普通に寝ちゃった。
昨夜も、普通に、早めに寝ちゃった。
おはようございます。
では、せっかくなので、
皆様に、新年のご挨拶を、恐縮ですが、
簡単に・・・
簡単に・・・
といっても、そうは簡単には参りません。
今年は、犬になろう。
なんといっても、私は無類の犬好きだ。
犬の事なら、お任せあれ!と、
メイクを施し始めた。
犬になるためにだ。
ところがだ。
犬?
これ、犬に見えるのか?
そう迷い出したら、止まらない。
冷静な判断力は、
不安という魔物に覆いつくされてゆく。
そして、余計な事ばっかして、
こうなった。
おい、おじさん!
早く撮ってくれワン!!
出待ちのおじさんは、私を見るなり、一旦、崩れ落ちたが、
マジな私は、容赦はしない。待ったなしだ!
色々なポーズを試したが、
一向に決まらない。
「おじさん、アングルが悪いワン」
「ちょまて!上から撮ったら、足が短く見えてまうワン」
「あかん、もっと美しく撮ってくれワン」
「おい、おたま、ひくな!」
こんなんじゃ、だめだ、だめだ、だめだ、だめだーワン!
どうしよう・・・ワン。
どうしたら、ええんや・・・ワン。
そこで、おじさんは、構えていたカメラを下して、
ついに口を開いた。
「おかっぱちゃん、あなたは、どうして、顔を赤く塗ったの?
それって、酔っぱらってるテイなんじゃないの?
それに、その腹巻、使わなくて、いいのかい?」と。
そ・・・そうだったワン。
私、それをすっかり、忘れていたワン。
こういう事よね、おじさん?
これを、言いたかったんでしょうワン。
と、いう事で