おはようございます。
今日はなんと、1年のちょうど真ん中の日だそうです。
昨夜、せっかくだから、この上半期を振り返ってみようと思ったのですが、
お正月って何してたっけ?あれ、昨日何食べたっけ?と考えていたところに、
電話が鳴りました。
取ってみたら、水のトラブル解決請負人〇見さん(水道工事業者のおじさん)。
「あれ?おかっぱさん?どうやら間違えてしまったようです。すみません。」との事。
それで思い出した。
上半期と言えば「詰り」でした。うめさんのガンコな便秘と、排水管の詰りに悩まされていたのです。
この我が家の排水管の詰りは、3年前から始まりました。
その当時、ポストに入っていたDMに電話をして来てくれたのが、〇見さんでした。
すんごい、道具を持って。それがこれ
「ローポンプ スーパープラス(業務用)」
この最強スッポンを肩に抱えてさっそうと現れた〇見さんは、まさに銃を持った戦士だった、
勇ましかった(〇見さんは、平均的な普通のおじさんです)。
そして、この最強スッポンで一発解決でした。
「〇見さん、それおいくらですか?どこで売ってますか?」と絡む私に、
「素人さんが、使いこなせる代物ではありませんよ。」と諭す〇見さんの忠告を聞かず、
アマゾンの中で探し当て手に入れました。
あれから3年経った今年の3月、再び〇見さんに助けを要請したのです。
やはり素人の私では、この最強スッポンを使いこなす事はできなかった。
再会した〇見さんに、私は静かに頷きながら自分の最強スッポンを渡しました。
コイツで、あたいのコイツで、トドメ刺しとくれと。
〇見さんは、すべてを悟ったように、ご自分の最強スッポンを下に置き、
私の最強スッポンを受け取り、台所に向かった。
お前の仇は取ってやると言わんばかりに、
これがプロのやり方だと、危ないから下がって見ていろと言わんばかりに立ち向かっていったのです。
そうして、たちどころに詰りは抜け、やっと緊張から解放された我々は、その時語らった。
〇見さんは、奥さんと別居中ということや、だから犬と二人暮らししているということを。
犬が飛び付くから、家ではずっと揺れていると言っていた。
その〇見さん、先日も道でばったり出くわしました。
「こんにちわ、奥さん戻ってきましたかー?」に対して
「いいえ。多分もう無理ですー。」と軽く挨拶してすれ違いました。
どーでもいい!こんな記憶どーでもいい!
もっといろいろ、振り返るべき思い出があっただろうがと、考えていたら眠れなくなってしまった。
そんな悶々とする私は、暗い部屋で怖いモノを見てしまった。
なんか、こうなってる、あやとおたま。
なんか、こうなってる。真剣な顔で、なんか、こうなってる。
なんか、ずっと、こうなってる。全然動かず、こうなってる。
そうか!分かった!
上半期、お陰様で平和でした。ありがとうございます。