丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

クニペックス ケブラー用ハサミ

2014-01-16 | ストリングマシン&ツール 


このところずっと、僕はガットを切るのにニッパーではなくハサミを使っています。 まあ、どちらでもいいんですけど、ハサミだと張り終えた後の余ったガットのキレッパシを束ねて、一気にバッサリ細かく切ることが出来る。 まったく些細なことかもしれないですが、僕はシロートとしてはケッコウ張る方なので、ゴミ出しがとてもカンタンになったりします。

ところが、試してみたヒトもいるとは思いますが、普通のハサミでガットを切るのはなかなか難しい。 特に刃の先端でガットをカットするのは無理ですね。 ストリングカッター(万能ハサミ)なら可能ではあるのだけど、ちょっとモノがデカすぎる。 やはり、フレーム際でキレイにカットするだけなら、小型のプラスティックニッパーが最適でしょうね。 

と言う訳で以前、プロストリンガー御用達というコロシ文句によろめいて、アルスーパークラフト370というハサミを買ったのですが、その時にどちらを買おうかと迷ったのがコレです。 まあ、ハンドツールにちょっとでも詳しいヒトなら、迷わずクニペックスを選ぶのがアタリマエっちゃあアタリマエなんですけどねえ・・・。 結果的にはどちらもちょっと失敗・・・というか、もっと安くて使いやすいホーザンのハサミを見つけたので、さすがの僕もこれにはそうとうに高い授業料を払ってしまったなあと、今でもほんのすこしだけ後悔しています(笑)

で、前にも説明しましたが、ガット用に僕が使っているケブラー用ハサミは、どれも形状が普通のハサミと違って剪定バサミのように刃が短くなっています。 ダイジなのはソコなんですね、これで刃の先端でもラクにガットが切れるんですね。 で、このクニペックスですが、今現在 malibu Gut Labo で使っているホーザンのハサミ(N840)に比べると切れ味自体は良いものの、刃がやや長く、先端のデザインもちょっとビミョ~で、タイオフ時のフレーム際でのカットにおいては、ホーザンの方がモンクナシに使いやすいですね。 

このホーザンN840は低価格なだけに材質はステンレスで、見た目もちょっと安っぽいのですが、刃の形状デザインがよく考えられていて、ストレートではなく、わずかにアールが付いていて先端が尖っています。 このことがフレーム際でのガットの切断に向いているんですね。 もちろん、メーカーではこんな用途は考えてはいないでしょうから、偶然から生まれた必然と言ったところでしょう。


まあ、このクニペックスは刃がやや長いので、先端部での切れ味はもうひとつではあるのですが、ラケットのストリングの交差点をナナメにバリバリ切ることが出来るし、キャップも付いているので、テニスバッグに入れておくにはちょうど良いですね、ちょっと高いけど(笑) 

と言う訳で、このクニペックスのケブラー用ハサミは、ストリングツールとしては、ハッキリ言ってオススメじゃないです(笑)
 

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