うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

前にしか進まない、猫

2018年10月03日 | よねの闘病記録

10月は、きくが逝った月だった。

そうだ、

きくがあっという間に逝ってしまった月だった。

 

おはようございます。

1年前の今頃、私は分かっていた。

歳はよねの方が1歳上だが、

逝くのは、きくの方が早いのだろうと。

そして、

今年の10月は、よねの正念場になるかもしれない。

しかし、それは全く分からない。

 

猫は、突然ガタンと来る。

そのガタンが、どれ程のガタンかまでは分からない。

ここ最近、よねの体重が下げ止まらない。

不動の3.10キロは、一旦増えて、そこからガタンと落ち始め、

あっという間に3キロを切った。

別に嘔吐している訳でもなく、全くの絶食状態でもなく、

それでも体重は下げ止まらない。

しかし、輸液は、吸収に時間が掛かるようになってきている。

 

そんな、よねさんは、

先日、エアコンの設置中、大きな音で

他の猫達が怖がって隠れているのに、

近くで、ずっと見てたりしてね。

よねさんは、進化も止まらない。

すごいぞ、よねさん!

 

私は、悲観はしない。

半分強がりが入っているが、あとの半分は本音だ。

今よねは、最期の大仕事を目標に、ずんずんと前へ進んでいる。

「お兄さん、工事中だからね。邪魔になるからね」と言っても、

よねは、ずんずん前へ前へと進んで行っちゃうんだもん。

「ちょっ待って!」と抑えたって、お構いなしだ。

笑っちゃうでしょ?

だから私は、

「もう少し、ゆっくりしてもらえます?」と笑いながら、

よねの肩を抑えるように、よねの世話をしているという訳だ。

 

通院の回数を増やそうかな?

強制給仕の量や回数も増やすか?

いろいろ企んでいたって、よねは前へと進んでいるんだ。

 

その手の直角、かっこいいですね。

 

よね「ウヒヒヒヒ~」

だから、私は、自分の企みを疑る。

よねの笑顔が消えないように、

よねが笑顔で前へ進んでいけるように、

試しながら探りながら、肩を少しだけ抑えている状態だ。

 

よね「手がしびれた~」

じゃ、止めたらいいんだよな。

さほど嫌がらなかった事も、

以前より「嫌なの」を強く表現するようになってきた。

えらいぞ、よねさん!