うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

漏れたって、諦めない

2018年01月17日 | 日記

会社のトイレは、

どこからか、水漏れがしていたんだ。

 

おはようございます。

しとしとと漏れていた水は、

滴り落ちて、とうとう、屋根に氷柱を作った。

出勤してすぐ、朝日に輝く氷柱を観察するのが、

私の密やかな日課となった。

 

そして、昨日、

ついに工事業者さんが来たんだ。

来るからねって、聞いていたのに、

私は、今年の抱負でもあるように、

鼻をほじるまいと我慢していたからか、

前もって、トイレに行っておく事を忘れてしまった。

 

そうなると、俄然、行きたくなるんだ。

今は使っちゃダメ!

そう思えば思う程、行きたくなるんだよ。

 

「トイレ、行きたい」

まるで幼児のようにモジモジしている45歳の私に、

隣の熟女は、真剣な面持ちで、教えてくれた。

「コンビニ、行っておいで。早く行きなさい」と。

 

「すまないね、熟女さん。後は、お願いします。」

心で、そう、お辞儀をしながら、私はコンビニへ走った。

いや、走ると漏れるから、

衝撃を与えないように、静かに早歩きした。

 

そうやって、無表情で、心を無にして、

ようやくたどり着いたコンビニのトイレは、

掃除中だったって訳だ。

 

嘘だろう?

そりゃないぜ・・・

本当は、店員さんに縋り付きたかったが、

私は、まず堪えたんだ。

じっと堪えた。

そして、心の中で叫んだ。

 

そして、心の中で、泣いた。

そして、

また静かに、そーっと、社へ戻って行った。

 

うんこーーー!

うんこ「ん?」

母さん、漏らさなかったぞ。

頑張った母さんを労っておくれよ。

 

うんこ「んじゃ、起きよう・・・か・・しら」

 

うんこ「ふぅぅ、無理」

諦めんな!

うんこ、諦めちゃだめだ!

うんこ「下品がダダ漏れな母さんね。」

どうも、すみませんでした。