なんというか・・・
なんといえばいいのか・・・
おはようございます。
我が家のおじさんへの沢山の応援、
誠にありがとうございました。
心優しい方々が「すべりませんように」と
祈って下さった中、
私の心の片隅では「だだスベッた報告」を期待していた。
その時は、絶対笑うな!
笑いそうになった時は「泣きそう」と言いながらトイレに駆け込め!
そう自分に言い聞かせていた。
おじさんが、忘年会を終え帰宅したのは、23時頃。
私は寝床で横になったまま、しかし気づいていた。
だが、寝たふりをしてやり過ごした。
深夜に、だだスベッた話を聞く勇気は無かったのだ。
しばらく息を潜めて様子をうかがっていると、
おじさんも、就寝したようだ。
私は、おじさんが寝たことを確認してから、
こっそり起き上がってトイレへ向かった。
すると
「うぅぅ~」と。
「や~ん、うぅ~うわ~~」と。
おじさんが、うなされてる・・・
これは、そうとうスベッてきたな。
そりゃそうだ。
おどるポンポコリンで、今さらピコ太郎でウケるはずはない。
ましてや、生真面目な男が恥じらいながら
リズムにワンテンポ遅れながら踊ったところで、
観る側は、切なさで胸が締め付けられるだけだ。
朝になり、私はついに手に汗をかきながら聞いてみた。
「昨日は、どうだった?」
おじさんは、
「ボクの仮装なんて全然、大したこと無かったみたいです」と。
「皆さん、凄かったですよ。七色のカツラを被ってたり」
七色の?
「電飾が付いた衣装を着てたり」
で・・・でんしょく?
電源はどこから取ってんだ?
「すごいお化粧したバニーガールとか」
どんなお化粧や?どんなや?
そんな恰好した女性もいたの?
「いえ、男性です」
なんだとー!?
ということで、
どうやら、おじさんの勤務先の忘年会は、
私の想像を遥かに超えた、クレイジーな忘年会だったようだ。
おい、おたま?
せっかく遊ぶんだから
そういうのを被るの、やめれ!
そっちじゃないし
こっちだし
ヘンテコな格好で遊ぶの、やめれ!
そんな訳で、皆様、ご安心ください。
おじさんは、無事、無傷で忘年会を終えました。
ヘンテコな抱っこも、やめれ!