うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

おかっぱの観察日記 (※蜘蛛の画像があります)

2020年11月03日 | 日記

昨日は、

冷たい雨の日だった。

 

おはようございます。

私は寒くはない。

寒ければ、温かい衣服を纏えばいい。

しかし、自然の中で生きる生き物たちは、

小さな体で生き抜いている。

 

私が出社して、

まず会うのは、ハクセキレイのキイロちゃんだ。

この子は、顔が少し黄みがかっているから、

すぐに黄色ちゃんだと分かる。

「キイロちゃん、今朝は虫食べたかい?

あっちの窓を見てごらん?虫がへばり付いてるかもしれんよ。」

心の中で無事を願いつつ、軽く情報交換をして社内へ入ると、

次に会うのは、窓から見える、ジョロウグモの妙子だ。

痩せっぽっちの妙子。

巣をはっていても、相変わらず虫は1匹も捕まっていない。

 

 

次に、ゴミを捨てるついでに行く先には、

これまたジョロウグモの紅姐さんとお銀さんが居る。

 

紅姐さんは、腹の赤が鮮やかで、艶やかなメス蜘蛛だ。

大きな腹は、もう卵を持っている証拠。

紅姐さんの巣には、5匹もの小さなオスが居候している。

付近のメス蜘蛛達と比べても、一番モテるメスのようだ。

「紅姐さん、あれ?あら?オスが・・・2匹減ってる。」

オスは油断していると、メスに食べられる運命にあるのだ。

どうやら、紅姐さんは2匹食っちまったようだ。

さすが、魔性の女だ。

 

向かいに巣をはるのが、お銀だ。

お銀は、この界隈ではめっぽう大きなメス蜘蛛だ。

丸々としていて、肝っ玉が太い。

丸々としているんだから、お銀も妊婦だ。

他の蜘蛛は木の枝を利用して丈夫な巣を作るが、

お銀は、風にゆらゆら揺れる背の高い草の間に巣を張る。

その方が、虫が多く引っかかるからだろう。

「なぁに、壊れたら、またすぐ作ってやるさ」ってなもんだ。

ところが、ある日、居候の3匹のオスしかいない。

巣も壊れていないのに、お銀さんが居ない。

どうしたことかと探してみたら、

少し離れた草むらのてっぺんに、さらに美しくて大きな巣を作っていた。

「一晩で作ってやったのさ」

逞しいね、お銀さん。

 

そうして、また社に戻ると、

やっぱり私は、妙子が気にかかる。

妙子は独りぼっちで、オスとも出会っていない。

 

ジョロウグモの寿命は短い。

春に羽化し、秋に巣を張り、初冬になれば産卵して死ぬ。

 

そうなれば、もう時間はない。

妙子、ここではない場所へ、勇気を出して飛んでいけ!

そう願わずにはいられない。

 

って、私は暇か?暇なのか?

それは置いておいて、

もうすぐ冬だ。

キイロちゃんは冬を乗り越えて欲しいし、

ジョロウグモたちは、無事命を全うして欲しい。

 

そんな我が家は、

ホットカーペット、始めました。

 

始めたら、

のん太が、ダメになったよ。

 

ついでに炬燵もセットしたので、

また、し烈な場所どりが始まりつつある。

後ろのうんこ・・・狙ってる目や!

 

のん太「ここは、のんの陣地らぞ」

さて、そんなにうまくいくかな~?

女は、強いぞ~。