作『がむしゃら落語』(福音館書店)が、このたび第61回産経児童出版文化賞、ニッポン放送賞 を受賞されました。『がむしゃら落語』、読んだときから、何か賞をいただけるのでは? と思いました。おもしろいし、子どもに読んでもらいたいと思える本。ずっと落語が好きで、寄席に通っていらした赤羽ねさんだからこそ書けた物語だと思います。

 本当におめでとうございます。

 赤羽さんは、私が児童文学を書くようになって、初めてお会いした「作家」さんです。ただ一人で書いていた私に、いろいろなことを教えてくださいました。これからもずっと先を歩いていっていただきたい方のお一人。ますますのご活躍をお祈りしております。

   庭のゆすらうめ


句集『だだすこ』の二十一九句 「荻の声」 (抄出・佐藤明彦)

2014年05月08日 | 自作紹介

 先日の朗読会で、「童子」編集長佐藤明彦氏が、朗読してくださったものです。光栄という以外、ありません。

北柳あぶみ句集
『だだすこ』の二十一句

 荻の声
                       抄出・佐藤明彦
雪解けてイーハトーヴの現はるる
ふるさとや春泥かくもねちつこく
麦踏みをしつつこちらへ近づき来
牡丹雪ことに巨きな一枚が
ひたすらにおたまじやくしにならんとす
まだだれも遊びにこない蝶々かな
ドアノブの向かうドアノブ春の闇
霾や空ろな家に鍵かけて
いつまでも岸を離れず花筏
行く春の胴体を切る手品かな
包帯のうすき汚れも聖母月
水底にをればぼんやり錦鯉
箱眼鏡生まれる前のなつかしき
紙魚走る伊勢騒動の顛末記
賢治忌や猫の足跡塀に消え
  

dah-dah-dah-dah-dah-sko-dah-dah/dah-dah-sko-dah

だだすこと口で囃して踊りけり
精神歌荻の声とも聞こえたる
星合やからくり箱に灯が点り
青みどろ透かし凍つるや神の沼
えんえんとつづく枯野や津波跡
終生を熱く青くと炭継げり ※悼後藤竜二先生

 岩手は、百花繚乱です。近所にはライラックも咲いていましす。


スノーフレーク

2014年05月07日 | 日記

 先日、記事を2つアップしてました。(汗) 回復はまだか?

             

 久々に、植物の写真がきれいに撮れました。

 畑の隅に咲いていました。大崎梢さんの小説『スノーフレーク」も読んだばかりです。

 『スノーフレーク』は、胸キュンの推理小説(サスペンスか?)です。最近大崎さんの作品を続けて読んでいます。


象潟

2014年05月06日 | 日記

 眠れなかったときに考えていたことのひとつ。

 朗読会の三次会で、「象潟(土地としての)、行ってみたけど、そんなにいいと思わなかった。どこがいいですか?」と訊かれました。私はとっさに、あそこは江戸時代海だった(正確には潟)。芭蕉は舟であの島へ渡った。そういうことを考えると感慨深い」的に答えたのですが、内心、説得力ないなあと思っていたのです。で、どうして私が象潟が好きなのか。

 ・ひとつには、小学校のときなど遠足で行っている土地ということ。当時はなんてことないお寺としか思わなかったが、俳句をやるようになり、あそこが海だった(小学校のときもきっと教えられたのでしょうが)ということ、芭蕉が訪れた最果てであることなど知り、特別な地となった。

 どこの土地でも、そこには歴史があるわけですが、そこに立ったとき、その光景を想像できるというのは、ひとつのタイムスリップでもあると思うのです。それができる土地。

 ・「奥の細道」は、冒頭がなんといっても名文ですが、象潟はそれに次ぐくらいの名文だと私は思っています。なんて、実は他はそんなにちゃんと読んでませんが……。(そこが説得力が弱い)でも「松島は笑ふがごとく、象潟は恨むがごとし」という一文は、間違いなく名文。今のように新幹線はある、高速道路はある、トンネルも開通しているという時代ではないときに、江戸から象潟まで旅をするというのは、それはそれは大変なこと。先日飛行機で鳥海山や月山を見おろしましたが、山また山、広大な面積です。そういう旅をしてまで行きたかったところなのだなあと。

 ・私が訪れたとき、九十九島の脇を流れている小川には、メダカがいました。絶滅危惧種とされているメダカが、まだいるような土地なのです。

 象潟は、九十九島の周辺の田に、これから水が張られます。水田に島が映って、この時期だけ、江戸時代の光景を偲ぶことができます。


句集『だだすこ』朗読会2

2014年05月06日 | 日記

 先日夜中にトイレに起きてから、寝付くことができない、という日が2日ほど続きました。そのとき、考えていたことのひとつ。

 句集『だだすこ』の朗読会、よかったなあと。

 直後には、簡単にプログラムしかご紹介できなかったので、少し詳しくご報告させてください。

 句集『だだすこ』は、賢治に馴染みのない人にとってはわかりにくいところもある。今日はその世界を「現出」させたい。とおっしゃってくださったのが、辻桃子主宰。紺碧のベルベットのワンピースがステキでした。主宰は「胡桃が落つる日」の他に、北上市にある詩歌文学館の雑誌に寄稿したエッセイの一部も朗読してくださいました。賢治の作品に関するものです。賢治は、雪の中で生きる子どもと、雪の中で死んでいく子どもとを書いた……。こんど文学館に行き、その雑誌を捜してみようと思います。

 同人会長庚申からは、私の句「仲秋の深川飯の中に石」という句を中心に据えて、感想をいただきました。

 安部元気副主宰の「象潟」(「奥の細道」)は、朗読ではなく、暗唱です。おそらく「奥の細道」を全て暗唱されたのでしょう。感服。内容の解釈は私だけではなく、来てくださった方、みなさん納得されたのではないかと思います。

 「原体剣舞連」(賢治)を朗読してくださった立松けいさんは、この日、ダンサーをイメージした衣装で、裸足に深紅のペディキュア。すばらしかった!

 「俳句を読もう」(『頭のよさを育てる10の力を伸ばすお話』)は、4人が心をこめて、読んでくださいました。嬉しかった!

 佐藤明彦編集長の『だだすこ』の朗読は、編集長が選んでくださった21句を、「荻の声」とサブタイトルをつけ、味わい深く、また別の世界のように表現してくださいました。これはまた別の日にご紹介させていただきます。

 そして何より、個別の朗読をしなかったみなさんに、一人一句、好きな句を選んでおいてくださいとお願いしていたのですが、それを一人ずつステージで発表してくださったこと。内心、一人出て、一句だけ読んで引っこんで…とやるとゴチャゴチャした感じになってしまわないかしら? と心配もしていたのですが、とんでもない。とてもよかったです。意外だったのは、だぶって選ばれた句が一句だけだったこと。

 ちなみにだぶったのは、

 雪深くまだ起きてゐる呑んでゐる   あぶみ

 この日、たまきちゃんという5才の子も(句友のお孫さん)、

 わらわらとこどもでてくるハローウィン  あぶみ

 を読んでくれました。ひらがなとカタカナだけの句が、2句だけあり、そのどちらかと思ってこっちを選んでくれたとのこと。かわいかった! 学芸会などで、こうやって、小さい子に、俳句を暗唱させるのもいいのでは? なんて思いました。

 私の「お地蔵さんもラクでねぇ」は、ちょっと声がかすれてしまったかも、でした。

 主宰も、もっとたくさんの方に聴いていただけたらよかったわねと、おっしゃってくださいました。本当にそう。でももっと大きな会場で、たくさんの方をお呼びして、となると、私のキャパを越えてしまいます。あのくらいの規模がちょうどよかったというのも、本音です。でも、あの方もお呼びしたかったな。俳句以外の友人にも、主宰やみなさんの朗読を聴かせてあげたかったな、とは、思います。

 録音すればよかった? いえいえ、私はそれに関しては、そうは思わないのです。あれは、生で聴いたからこそ、いいのです。

 *一生忘れることはないでしょうが、記録という意味でも、書かせていただきました。

 こんなことを書けるようになった。ということで完全復活かな? 

  森(針葉樹と広葉樹)


鯉のぼり

2014年05月05日 | 日記

         

 元気になり、いつもの散歩コースにやっと出ました。あちこちに大きな鯉のぼりがひらめいていました。棹に引っかかっているのは、お父さんか? 

 1時間の散歩の後、コーヒーを。ご飯もおいしいし、草取りもガッチリしました。お酒は、まだ呑みたいと思えないけど。


明日は子どもの日

2014年05月04日 | 日記

           業者の回し者ではありません。

 おなじみ(でもないか?)花巻のマルカンデパートにお昼を食べに行きました。するとあちこちにこのチラシが貼ってありました。

 右上に「鯉のぼりもお取り寄せできます。3割引」とありますが、まずはそっちじゃない? と私的にツボでした。こちらは大きな鯉のぼりを庭に立てているお宅も多いので、当然ポールは必要でしょうが。

 と、ここまで書いて、ふとこれは、鯉のぼりのポールが4割引というのではなく、「鯉のぼり」と「ポール」セットが4割引という意味だろうかと思いました。で、単品で鯉のぼりだけでも買えますよ、と? どっちにしてもマルカン的だ。鯉のぼりのポールだけ売ってるよ、と思う方がおかしいか? そしてどっちにしても、ブログ話題にするほどのことでもない? (でも、私的には……)

 *画像取り込みの元気も出てきました。(たいした手間でもないのですけど、気力の問題)


「季節風」2014春号 (118号)

2014年05月03日 | 日記

                   

 「全身全霊で物語の中へ」と題して、代表でもあるあさのあつこさんの、めずらしい幼年もの『チューリップルかほちゃん』(毎日新聞社)の書評を書かせていただいています。

 創作は投稿作品から3編。昨年の大会推薦作品が5編。どれも、レベルが高く、みんなすごいなあと心底感心しました。

 どの作品も、見せ場をもっとふくらませるとか、何かひとつふたつプラスすることで、立派な本になりそうです。そのひとつふたつを、自分自身でやってなんとかするか、この荒削りなものを編集者さんが読んで、そのアドバイスで本にしてくださるか、そういうことなのかなあ。合評会に出て行けば、みなさんのご意見を聞いて勉強もできるのでしょうが、なかなか出られません。でも、聞いたから書けるかというとまたそうでもないというのが、難しいところ。王道はないのかもしれませんね。

 ずっと投稿していないのですが、ここに斬って出るのは、なかなか大変です。

 


エッセイ「母の文箱」(牧やすこ)

2014年05月02日 | 日記

 左のブックマークにある牧やすこさんのHP「牧康子の部屋」は、毎月1日に更新されています。毎回俳句やエッセイが新しく掲載されるのですが、今月は、「童子」エッセイ賞で入賞された「母の文箱」と、「最後のリフォームのつもりだったが……」。

「童子」は俳句の会なので、エッセイにも自己を突き放した諧謔というものを求められていて(たぶん)、大賞には至りませんでしたが、「母の文箱」を読んでいて、涙が出てきました。これは今私の気持ちが母の最晩年と向き合っているという時期だからかもです。

 人はみな一人にひとつ、歴史があるということを感じさせてくれるエッセイでした。

 長くインテリア雑誌の編集をされていたやすこさんの住へのこだわりも、感嘆ものです。

 ぜひ左のブックマークをクリックして、ご訪問、エッセイをお読みください。写真もすばらしいです。