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malibu string labo.

レグナにアルパワー

2016-04-01 | ガット張り 


最近買ったラケットの中ではレグナはちょっと気に入ったので、このところいろいろなセッティングを試しているのですが、意外にアルパワーがイイ。 僕はこれまでアルパワーはちょっと苦手だったのですが、弾力のあるレグナのフレームにクリアな打球感が出てイイカンジです。

画像はレグナにアルパワー・アイスブルー、メイン48Lbs.クロス44Lbs.ボトムアップ2本張り、クールストリンギングです。 今回アルパワーを張るまでは、レグナにハイブリッドはモッサリ感が出てあまり合わないような気がしていたのですが、アルパワーなら・・・。

ところで、ガット張りで大切なことはフレームを変形させないことだとよく言われています。 以前も言った事がありますが、ストリングマシンはメインガットから張ることを前提に設計されているので、マシンの剛性が高いほど横に広がる変形は少なくなり、痩せる変形が多くなります、たぶんw

巷でよく言われていることで、ヨネックスは昔は強度不足でクロスのテンションを落として張っていたが、今はその必要がない!ってのはハッキリ言って現実的ではないと思います。 マシンも今と昔ではちがいますからw 

僕が使っているマシン(プロテック8)でヨネックスのラケットを張る場合、変形を抑えるには普通3~5ポンドクロスのテンションを落とします。 縦横同テンションで張るのはヨネックスでは、EZONE AiとDRくらいですか・・・。

同様に楕円形であっても比較的縦長形状っぽいフレームは、ウィルソンであれヘッドであれ同様にクロスのテンションは落としています。 中には逆に上げるモデルもありますけどw バボラ以外は縦横同テンションで張ることの方が少ないんじゃなかなと思います。

まあ結局のところ、まずは縦横同テンションで張ってみて、その変形度合いによってテンション操作をするだけです。 ガット張りってのは、難しく考える必要はナニひとつないただの単純作業に過ぎないですからw

と言う訳でw、次回はラボでも定番とも言えるクロスアルパワーでのハイブリッドを予定しています。

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