僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

ご挨拶

2006年05月17日 | 何でも掲示板
テレビを見ていたら、ある有名タレントが言っていました。
「うちの近所の子どもがさぁ、こんにちはって挨拶すんだよ。あんなちっちゃいのに気持ち悪いよね。」

おそらく幼稚園くらいの年齢の子どもでしょう。そんな子どもがきちんと挨拶できることは異常なことなのでしょうか。
そのタレントは当然子どもに挨拶なんてしないのでしょうね。
子どもって生き物はは、大人の言うことは聞かないでワーワー騒いでいて勝手気ままなもの、と思っているのでしょう。
挨拶など仕込むのは大人のエゴで、子どもの自由を奪っている、と思っているらしいです。

子どもは本来とても素直な生き物です。
こうするといいよ、と教えるとそうしたがります。

身近な大人がすることをよく見ていてまねをする生き物です。一番身近な大人である親にいつの間にか似てしまう。親がする行動を、そうするものだと思って素直にまねるのです。
モデリングという行動は、飼育係を親と思ってついて歩く丹頂鶴の子どもだけでなく人間だってするのです。
大人がいつも気持ち良い挨拶をしていると、子どもはいつの間にかそれができるようになっています。
「あなたも挨拶してごらん」と誘った時、子どもはとてもうれしく感じるはずです。
大人の世界に一歩近づけるからです。
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宇宙(ひろし)の夢…①物語の始まり

2006年05月17日 | SF小説ハートマン
昔むかし、2000年よりもっと10500年位むかし。今の地球のちょうど南極にあたる場所にすばらしく発達した文明があった。
科学と呼ぶかどうかは学者の見識に任せるとして、人間の構造や、宇宙のバランスについての知識は子供にとっても一般的な常識となっていた。

石でできた三角形の建物の中で、金色に輝く不思議な形をした箱に向かい男の子が何やらぶつぶつとつぶやいている。
「うーん、いつもここでわかんなくなっちゃうんだよなぁ。えーっと、△が2つ移動して×○□*#の中に入ると、どうして種のDNAが活動しちゃうんだろう。ひょっとして、□と△がミトコンドリアのスタートボタンを刺激するのかなぁ?」
 
子供はそう言ってボタンのような物を素早く数回押した。すると箱の蓋がブーンという微かな音と共に後方にずれていき、中から青白い煙とルビー色をした鋭い光線が溢れ出てきた。
嬉しそうな顔をして見つめている男の子の前で光線が収縮し、髭もじゃで蛇のような形をした生き物のホログラムが浮かび上がると、エコーの効いた低い声でこう告げた。

「よく頑張った!レベル7へ進め。」
「ねえ、僕合格なの?」
「そうだ、合格だ。この珠がセクションへお前の進級を知らせるだろう。」
そう言うと、うっすらと光を発している珠を手渡し箱の中へ消えてしまった。

珠はうっとりと眺めている子供の手のひらで実体化し、ずっしりと重みを持った。
つづく
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赤穂浪士の別れ

2006年05月17日 | いろいろな顔たち
以前この顔を某サイトに投稿したところ
大変に不評でした
自分では結構いけると思っていたのに…

理由をよく考えてみました。
多分そのサイトにいる人たちは若くて時代劇を見ていない
切腹するときのコスチュームとか作法とかを見たことがない
時代小説を読まないので「介錯」の意味を解釈できない

そんなわけでありまして、皆さんはいかがでしょうか
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