選挙・・。まだ選挙公報がきていません。
衆議院、うちの選挙区、4人しか立候補してないんですよ。正直誰に投票したらいいか判断に困ります。でも棄権はしない主義。また秋田へ行くので、投票してきました。投票日、帰っている予定ではあるのですが、予定変更もあり得るので。
この選挙にどれだけお金がかかっているのか。他にまわすところがあるでしょうに。
桜も色づき、落ちはじめています。
東京、先週は30度の日もありました。10月なのに。
* 上の葉っぱ。いただいた栞に似てます。
先日会った友人にもらいました。すっごく長いつきあいです。半世紀までは届いてないけど、それに近い・・。
葉っぱの栞、嬉しい。
栞がほしかったのもあるのですが、
葉っぱが好きというのもあるのですが、
今年出る本の一冊で、栞奈という主人公がいて、その子のニックネームが、リーブル。これは、最初髪の毛に葉っぱの髪留めをつけたことから、リーフ、リーブス、リーブルとなったもの。リーブルは自由なというフランス語です。そのタイミングでもらったことが嬉しい。
金箔のクローバーも。金箔は、「家守神」シリーズで金継ぎを書いているので、それを思い出します。急須の口が欠けて邪悪なものが入り込んでしまったお蝶さんを描いたのが、2巻。今年出る5巻では、仲間と拓のおかげで心を取り戻したお蝶さんが活躍します。ちょっと切なさもあるラスト。気に入っています。こちらは、12月10日発売。現在再校ゲラのチェック中です。
金木犀咲きはじめましたね。
先日は人間ドックでした。まあ横ばい。肝脂肪がね・・。糖尿もちょっと基準値オーバー。胃は少しびらんあり。どれも気にするほどではないので、運動をしましょうとのこと。特に肝脂肪はなんとかしたいので。肺機能もあまりよくありません。でもこれは昔から、肺活量はダメなんです。
って、列挙したら、なんかあまり健康じゃないですよね。でも看護師さんからは、年齢的にはぜんぜん、いいですよとは言っていただきました。
フルーツは、朝だけにしよう。
来年出る本のイラストラフも届いていて、かわいい・・です。
さて。
児童文学作家の中川李枝子さんがお亡くなりになりました。
『ぐりとぐら』シリーズ、世界中で、しかも3世代とかで親しまれています。こんな絵本、他にあるでしょうか。
デビュー前に一度講演会を聞いたことがあり、どこかのホールで対談も聞きました。あの対談のお相手、だれだったか・・。と思って、ブログ内検索したら、宮崎駿さんだったよ・・。10年前です。赤をクリックすると、記事に飛びます。これ、たしか『しゅるしゅるぱん』発売前だけど、福音館さんとのつながりで、編集者さんとご一緒したんだった。
私がすごいと思うのは、中川さん、福音館書店とあともう1社くらいからしか本を出してないことなんです。おそらくかなりのオファーはあったはず。妹とのコンビは最強でした。
ぼくらのなまえは ぐりとぐら
このよでいちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐりぐら ぐりぐら
いい、リズム。
中川さん、ありがとうございました!
赤羽じゅんこさんの新刊です。
まずタイトルが好き! 大繩跳び・・ません! ですから。
足にハンディのある双葉は、自分が大縄跳びに出ると他のクラスに勝つことができない、「おおなわ大会は出ません」と宣言します。でも、はい、そうですか。というわけにはいきません。何しろ大縄跳び自体が、みんなで気持ちを一つにして的な競技なのですから。
自分がひっかかるとそこで止まってしまう。これ、考えただけでもプレッシャーです。私は子どもの頃、運動神経はいい方だったし、縄跳びも得意でした。それでも嫌。やりたくない。普段はよくても、本番になると緊張してつっかえる場合もあるでしょう(物語でもそういう場面あり)。まして双葉のように足にハンディがあった場合、どれほどのプレッシャーか。
そんな双葉をとりまくクラスメート6人+双葉の7人の視点で、物語が語られます。それぞれの気持ち、考えが交差し、どうしたらいいのかわからなくなり、双葉は学校に来なくなってしまうし・・。
今多様性多様性と叫ばれている時代で、運動会も順位をつけなかったり? 団体生活の中で戸惑うことが多いのではないでしょうか。
双葉はカウント係になったらいいのか、それとも・・。
一人一人の気持ちをきいていくと、おおなわ跳びが嫌なのは双葉だけではないこともわかります。
読んでいて、わー、これどう着地させるんだろう。難しいなあと思いました。
そこ、さすがベテラン作家です。ぜひ、読んでください。この本、子ども達が話し合う、考える、自分の意見を見つめるなど、子どもによっていろんな気づきができるものだと思います。
本の装丁も、すごく好き。岡本歌織さんというデザイナーさん、今後も要チェックです。
13日、国分寺にある「おばあさんの知恵袋」という絵本屋さんに、Xで繋がった児童文学関係者が数名集まることになりました。でもただ集まっておしゃべりするより、何かしたい(と私が思い)、絵本の読み合い会を提案しました。これは、日野市のなんとか堂という絵本屋さんで行っていて、数回経験しているものの真似です。開催後ではありますが、なんとか堂さんにも、こんなことを真似してやりましたとご報告し、気持ちよくOKをいただいてます。
集まったのは、さくらラジオパーソナリティの藤木優子さん(アメリカ在住)、児童文学作家の渡辺朋さん、大島恵奈さん、そして私と、おばちえ店主の三田村さん。それぞれ持ち寄った絵本を読み合いました。
藤木さん、さすがプロ! うっとりするお声です。
横浜から来た私の友人も楽しんでくれました。
またやりたい。うずうず・・。
これも、おばちえという場所があるからです。絵本屋さんですが、各種イベントに場所を貸していただけます。テレビにもちょくちょく登場。お母さまがドイツ料理店をされてたころから数えると、なんと今年50周年とのことです。
一週間ほど前、夜中夢の中で作詞作曲をしていました。
そこでふと目覚め、その歌をもう一度繰り返したら、いい歌じゃんとなり。でもこれは寝たら絶対に忘れるケース。
起きて、ボイスレコーダーに歌って録音しました。夜中2時。
聴いてみたら、微妙。嫌いじゃないけど。作詞作曲をした前後のシチュエーションは、全く覚えていません。
これ、どうする?
柿がかなり色づいてきています。
核のない世界に一歩近づいたのでしょうか。
それは、生きている私達次第。
ヒバクシャという言葉が、ヒロシマのように国際語になっているんですね。
日本原水爆被害者団体協議会というのが、正式名称。ここにちゃんと記しておきたい。
実は、姪(次兄の娘)がオスロ在住ジャーナリストで、ノーベル平和賞はここ数年、会場で取材していたようです。今回は、Xで、「ニホンヒダンキョウ」という言葉が聞えたとき、嬉しくて涙が出そうになったとつぶやき、早々に記事をヤフーニュースにアップしていました。受賞直後から大量の電話がかかってるとのこと。がんばって、世界に発信してほしい。そうか、選考委員長が若い人になったのか。このニュース、すごく早くアップされてました。赤をクリックすると記事に飛びます。
姪のXは、こちら。他にも発信の場があるみたいだけど、私はもっぱら、こっちで繋がってます。
知り合いの作家さん達がやってらっしゃる「るびいの会」の句集をいただきました。
17人のメンバー全員が、児童文学作家か元編集者さんなど、児童文学にかかわっている方達です。メンバーを引っ張ってらっしゃる忍々さんが、俳人、坪内稔典さんの系列とのこと。読んでいて、俳句を楽しんでらっしゃるのが伝わってきます(何人かエッセイには、苦しんでと書いてますが)。
選りすぐりの中から、好きだった句をあげさせていただきます。
銀河より散らばり落ちる鼓笛隊
海底に放つたままの沖縄忌 忍々
サザエさんちもワニを一匹飼ってます てんまり
今宵雪は嘘をつきに舞い降りる 酔命酒
朝曇りお釜を背負った人がいた 案山子
青みかんドアの向こうで咳一つ
話したりない日胸の小人がラムネ飲む 純子
銀漢眺めカリツと金平糖 踊波
空蝉の中にかくれる夏の影
吾の中のずるさよ蜥蜴の丸い眼よ ふくね
泳いだか流されたのかここにいる 夢眠
棄てたこと棄てられぬこと秋の雲 酔牛
春の夜の睡れん鉢の底の泥 くるむ
終点は五月晴れだよいざさらば 萱
はぎしりし八月の底ゆききする 丹太
カーネーション涙もろくて骨もろい 満月
連結のはやぶさこまちねぷたまつ 朔
きっと句会後は、楽しく飲んでらっしゃることでしょう。句集には、児童文学者としてのペンネームも書かれてましたが、ここでは出さずにおきますね。
皆さん言葉のプロなので、5・7・5の定型に収まっていなくても、詩であることをきちんと意識してらっしゃる。定型を意識しつつそこからはみ出している句は、魅力的。これは今の私の心境ですし、今書いている物語でも書きながら考えていること。
よい刺激をいただきました。ありがとうございます。
田部智子さんの新刊。中学年向けファンタジーです。
朝からついてないことばかり起きていた涼平が学校に急いでいたら、なんと疫病神が目の前に現れます。表紙のイラストでは肩に乗っている小人のようなもの。涼平はレベル2の不運だとか、同級生の倉田はレベル6だとか。疫病神にもランクがあるらしく、涼平は手伝いをするはめになってしまいます。
疫病神と作戦を考えたり、実行しようとしてもうまくいかなかったり。
きっと読んでいく子も、友だちを不運にしようとしたら・・なんて考えるのではと思います。
中学年は、読んでもらう時期から卒業して自分で本を読む時期。そこにゲームという大敵が現れ、本離れが進んでしまいます。なので、この時期に男の子が喜んで読める本は貴重です。そういう一冊になるのではないかと思いました。
先日秋田市の千秋公園のお堀からいただいてきた、蓮の実。これを水に浸けていたんですが、芽が出てきました。う、嬉しいです。
育てて、花が咲いたらどんなに嬉しいか。できるかな。
これは、もう落ちてしまっているのと、左のほうはまだ若い。
このお堀、蓮の間に遊歩道ができたのですが、実は手の届く範囲の実は落ちてしまったのか、まだ緑色か、誰かが早々といただいていったのか、ほとんどなかったんです。が、かろうじて数粒採取できたのを、東京に持ってきていました。
10月21日発売です。
イラストは、坂口友佳子さん。
劇団に入って、子役のオーディションを受けている亜麻音。ある日曜日、両親に勝手に予定を変更されたことをきっかけに、自分のことは自分で決めたいと、はっきり意識するようになります。
そのために、考えたのが矢印!
私自身、子どものころ、親がその日の予定を勝手に決めていて、「行かない」と言ってもきいてもらえず、無理やり海に連れていかれたことがあります。そのときのことを思い出して書いた作品です。最初は幼年童話、その後ナンセンス的にしてみたり、いろいろ試行錯誤していきついたのが、中学年向けリアリズムでした。でも、芯となっている部分だけは変わっていません。
読みやすい作品だと思うので、たくさんの子が読んでくれると嬉しいです。
アゲイン&アゲインは、何度でも。という意味。
坂口さんのイラストは、見ていて元気になります。
私はこれまで、自身のない子が自身を持つようになる的な作品が多かったように思うのですが、これはちょっと違うなと思ってます。元気な子がより元気になる?
いろいろな性格の子がいますが、みんなそれぞれに悩みがあるはず。がんばれー。
来年の手帳を買いました。
あ、そうか。来年は巳年。ヘビ年です。
ということで、『ヘビくんブランコくん』も、どうぞよろしく! 井上コトリさんのイラストかわいいです。
来年にかけて、うるさく宣伝しちゃうかもしれません。すみません。
私が住んでいる市で、最近銀杏の木の枝が折れ、若い男性が下敷きになり亡くなるという事故がありました。その後、事故があった緑地帯はテープが貼られ入ることができません。木にはテープが巻かれています。古い樹木は伐採かなと思っていたら、散歩コースの公園の桜が伐られていました。
うちの真ん前のコブシの木も古くて大きくて、崖に生えてるので、根がいっぱい出ています。大丈夫なのかなあ。引越した当初、枝を伐っていただけないかと管理している市に電話したら、持ち主の方が、「あれはご神木だから伐られない」とおっしゃったとか。そう言われるとすぐ引き下がったのですが、落ち葉がこれからの季節大変です。
安全かどうかの観点で、もう一度調べてくださいと言おうかな。