僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

それでいいのだ!?

2006年05月20日 | 何でも掲示板
公開テストの成績表をお渡しして、解説をしていた時のことです。一通り説明が終わり質問を求めたところ、一人のお母様が手を挙げました。

「うちの子はこの程度の問題は全部できるはずです。なぜこんなに点数が低いのでしょうか?」
こう思っている方は潜在的にかなりいます。

学習の様子を詳しく聞いてみると原因かも知れないことが見つかりました。

公開テストの最中、問題の説明をした後「始めましょう」と声をかけてすぐ、私をじっと見つめる視線を感じました。
その子は問題の意味が分からないで迷っている様子ではなかったので、にっこりとほほ笑みを返しました。
すると安心したのか答えに印をつけて次の問題に取り組み始めました。
そこでまた私の顔をじっと見ます。一生懸命に取り組む姿がかわいいので、私もまたにっこり、うなづきました。

そんなやり取りが数回続いた時、私はひとつの可能性に気づき、その子の後ろへ回ってみました。
やはりそうです。子どもは答えに印をつける前に私の顔を探して後ろを振り向いたのです。テスト中ですから、すぐに係の先生から注意を受けてしまいました。
つづく
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「夢」の体験

2006年05月20日 | SF小説ハートマン
朝起きた時、汗をぐっしょりかいていた。体がしびれるように痛い。
今運動会の練習でハードな毎日を過ごしている僕だけど、組み立て体操とかけっこだけじゃこんなに疲れないと思う。夢のせいだ。

夢は本当にはっきりしていて、ハートマンは僕自身だった。
戦いの場面では攻撃を受けると僕の体が本当に痛んだ。夢を「見ている」のではなく「体験している」のだった。
スペースギアを操縦しているときは気持ちよかったけど、悪い奴と戦うときはドキドキして心臓が2倍に膨らんでしまったようだった。
ハンディウェポンで敵を丸焦げにした時はヤッターって思ったけど、そばによって死体を確認した時はおなかがきゅーっと縮んで、泣きそうになってしまった。
それからお酒の味も女の人とのキスも体験した。

あまりにも急にいろいろな経験をした気がする。僕一人ではとっても耐えられないと感じ始めていた。夜中、夢のショックで目覚めることもあった。
「ねえトント、誰にも話しちゃダメなの?」
虫と言うより教師の存在になったカメムシのトント。その背中のハートに触れながら宇宙は話しかけた。

「今は我慢しなさい、宇宙くん。君は選ばれた子供だ。きっと耐えられる。」
「ホントなの?誰が僕を選んだの?どうしてボクなの?もうやめてもいい?」
「答えはやがてわかります。今は頑張りましょう。このバイオリストコンピュータが神経組織の組み替えを終えさえすれば、実際の経験と知識を分離できると思います。さあお休みなさい、ひろし君。」      つづく
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みんなで食べよう

2006年05月20日 | いろいろな顔たち
本日の御飯でございます。

みんなで食べるとおいしいね

こら!手を使って食べなさい。
犬食いはダメです


コメント (13)
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