丸の内 テニスカフェ

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ガットの張り方(12)

2008-04-29 | ガット張り 
今回はメインが上(トップ側)で終わる場合の張り方について僕なりのやっつけ方についてちょこっと。

メインがトップ側で終わるラケット(ピュアコンとか)の場合、クロスのテンションをメインと同じにすると、だいたいトップ側が緩くなり過ぎます。逆(クロスを下から張る場合)だとあまり問題ない(たぶん・・・)のだけど、トップ側が緩くなると一番使うスポットの面圧がどうしても低くなります。普通は何本かずつ徐々にテンションを落としていく訳なのだけど、ここで張り上がりに問題が出てくるのだった。

クロスを上(トップ側)から張る方がフレームに優しいというのが定説なのだけど、何も考えずに張ると変形率はコッチの方が大きいですね。普通トップ側が広がると思います。

ということで、僕の場合クロスのの張り初め5~6本は思い切って4~5lbs上げて張り始めます。次の3本を2lbs下げて、次は2本でという具合で最終的には約10lbs(メインの約5lbsダウン)落としてしまいます。これでほぼ均一になりますね。まあマシンによって違うとは思うのだけど、コツは思い切ってクロスの張り初めを上げてやるということで変形も抑えられるということなんだな。

クロスのテンションの均一化がいいかどうか、もちろん異論はあるでしょうけど、とりあえず今のところコレがイイかなと・・・。



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