僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

牧場と税務署

2006年05月02日 | 何でも掲示板
子ども達の勘違いはまだまだ沢山あるのですが、いくつか思い出してみます。

明日は遠足。わくわくドキドキします。保育室で先生が話しかけました。

「明日は遠足ね、広~い牧場でお弁当を食べましょうね。牛さんがモ~ッて鳴くかもしれないね」
それを聞いた子どもの一人が尋ねます。
「先生、そんなに大きいデパートなの?」
「どうしてデパートなの?」
「だって屋上でお弁当食べるんでしょう?」

園長が書類を抱えて外出しようとしています。いつもと違って何やら難しい顔付きです。
元気の良い男の子が見つけて寄ってきました。

「えんちょう先生、どこ行くの?」
「あら○○くん、えんちょう先生はこれからね、大切な御用で税務署に行かなくちゃならないのよ」
そう言って出かけて行きました。
見送った子どもが心配そうな顔付きです私のところへやってきました。

「えんちょう先生だいじょうぶかなぁ」
「どうしたの、なんで?」
「えんちょう先生、刑務所に入れられちゃうの?」
コメント (2)
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無料大数

2006年05月02日 | SF小説ハートマン
もうずっと前だけど、何とか流星群が来て、いっぱい流れ星が見えるからっていう日があった。ニュースで何日か前からやってたからみんな楽しみにして、夜一緒に見たんだ。

「誰が一番沢山見つけるか競争だぞ。」お父さんが言った。寒かったけど我慢して星が流れるのをずっと待っていた時、

「星っていっぱいあるでしょう、いくつあるか知ってる?」空を見上げたままで星見ちゃんが言った。

「知らないけど百万個くらい?」
「ううん、もっといっぱい、無量大数。」
「なにそれ。」
「あのね、うーちゃん、一億って知ってる?」
「うん、聞いたことある。お父さんがこの前買ってきた宝くじ見せて、一億円だって言ってた。」
「その上が一兆、その上が一京、その上がガイで、ジョ、ジョウ、コウ、カン、えーっといろいろあって、ナユタ、不可思議、無量大数なの。」
「へーえ、なにそれ。」

難しすぎるよって思った。
「うーちゃんもそのうちお勉強すればわかるよ。」  つづく
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旗本退屈女

2006年05月02日 | いろいろな顔たち
居酒屋の扉です。ジェダイではない本物の時代劇を知ってるおじいちゃんから聞きました。

天下御免の向こう傷、拡大してよく見ると眉間の鍵穴に何やら将軍様のお顔が・・・
こ、怖ぇ~~~っ
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