うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

タネのないマジック

2019年02月14日 | 日記

昔から、

有難い事に、バレンタインの日は、

私にとって、贈る日ではなく、貰う日だった。

 

おはようございます。

彼氏のために作った、ついでに。

旦那さんのために買ってきた、ついでに。

買い物行ったら売ってたから、ついでに。

と、とかく優しい女性たちから、ついでに貰ってきたのだ。

父さんも以前は、よく行きつけのスナックで貰ってきては、

それを私が貰ったから、ここでも貰い癖が付いた。

今年も、隣のデスクの熟女さんから、

一昨日、やっぱり、買ってきたついでに、早々に貰った。

さて、実家の母さんは、

パチンコで勝ったついでにチョコを貰ってきてくれるのだろうか?

健闘を祈っています!

 

そんな母さんは、頭が柔らかい。

先日、実家でテレビを観ていた時だ。

マジシャンが華麗なテーブルマジックを編集無しで披露する。

手のひらに乗せたカードをぎゅっと握りしめた瞬間、

そのカードが、テーブルにパッと瞬間移動するというマジックだ。

本当に、パッとカードが現れちゃうんだ。

こうなると、もうパニックだ。

私も母さんも父さんも、瞬きもせず観ていたのだ。

私と両親は老眼だ。

老眼は近くは見えづらいが、ある一定の距離を取ると

とたんにバッチリ見えるようになる。

だから、いつも、各々のテレビとの適切な距離を保って観ている。

父さんはソファーで、母さんは台所で、

私は、その間の距離で立ち見が、もっとも観やすいスタイルだ。

異様な光景だし、ばらついて見えるが、我々の心は一つだ。

そして、3人とも、確かに観たのだ。

パッとした瞬間で現れる、その様を。

 

 

どゆこと?

ねえ、どゆことなの?

 

私は、誰に聞くでもなく、そう何度も呟いていた。

すると、台所で大根をおろしながら、母さんは言った。

 

「これよぉ。

上から隠しとる特殊なカメラで、テーブルに写しとらんか?

本物のカードじゃなくて、写真みたいなもんやないか?」

 

母さん?

母さんったら・・・

すげー!

絶対、そうだと思うーーー!

 

マジックは、タネがある。

しかし、我が家のイリュージョンは、タネがないのだ。

これ、どうなってるんでしょうね~?

26センチ×29センチの紙袋に、すっぽり入る猫。

 

私の手で比較してみても、けっこう小さい袋です。

そして、入っているおたまは、我が家では体長体高最大だ。

普通に大き目の猫だ。

 

うんこと比較

 

よねと比較。

あっ、この時も、おたま入ってます。

 

どうなっちゃってんでしょうね~?

見ても、どうなってんだか分かりませんね~。

 

おたま「余裕だぞ」

 

うんこ「うんちゃんも、入りたい」

それは、タネを仕込まんと無理な気がする。