うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

男好きなオス猫

2019年02月20日 | おたまの事

私は、時々思う。

少なくとも、哺乳類は、

それぞれの種で分類するより、

オスとメスで分類したほうが、理にかなっているのではないかと。

 

おはようございます。

我が家のメス達は、なんとなく分かり合えている。

気まぐれだと言われるが、いやいや自分なりの理由があるの。

前髪が決まらなかったら、気分が乗らない訳。

それでもやってんのに、さて一息ついてトイレにって思っても、

ちょいと起きてきてトイレに入ったまま出てこない、オス。

何をしているんだ?

何を生み出しているんだ?

 

それでも、メスは分かってる。

「早く~」って言わない訳。

だって、女の子だもん。

我慢してる間に、ちょっと引っ込んでても黙って待ってるの。

ようやくオスが出てきて、すぐさますれ違って入ると、

オスは「なんか、機嫌悪そうだな」って怪訝な顔で見てくるの。

おめーが、のんびり生み出してるからだろうがって思っても、

言わないよ、女の子だもん。

さてと座るじゃない?

臭くて吐きそう。

下から出したいのに、上から出そう。

もう、やんなっちゃう。

 

冷蔵庫を開けて、ため息をつくメスに、

オスは、「女って、よくわかんねえな」ってため息をつく。

ちげーわ!

お茶くらい無くなってたら、作ってとは言わない。

空の容器くらい、出しといてよ!という、ため息だ。

 

料理をしながら、あぁぁ、頭痛いな~って言うと、

オスは優しく言う。

「大丈夫?頑張って」と。

これ以上、頑張れん!

 

メスは、ひたすら延々、撫ぜてくるとイライラするの。

私だって、肩揉んでなんて言おうものなら、

延々肩じゃなくて、首絞められるからね。

で、我慢できず噛みつくと、「わがままなんだから」って顔される。

 

そうかと思えば、ご飯だよって言ってんのに、

オスは「うん」と言ったか言わないか、とにかく他事を始める。

いや、ご飯だってばさ。

 

とまあ、私達は、オスとの距離感がつかめずにいるのだ。

おたまは、子猫時代から、実家の爺ちゃん以外には甘えない。

私には抱っこどころが、撫ぜられることも嫌った。

嫌いだからといっても、全力で逃げる訳でもなく、

何とも言えない顔で、抱かれる。

もうね、逃げて!

そんな顔するんなら、全力で逃げて!

 

こんな事ではいかん。

爺ちゃんにしか甘えられないのは、

きっと、意地を張ってんだろうと思い、

もっと私にも馴れさせて、甘えさせてやらねばと、

メスは大いに、このオスを甘やかす。

 

ご飯の時間も

来やしないから、行ってやる。

 

撫ぜられるのは、気持ちいい事なんだぞって

思いを込めて撫ぜ撫ぜトレーニングを続けた。

4年、続けた。

しかし、どんな時も、

おたまの「ゴロゴロ」音が、私の耳に届くことは無かった。

そういうタイプの子かな?

たまに、ゴロゴロ言わない猫もいるからね。

なんて、おじさんに言っていたのに・・・

 

えっ?

 

おい!

 

おい、おい、おーい!

おまえ、さては、ただの男好きか?!

もう、分らんです。